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李鐘會(イジョンフェ)/会員

シアトル闘争に見る国際連帯運動の地形

われわれは現在、世界的に形成されている運動地形、すなわち労働運動と社 会運動そして政治運動の流れを、1999年12月シアトル闘争以後のワシントン、 プラハ、ポルト・アレグレにつながる一連の闘争と会議に読むことができる。

シアトル闘争には、米国労総(AFL-CIO)が参加した。資本が自由に移動しなが ら、第3世界搾取工場を温存させて米国など先進国内の労動条件を一層低下さ せる典型的な資本世界化にAFL-CIOが反対に乗り出たのである。しかし反共主 義労組の核心であり、社会保険的性格を抜け出さないAFL-CIOは、新自由主義 世界化に全面的には反対しなかった。彼らは単に自国をはじめとする先進国 の労働者の権益確保にしか関心がない。すなわちシアトルでは、リバプール の港湾労働者等の闘争に見られた新しい連帯闘争の流れや、韓国などの戦闘 的労働組合運動の形跡はほとんど見えなかった。

シアトル闘争は、女性、環境、人権、原住民運動などの社会運動によって主 導された。68革命の失敗以後、全面化することになる新社会運動や新自由主 義構造調整と、世界化を強制した資本によって移植(?)された市民運動の土壌 の下で培養された、より戦闘的な社会運動により主導されたという点は皮肉 だ。しかし、一部のアナーキストを除いては、制度/非制度的左派の役割は見 えなかった。むしろ大衆運動に強制されている最近のフランス、ポルトガル、 スペイン、スコットランド、トルコなどヨーロッパを中心とする政治的左派 の新しい胎動と結集を注目する必要がある。

ネットワークされる地球的民衆連帯

最近、1990年に入って表面化している新自由主義構造調整と世界化に反対す る闘争は、不定形から定形的姿を見せて表面化している。北米自由貿易協定 発効に対抗して蜂起したサパティスタ原住民等の闘争、そしてEU統合のため のマーストリヒト条約を阻止するためのヨーロッパ労働者の闘争と共に、資 本と商品移動の障壁をなくす投資/自由貿易協定に反対する闘争は、全米自由 貿易協定(FTAA)反対闘争、そして韓/米/日自由貿易協定反対闘争につながっ ている。

そして、新自由主義世界化を構造的に強制する第3世界債務蕩減運動と金融資 本に対する課税運動などがネットワークされている。1996年、サパティスタ により提案された新自由主義反対大陸間会議以後、主要事案と争点、闘争を 媒介とした一連の会議を通じた地球的民衆連帯も定形化されている。

代案的秩序を展望して

極度に集積/集中した資本運動に対抗する流れは、根本的に労働運動と政治的 左派運動の階級的復元と国際的連帯に始まらなければならない。したがって、 韓国労働組合運動は、戦闘的、階級的に自身を再確立しなければならず、国 際自由労連(ICFTU)のような既存の労働組合の国際連帯に代わる新しい国際連 帯秩序を構築しなければならない。それは当然、これに基盤した政治的左派 運動の本来の姿と噛み合っている。一方、一国的/地球的水準でその比重が拡 大している社会運動に対する階級的再編も重要だ。

一国的水準での階級的/政治的任務と国際連帯は同時に追求されるべきだが、 フランスの運動は私たちに多くの示唆を与える。マーストリヒト条約の財政 赤字部門に対する協約を闘争で阻止した労働組合運動と新自由主義資本蓄積 運動の副産物の失業者運動の組織化、これに対する労働組合運動の連帯、金 融資本に対する課税運動を通じた広範囲な社会運動の組織と国際連帯。そし てこうした運動の背景をなす政治的左派運動グループ、彼らの連帯で成し遂 げたヨーロッパ議会進出などがそれだ。

資本の世界化に抵抗して代案を模索する闘争とネットワークは、一国的水準 での闘争と組織の背景を共にしなければならない。そして、資本の自由主義 的な流れを強制する地域ブロックは、今後激化する内部での競争にさらされ た時、資本の自由主義的な流れを否定する巨大な障害として登場するだろう。 したがって、資本の地域ブロックに対応する労働の共同体的なブロックで対 応しなければならない。これが韓国労働運動と政治的左派運動が、アジア地 域の階級運動と連帯しなければならない主要な理由だ。

http://www.pwc.or.kr/pwc_news/pwc-news16/16-10.htm


Created byStaff. Created on 2001-04-17 13:26:01 / Last modified on 2005-09-05 08:10:24 Copyright: Default

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