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島を守る人々と済州軍事基地反対闘争

[寄稿]海軍基地の主な目標はイージス艦の駐留

ペク・クハン(ハワイ) 2011.09.07 19:08

国内外を問わず、済州海軍基地反対闘争への関心が高い。9月3日〜4日江汀村で 大規模な2日間の平和イベントが開かれた時、済州地域ばかりか他地域の取材陣 が押し掛け、英国BBC、イランの英語放送プレスティーブなども取材した。

このように江汀村住民と平和運動家の闘争が全世界に広がっるなか、ハワイに 住む在米同胞ペク・クハン氏が地域インターネット新聞「Garde Islandに基地 反対戦いを紹介し、意見を出した。特にハワイに居住する人は、ハワイの軍事 基地と済州軍事基地の間に『とても強い関連性』があると言う。合同取材チーム はペク・クハン氏の寄稿文を載せる。(編集者 注)

1960年代に韓国にいた幼い時、わたしたちは朴正煕独裁体制の下で暮らしてい た。10時の通行禁止以後、誰でもが逮捕された。政府に抗議すると人々は失踪 した。多くの人々が民主主義と人権のために闘争して死んだ。

今日、韓国の人々は自分たちが今、享受している自由を生み出した闘争を生き た記憶として大切に保管している。そのような犠牲があったから、彼らはその 自由を決して放棄しないだろう。

したがって、民主主義を愛する粘り強い韓国人がまた闘争しているのは、決し て驚くことではない。今回は4年間、夜昼ノンストップの闘争だ。彼らは済州島 で巨大な軍事基地の建設を防ぐことに決意した。ユネスコが世界の自然遺産に 指定した場所が三個所もある大切な地域である済州のクロムビ海岸にセメントを 注ぎ込んで作る海軍基地に反対しているのだ。

環境的に豊富な海岸地帯は数千年間、島の人たちを食べさせ、生かしただけで なく、済州の海女の生活の基盤でもあった。海女は長い間水中にいて、あらゆ る種類の海の宝を採ることで有名だ。韓国がひどい貧困に苦しんでいた時期に も、亜熱帯の済州島は常に天然資源が豊富で美しく、誰も「貧しい」と感じな かった。

偶然かどうか分からないが、済州島の問題とハワイの間にはとても強い関連が ある。読者もご存知の通り、済州島に海軍基地を作る主な目標は、イージス駆 逐艦を駐留させることだ。まさにここハワイの太平洋ミサイル基地でイージス ミサイル製造業者がすべての製品試験をすることになる。

8月29日、ダン・イノウエ上院議員がハワイを訪問し、新しいイージス艦試験場 について、「われわれは殺傷ではなく防衛のために試験する」と明らかにした。 イノウエ議員は、「いくら多くの人々が抑圧され、またはいくら多くの砂浜が 破壊されても、われわれは殺傷ではなくロッキードマーティンとレイティオン (軍事企業)の利益を増大させるために試験をする」と言う方がもっと正確だろう。

4日後の9月2日、私は韓国の友人から、イージス駆逐艦プロジェクトから済州の 自然を守る江汀村の平和キャンドルに大々的な攻撃があったという話を聞いて 衝撃を受けた。

頭からつま先まで重武装した韓国の戦闘警察1000人が、現場に建設作業者が接 近することを阻止した老若男女を攻撃した。少なくとも50人のデモ者が逮捕さ れ、ここには村住民、カトリック神父、大学生、訪問中の芸術家と市民記者も いた。数人が負傷して入院している。友人が言うには、「われわれは民主主義 のために懸命に闘った。そして今はこの闘争だ。まるで独裁時代に戻ったよう だ」と言った。

▲2日未明に警察兵力が投入され、全国から集まった人々が2日間の平和イベントを開こうとすると、警察は鎮圧棒と盾を持って村の所々を闊歩した。

▲2日未明、警察兵力の投入に丸腰で抵抗する住民、平和運動家.

韓国人が怒ったもうひとつの理由は、政府はイージス技術が北朝鮮から彼らを 保護すると言っているからだ。しかし済州島から発射されるイージスミサイル は、北朝鮮には効果がない。なぜなら北朝鮮のミサイルはとても低い弾道で飛 んでくるためだ。1999年の米国議会への報告で、米国務部はイージスシステム で「短距離テポドン弾道ミサイルから韓国の北部2/3を防御できない」と確認した。

イージスが北朝鮮には何の効果がないのに、なぜ基地を作るのか? 問題は国防 ではなくミサイル販売のためだ(そして基地建設事業でサムスンと違った大企業 の利益が増加するだろう)。

▲2007年9月済州道庁の前で住民が海軍基地反対集会を開いている。[出処:http://cafe.daum.net/peacekj]

済州島の闘争(最近の世論調査によれば、済州道民の95%が基地に反対している)と 現在のグアムおよび沖縄の闘争の間にも強い類似性がある。こられ3島は、すべて イージス駆逐艦の駐留のために元に戻せない破壊行為の危険に直面している。

それでも闘争しない人はいるだろうか? 彼らも私たちのようにクロムビの岩、 大洋生態系、漁業を熱情的に愛する島の人だ。私はある済州の人々が天然資源 を守るために死ぬまで闘争するという話を聞いた。

今日、江汀村会長は他の人と共にイージス基地に対する非妥協的態度のために 監獄で苦労している。幸い、朝鮮半島内外の人が、抵抗運動を支持するために 済州島へ向かっている。

彼らのような平和の闘士がいなければ、もう砂浜も、珊瑚島も、魚もいなくな るだろう。何もなくなるだろう。彼らこそ、われわれの本当の保護者だ。 イノウエの詐欺の論理のように、ミサイル製造業者ではない。

国務省がアジア太平洋地域の軍事化を推進しているのだから、良心的な人は脱 軍事化を追求しなければならない。アレサ・カオヒの言葉のように、「内を見て 腐ったところをえぐり取らなければならない」。

原文:http://cafe.daum.net/peacekj

英語原文:http://thegardenisland.com/news/opinion/mailbag/article_16c56936-d6d5-11e0-8938-001cc4c03286.html

▲政府は警察兵力を投入し、クロムビから人々を追い出した後、海軍に工事を再開させた。海軍はすぐフォーククレーンを動員し、文化遺産クロムビ岩を壊して土を注いだ。フォーククレーンの後で住民と平和運動家が座り込み、食事をする食堂(右)から、ビニールハウス座込場3棟(左)が見える。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-09-09 00:36:14 / Last modified on 2011-09-09 00:36:15 Copyright: Default

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