江汀村、クロムビ発破『不許可』総力戦
済州道住民説明会失敗... 警察側「書類上の問題がなければ...」
チョン・ジェウン記者 2011.12.06 17:01
国防部が海軍基地設計の誤りを一部認めたにもかかわらず、クロムビ岩発破を
申請し、警察側がどんな決定をするのか帰趨が注目される。
2009年に国防部と国土海洋部、済州道が海軍基地の建設に関して締結した基本
協約書が二重締結だという疑いが急速に広がっているうえ、基地設計の誤り、
つまり15万トン級クルーズの入港と自由な旋回ができないことがわかり、
江汀村会、氾国民対策委、宗教界、平和運動家はクロムビ発破を即刻中断しろと
強く抵抗している。
海軍基地陸上工事業者のデリム産業が12月1日に約20トンの火薬でクロムビ岩の
一部を発破する計画を申請したことにより、西帰浦警察署は明日(7日)までに許可
するかどうかを決める。
警察署長、面談『回避』... 村会反発
30分の面談で警察は「書類上の問題がなければ棄却は困難」
江汀村会長「設計ミスを海軍も認めたのに発破はおかしい」
カン・ドンギュン江汀村会長とコ・グォニル海軍基地反対住民対策委員長、
平和と統一を開く人々(平統サ)のキム・ジョンイル前事務局長などは12月6日
午前9時頃、カン・ホジュン西帰浦警察署長に抗議面談をした。カン署長に
海軍側のクロムビ発破許可申請を棄却するよう要求する内容の文書と村住民の
意を伝える計画だった。
だがカン署長との面談はできず、もめごとの末に発破許可申請を担当するキム・
ベクチュン西帰浦警察署生活安全課長などの実務者との面談が行われた。カン
会長たちは、「当初は昨日(5日)面談する予定だったが、警察側が一日延期して
くれと言うので、今日きた」とし、「ところが警察署長が席を外して逃げるとは
どういうことか」と叱責した。
30分ほどの面談で、警察側は書類上の問題がなければ受付ない名分はないとい
う立場を示したという。
面談の後にカン会長は、「まず警察署長が住民との対話をするべきなのに、逆
に住民がまず対話しようといったのに、署長が回避した」と叱責し「今現在、
鶏龍大による海軍基地設計上の誤りの指摘を海軍側が認めた状況で、発破する
のはとんでもない」と断固として話した。
カン会長は続いて「公共の安寧と秩序を守る警察なら、問題を提起して、十分に
発破申請を棄却できるはずだ」とし「発破申請を許可すれば住民間で摩擦と対立が
起きることを明らかに知りつつ、許可すれば警察は職務遺棄だ」と主張した。
またカン会長は「発破申込書には、海軍基地ではなく民軍複合港観光美港となっ
ている。15万トン級クルーズも入れない設計が証明された場面で、何が民軍複合港
観光美港か。国民を欺くものでしかない」と批判した。
済州島のクルーズターミナルなど『住民説明会』が住民の反発で霧散
海軍基地賛成住民4人、公務員など約20人が出席
江汀住民「順序が違うにしても違いすぎる... いますぐ中断」
また、海軍基地設計の誤りが確認され、済州特別自治道(ウ・グンミン知事)の
T/Fチーム最終報告書が出ていない状況で、済州道は西帰浦市江汀港のクルーズ
ターミナルと艦上公園住民説明会を開こうとしたが、江汀村の住民がこれを
阻止した。
済州道は、6日午前10時30分、西帰浦市キムジョン文化会館で『西帰浦クルーズ
ターミナルおよび艦上公園造成の基本および実施設計委託の事前環境性検討と
住民説明会』を開いた。説明会に参加した村住民は、軍民複合型観光美港の検証
も終わっていないのに、何が住民説明会かと反発した。
カン・ドンギュン会長をはじめ、村住民、映画評論家ヤン・ユンモ氏などは
「順序が違うにしても違いすぎる」とし、「鶏龍大での実務協議の過程で海軍
基地の設計に重大な誤りが発見され、海軍も認めたが、済州道が住民説明会を
開く底意は何か」と抗議した。
カン会長は続いて「当然、説明会は保留すべきで、いますぐ中断しろ」と強く
