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双竜車復職待機者、休職延期の通知に「予定通り出勤」

現場労働者、工場の中でプラカードデモに突入

キム・ハンジュ記者 2019.12.26 14:13

双竜自動車と企業労組が復職待機中の労働者の休職延長に合意した中で、 解雇者たちは来る1月、予定通りに出勤する意向を明らかにした。

金属労組双竜自動車支部のキム・ドクチュン支部長はチャムセサンとの通話で 「復職は社会的大妥協、労労使政の合意」とし 「したがって復職待機者の47人は出勤が予定されていた1月に 工場に出勤する」と話した。

[出処:金属労組双竜自動車支部]

先立って双竜車と企業労組は再入社者47人に対する休職延長を24日に合意した。 休職期間は2020年1月1日からだ。 休職終了日は「ラインの状況によって今後労使が合意」することにした。 双竜車整理解雇問題をめぐり、労労使政が昨年9月に合意した 2020年1月の復職約束を破棄したのだ。

社会的大妥協で約束された双竜車解雇者の出勤予定日は1月3日だ。 3日は新年と週末の間で代替休日に指定される可能性が高い。 そのため解雇者は実際の出勤日と予想される6月に予定通り出勤するという立場だ。

キム支部長は 「双竜車整理解雇問題は、すべての国民が力をあわせて2018年に社会的合意をした。 だから出勤(復職)はそのまま進められる」とし 「この日、社会的合意のために汗を流した各界各層が集まって立場を発表する記者会見も開く予定だ。 労労使政合意の不履行を通知した会社の糾弾も必要だが、 合意主体だった政府にも合意履行の監視と責任を全うしろという声をあげたい」と伝えた。

合わせてキム支部長は現在、復職のために多くの準備をしている組合員が一番心配だといった。 双竜車整理解雇事態は今まで30人の犠牲者を出した。 キム支部長は 「復職のために(工場がある)平沢に引っ越した人もいる。 現在(休職延期通知で)多くの組合員の心理的な不安が増幅されている状態だ。 現在、支部では持続的な組合員懇談会で、多くの話を交わしている」と説明した。

▲キム・ジョンウク金属労組双竜自動車支部事務局長が26日双竜車工場の中でプラカード デモを進めている。[出処:金属労組双竜自動車支部]

「休職延長は社会的合意は欺瞞」1人デモ

支部のキム・ジョンウク事務局長は12月26日午前7時頃、 工場の中で1人デモをした。 キム事務局長は「10年ぶりに工場復帰、期限なき休職延長、社会的合意は欺瞞だ」と書かれたプラカードを30分間持った。

キム事務局長はチャムセサンとの通話で 「社会的合意で復職が決定した47人の当該と話しもせずに一方的に休職延長を通知し、 苦痛を与えている」とし 「(復職待機者は)当然予定された日に出勤しなければならない。 解雇者復職のために明日(12月26日)からはさらに多くの人が プラカードデモに参加するだろう」と明らかにした。

一方、今回の労使合意に対する現場の反発も少なくない。 12月26日、「双竜車現場製造職議長団一同」として配布された宣伝物には 「解雇者48人の復職が挫折した」とし 「今回の合意は個別の労使合意ではなく 対国民合意だったという点で、 今回の労使の出来事の処理は非常に大きな自ら失敗を招く手法として作用するものと見られる」と明らかにした。

同時に双竜車と企業労組が用意した自救案には、 1人当り年間1800万ウォン規模の賃金削減を骨子としているが、 この日配布された宣伝物には 「『賃金返却案』は個別賃金なので総会で決定されるべきだが、 代議員大会で承認された事実がない」とし 「手続きと過程で明白な違法を行っている今回の同意書は、 即刻廃棄されなければならない」と書かれた。

[出処:金属労組双竜自動車支部]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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