故イギョンヘ氏の遺骸、峨山病院に安置、殯所用意

19日追慕大会、 20日「世界農民葬」で告別式の予定

イミンスク記者

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WTO五次閣僚会議が開かれたメキシコのカンクンで農業交渉反対を要求して自決した故イギョンヘ氏の遺骸が18日午前8時頃、仁川国際空港貨物庁舎B棟に到着した。

李氏の遺骸は、米国現地空港側の事情で当初の予定時刻6時50分より 1時間30分程遅い8時5分に米国ロスアンゼルス発の貨物機GR2877便で入ってきた。

△WTO五次閣僚会議が開かれたメキシコカンクンで一方的な農産物開放に反対して自決した故イギョンヘ氏の遺骸が仁川空港に到着した。(C)民衆の声キムチョルス

貨物庁舎を出ると遺影を持った運柩団が太極旗2枚で覆われた故人の遺骸をかつぎ、その場で簡単な路祭を行った。遺族とソジョンウイ会長をはじめ歴代韓農連会長団と農民団体等、 400人あまりが殺到した中で故人に対する追悼をした。

韓農連のソジョンウイ会長は追悼の辞で「'WTO Kills Farmers'を叫んで散花して行った故イギョンヘ烈士の死は、WTOをはじめとする強大国中心の一方的な貿易秩序再編に制約を加えた義挙」とし「政府は、世界貿易機構と強大国の不当な農業開放圧力に屈服せず、 400万農民のために代弁しろ」と話した。

ソ会長はまた「閣僚会議は不発に終わったが、合意されなかった宣言文を土台として再び議論される火種は相変らず残っている」とし、「韓国農民団体は、世界貿易機構会議に政府の参加を拒否する」と明らかにした。

30余分間進められた追慕祭が終わり、李氏の遺骸と運柩の行列は、殯所が作られたソウル松坡区ソウル峨山病院霊安室に向かった。

△故人の遺族らが鳴咽している。(C)民衆の声キムチョルス

現在、故人の遺骸はソウル峨山病院内の霊安室地下1階10号室に安置され、殯所には「農民運動家・故イギョンヘ烈士よ、やすらかに眠ってください」と書かれた懸垂幕と共に、盧武鉉大統領、金大中前大統領、新千年民主党チョンデチョル代表、ハンナラ党チェビョンリョル代表、民主労働党権永吉代表と丁世均国会議員等、各界各層から贈られた花輪がある。

農民運動家故イギョンヘ烈士追慕と葬儀関連全国農民連帯日程

9月18日午前8時頃遺骸到着

9月19日午後6時ソウル光化門で追慕大会開催

9月20日午前9時出棺(場所:ソウル峨山病院)

午前10時告別式(場所:ソウルオリンピック公園内の'平和の門'前広場)

午前11時30分葬地の全羅北道長水に出発

午後4時路祭予定(全羅北道長水郡庁前)以後下棺

□故イギョンヘ農民烈士霊安室案内

霊安室:ソウル峨山病院内の霊安室(オリンピック大橋近隣)

問い合わせ電話:(02)3401-6543(韓農連中央連合会事務室)