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韓進重労働者、『本当の連帯』のために江汀村へ

[インタビュー]イ・ヨンデ組合員、「連帯勢力が帰る時のむなしさを満たしにきました」

済州=チョン・ジェウン、ユン・ジヨン記者 2011.09.29 20:03

青い作業服を着た『スマーフ』、イ・ヨンデ韓進重工業労働者が江汀村にきた。

もう二回目の訪問だ。最初の訪問は『平和飛行機』での2日間の連帯で終えた。 だが二回目連帯訪問は決心してきた。韓進重工業も苦しい闘争を続けているが、 一週間以上は連帯闘争を続けると決心をした。

決心した通りに、もう5日間、韓進重工業闘争と同じほど熱心に江汀闘争に連帯 している。村の住民が西帰浦市で三歩一拝をした時も、毎朝の海軍基地工事現場 正門前の百拝にも、キャンドル文化祭にも、1人デモの現場にも、いつもイ・ ヨンデ組合員がいる。苦しい時に、たった一人でもここで連帯闘争をする理由は、 『本当の連帯』をしたいからだと言う。

「連帯勢力が引き潮のように出ていく時のむなしさを満たしてあげたかった」。

韓進重工業の労働者は、誰よりも連帯の大切さを知っている。韓進重工業では、 双竜自動車に続いてまた大量解雇が行われ、キム・ジンスク指導委員が85号 クレーンに上がった。問題解決の糸口が見えない孤独な戦いが続き、闘争は 長引き、韓進重工業支会は四面楚歌の状況に直面した。

その難しい状況を闘争局面に転換させたのは、まさに『希望バス』という連帯 の力だった。不特定多数の連帯勢力が、韓進重工業の整理解雇問題を全国に伝え、 自発的な行動を始めた。『希望バス』という連帯で、イ・ヨンデ組合員が本当の 『希望』を見た瞬間だった。

「私たちの闘争は孤立していました。行政代執行が終わり、組合員は用役に 殴られ、人扱いもされませんでした。本当にこのまま闘争が終わるのか、このまま 死ぬのかという危機感が広がりました。その時に1次希望のバスが組織され、 みんなが集まって韓進重工業の塀を乗り越えました。その時に感じた感情は、 『ああ、助かったんだ』でした。新鮮な衝撃と共に安堵感が押し寄せました。

その衝撃と安堵、希望のバスの力が、私たちの闘争にまた火をつけました。 連帯の重要性を切実に悟った瞬間でした。それで江汀に来ました。闘争が長期化し、 それと共に低迷期に入れば、なおさら連帯の力が重要です」。

イ・ヨンデ組合員はこれまでに彼がもらった連帯の力を他の闘争現場にも伝え たいという。だが彼が伝えたい力は、闘争する人々ともっと密着し、空いた 空間を満たすような根気強い連帯だ。

「希望バスが終わり、みんなが引き潮のように帰った時、恐れを感じました。 救社隊と用役の侵奪は続くのにという心配と、用役の報復性行動が恐かったんです。 希望バスが帰っていく姿を見て、胸の中から何かが抜け落ちたようで、 むなしくなりました。

それで江汀村の住民と約束しました。9月2日に江汀村に到着し、11時のミサの 時にマイクを持ちました。その時、『希望バスの後、みんなが引き潮のように 帰っていく姿を見て、むなしさを感じた。ここではそんな思いをしいように、 時間がある限り、住民と活動家と一緒にいる。孤独な闘いにはさせない』と 話しました。そしてその約束を守りたくて、また来たのです。長くはない 時間ですが、本当に人々と一緒に熱心に闘争したいです」。

「江汀村と韓進重工業、資本と政権の暴力」

イ・ヨンデ組合員に続いて、9月30日、午前6時15分の飛行機で韓進重工業の 労働者たちが江汀村に到着する。5人になるのか、10人になるのか分からないが いつも連帯勢力は闘争現場には大きな力になる。特に一番つらく苦しい闘争を している二つの現場が出会い、連帯することは大きな意味がある。

