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民主労総「文在寅大統領は、参与政府の誤りを踏襲するな」

退陣行動は保守勢力連立政権を警戒

キム・ハンジュ記者 2017.05.10 11:27

民主労総が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の当選を祝う一方、 盧武鉉政権の時に起きた非正規職量産、労働弾圧を踏襲するなという 声明 を発表した。

[出処:チャムセサン資料写真]

民主労総は5月10日「文在寅大統領当選と新政府発足を祝う」とし、 「文在寅政府はキャンドル大統領選挙で多数国民の支持で発足したが、 1700万キャンドルの要求は政権交代そのものではなく、新しい大韓民国を作ろうというものであることを忘れてはならない」と伝えた。

また「民主労総は参与政府の時に労働が踏みにじられた痛恨の苦痛の時間を忘れない」とし 「参与政府は朴槿恵(パク・クネ)と共謀した財閥権力の腐敗と貪欲を統制できず、 『ヘル朝鮮』を象徴する非正規職千万時代を作った責任から自由ではない」と明らかにした。

合わせて「民主労総は進歩政党候補の中で歴代最多の得票をした沈(シム)サンジョン候補と、 最後まで完走した金先東(キム・ソンドン)候補の善戦が進歩政治の基盤を大きく拡張したという面で大きな意味を付与する」とし 「二人の進歩候補が得た票の意味は、社会大改革課題を右往左往せずに推進しろというキャンドルの初心であり、 文在寅政府の改革の方向を強制するもの」と伝えた。

民主労総のハン・サンギュン委員長も獄中書信を通じ 「文在寅政府発足を監獄の中から祝う」とし 「文在寅政府は参与政府第2期ではなく、異なる道を歩いていくように願います。 27日間高空ハンスト闘争をした労働者の要求、 二極化と不平等を解消するための最低賃金1万ウォン、 非正規職問題解決、労組の権利といった切迫した労働議題を後回しにせず、 労政交渉により解いていく新政府の意志と真情性を見せてくれることを期待します。」と伝えた。

朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)は、 「キャンドル民主主義の力で腐敗した権力を変えた歴史的な瞬間を歓迎する」とし 「市民は財閥問題、弱者と少数者に対する嫌悪、戦争の威嚇を体験し、 社会全体を変えなければならないと考えたのでキャンドルを持った。 今回の大統領選挙はその過程の一つでしかない。 文在寅政府は、行動する市民と共に社会を変化させる課題を抱えている」という声明を発表した。

また、退陣行動は「新しい政府はみだりに和合と容赦を語るな」とし 「新しい社会を共に作る人々は、積弊勢力ではなくキャンドル市民であり、 汗を流して働く労働者農民、積弊勢力に苦しめられ、涙を流してきた人々」だとし、 保守勢力との連立政権を警戒した。

一方、4・16連帯セウォル号惨事家族協議会は 「大韓民国の政治が非正規職、障害者、青年、女性、少数者、労働者、農民、貧民など、 大韓民国の隅々で苦しんでいる国民の涙をまず拭ってくれる政治になることを希望する」とし △セウォル号未収拾者の完全な収拾、 △セウォル号特調委の再稼働による真相究明、 △国家次元のセウォル号記録、追慕事業などを文在寅政府に要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-05-11 08:30:43 / Last modified on 2017-05-11 08:30:44 Copyright: Default

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