要求し、村住民は席を立ち担当職員に「この事態は誰が責任を取るのか。直ち
に出て行け」と怒鳴りつけた。また、この日、公務員と賛成側住民4人が参加し
た説明会のどこが『住民説明会』かとも批判した。
ユン・サンヒョ住民は「海軍基地にすると言い、2009年軍民複合型観光美港と
いって、それもできずにもう3年が経った。3年間、何をしたのか」と叱責し
「世界にも民間が軍と一緒に使う港がどこにあるのか」と問い質した。
▲カン・ドンギュン江汀村会長(写真)、映画評論家ヤン・ユンモ氏などの住民はあちこちで住民説明会を中断しろと抗議した。結局説明会は失敗し、住民は集団で退場した。
これに関して済州道港湾開発課のイ・ヤンス事務官は「今回の説明会は、港湾
基本計画による最初のボタンだ」とし「すぐ事業には入らず、軍民複合型観光
美港がきちんと進まなければ今回の事業もしない」と釈明した。
カン会長は「2007年から済州道庁は、海軍基地推進の過程での説明会はずっと
儀式だった」とし「すでに最初のボタンを掛け違えたし、今回の説明会はボタ
ンを直さず、また間違ってかけるもの」と批判、結局住民説明会は11時15分頃
に中断された。
記者会見団、「済州道は沈黙せず、クロムビ発破中断を」
カトリック連帯、クロムビ岩の発破申請は「破廉恥な行動」
宗教界、海軍基地阻止氾国民対策委、全国対策会議、邑面洞対策委など、12の
団体も12月6日午前11時30分頃、海軍基地工事現場正門で記者会見を行い「クロ
ムビ発破計画は法的な手続きを無視した工事強行」とし、即刻中断を要求した。
記者会見団は、「済州道は関連の専門家で構成された独自の検証チームを稼動、
15万トン級クルーズ船舶は海軍基地に入出港できないことを確認した」とし、
「与野同数の国会予算決定特委の海軍基地調査小委でさえ、港湾設計の誤りを
指摘し、補完を要求した」と主張した。
続いて「法的な手続きも、江汀の住民の意見も、その上、済州道の意見も完全
に無視して工事を強行し、何が何でもクロムビ海岸の本格的な発破を強行しよ
うとしている」とし「海軍は今からでも港湾設計の誤りを公式に認め、不法な
工事とクロムビ発破計画を即刻中断しろ」と要求した。
済州道、政府、政界にも、クロムビ発破計画中断に積極的に動くよう要求した。
彼らは特にウ・グンミン済州道知事に「最近まで、海軍のクロムビ発破に対し
て済州道の反対の立場は固く見えたが、今、海軍が発破許可申込書を提出した
が、済州道庁は沈黙している」とし「港湾設計の誤りが確認された状況で、む
しろまず済州道がこれについて問題提起をすべきではないか」と批判した。
5日と6日の2日間、『全国集中生命平和ミサ』を行ったカトリック連帯も、この
日に声明書を発表してクロムビ岩発破申請と済州海軍基地工事強行を糾弾した。
カトリック連帯は声明書で「生活の基盤を失う江汀村の住民の切実な希望で、
韓国天主教会全国15教区の正義平和委員会と、男女修道会、韓国カトリック主
教会の正義評会委員会の一致した決定、さらに韓国の生命と平和を愛する多く
の国民の一貫した願い」とし「海軍基地に反対する」と伝えた。
続いてクロムビ岩発破申請について「破廉恥な行動」とし「明白な誤りなのに、
まずクロムビを壊し、コンクリートを注ぎ込むという海軍と建設資本の貪欲と
無知は、愚かで重大な罪を犯す結果を招く」と主張した。
一方、平和運動家たちは、海軍基地工事現場と江汀入り江、済州市内のあちこ
ちでクロムビ発破を許さないという内容で、三歩一拜、1人デモなどを続けてい
る。(記事提携=メディア忠清)
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created on 2011-12-07 08:50:48 / Last modified on 2011-12-07 08:50:51 Copyright:
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