「私が江汀村で闘争をすることについては批判的な見方もあります。一部の 解雇者は、『先輩はここにいる時ではない。散った組合員をまとめて組合員の 意見の衝突を調整しなければならない』と言います。その通りの指摘で、有難い 指摘です。しかし私たちが一番孤独でつらかった時、連帯勢力の助けがあった ではありませんか。私たちの闘争がまだ孤独でつらく、支援を受けてばかりは いられません。今、彼らが孤独な時、私たちが助けなければいけません。 そうすることで、もっと大きな力を発揮できるのです」。

韓進重工業と江汀村海軍基地闘争の現場は、大きな問題になって、韓国社会で 最大の宿題になった。重要なことは、2か所の闘争はどちらも『一方的な』姿で 暴力を振るう権力への怒りから始まったということだ。

▲ヨ・ギュンドン監督のラジオ21生放送に出演したイ・ヨンデ組合員.

「江汀村海軍基地問題も、単に住民や済州島だけの問題ではありません。韓進 重工業の整理解雇問題も、韓進重工業労働者だけのものではありません。誰に でも起きることで、いずれにしても影響を受けるのです。

また2か所とも、政府や資本が一方的に無力な人々に暴力をふるっています。いくら 整理解雇は殺人だと叫んでも、労働者が死んで、憂鬱症にかかっても、資本は 整理解雇を強行し、政府はこれを助けます。江汀村も海軍基地建設で自然が 破壊され、住民の生活が悪化しても、政府はこれを押し通すでしょう」。

さらに大きな闘争、さらに大きな連帯のために

同じような抑圧を体験し、同じような闘いをしているイ・ヨンデ組合員にとって、 現在江汀村闘争の姿と、補完すべき点を聞いた。彼は自分が経験した経験を基礎に、 小さな連帯を集めることから対政府闘争までのノウハウを語った。

「済州道の大学生との連帯を考えなければなりません。済州地域大学の総学生会と 連係して、学生の活発な宣伝戦、闘争を引き出さなければなりません。今、 戦っている村の住民はほとんど50歳から80歳の人たちです。彼らと少数の活動家 だけに闘争を任せることはできないでしょう。大学生の活動力と良いアイデアで 共に戦う体系を作ることが重要です。

そして政治的な圧迫に対し、組を作って道議会や市議会、党舎、国会議員事務室 などで毎日ピケッティングと宣伝戦などをして、持続的に戦うことも重要です。 特に済州地域の市民にも、まだ海軍基地問題は積極的に広報されていませんが、 彼らにももっと海軍基地の問題を伝えなければなりません。済州地域の市民社会が すべてここに集中し、組織的な闘いをしなければならないからです」。

しかし事実上、全地域的な戦い、全国的な戦いを作るのは容易ではないだろう。 市民の関心と参加を引き出す世論戦も困難な過程を経なければならない。特に 長期闘争現場では、闘争動力を維持することが一番難しい。なおさら大衆組織や 団体、関心を持つ人々に手を差し出してもらうことが必要だ。そのためイ・ ヨンデ組合員は、上級団体の民主労総や金属労組へのさびしさを吐露した。 『ぜひこのことは入れてほしい』という彼の話は何だろうか。

「民主労総は、全国民を相手にする組織でしょう。労働者はソウルにもいて、 済州島にもいて、江汀にもいます。江汀の子供は労働者の子供です。それなのに 民主労総は、江汀問題には関心がないようです。声明書一つを発表するのも 難しいようです。

韓進重工業問題も同じです。韓進重工業問題がこうなるまで、民主労総と金属 労組は一度でもゼネストをしたことがありますか? 闘争もせず、連帯もせず、 民主労総と金属労組を脱退したい気持になります。チェ・ギリョン韓進重工業 支会長が金属労組に『金属労組は何をしたのか』と言ったそうです。チェ支会長は、 誤った決定をした人なので認める訳には行きませんが、その言葉だけは本当に 同感します。今からでも民主労総が江汀問題と韓進重工業問題に積極的に 動くべきです」。(メディア忠清、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-01 11:09:59 / Last modified on 2011-10-01 11:10:11 Copyright: Default

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