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LNJ Logo 韓国:8月24日 済州江汀の記録
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愛する土地を守ろうとする江汀住民の人生は非常事態だ

[寄稿] 8月24日の警察による逮捕に関する記録

アン・ライト(Ann Wright) 2011.09.06 13:43

元米軍大佐で現在は平和運動家として活動しているアン・ライト(Ann Wright) 氏が、8月末に済州江汀(カンジョン)村を訪れて連帯の意を伝えて、軍事基地は もうこれ以上作ってはならないと強調した。アン・ライト氏が江汀村に滞在し ていた8月24日、海軍が基地工事再開を試み、住民が抗議すると警察はカン・ド ンギュン江汀村会長など5人を連行した。警察暴力の強制連行事態を見て連帯し た彼がその日の事を記録した。

一方、アン・ライト氏は2003年3月、米国のイラク侵攻前日、国防長官に国連 安全保障理事会の決議なく侵略して征服するのは国際法違反だと表明する内容の 辞表を提出した。その後、国際紛争地域の現場などで平和活動を行っている。 [編集者 注]

昨日8月24日、人々を呼ぶサイレンが鳴った。済州島の江汀村海軍基地正門に集 まれという信号だ。韓国海軍は、18隻の軍艦と2隻の潜水艦が駐留する海軍基地 の建設を望んでいるが、基地建設は原始的な美しさを持つ海岸線を破壊し海洋 生物を危険に直面させるだろう。地域住民と本土の活動家は、海軍基地建設を 阻止するために5年間、闘争をしてきた。

非常サイレン、村会長と活動家4人が逮捕される

サイレンの音は、非常状況を警告する津波のように聞こえる。本当に非常事態だ。 海軍基地の巨大な建設クレーンに押さえられた江汀村村会長を含み5人の活動家 が逮捕された。この巨大なクレーンは数年前、村住民の怒りを避けるため、 真夜中にひそかに基地に移された。重さが250トンにもなるこのクレーンが せいぜい50トンを支える橋の上(江汀川橋)に移された。村会長はこの不法 クレーンの稼動を阻止しようとしている。彼はクレーンを解体し、外部に持って いくことを望んでいる。村会長と、彼を助けるために駆け付けた平和キャンプ (クロムビ一帯)のコック長(江汀住民)と3人の活動家が共に逮捕された。

非常サイレンを聞いて、いちはやく60人が駆け付け、トラックと自動車、そし て体で海軍基地の正門を防いだ。他の人らは基地裏門に駆け付けた。ほとんど がミカン畑やビニールハウスからすぐ飛んできた地域農民だった。彼らは非常 信号を聞いて、すぐバイクに乗った。作業服を着替える時間もなく、帽子とゴ ム長靴を履いたまま駆け付けた。状況を知らせる携帯メールで人々に基地正門 に集まれという指令が下された。ツイッターは全世界の連帯活動家に非常状況 を知らせた。先週、国際平和キャンプが開かれ、ここに参加した活動家は状況 を知りたいといった。

基地正門の前で10人の市民が人間の鎖を作り、正門の前のポリスライン直前に 座り込んだ。ある市民は鎖を首にかけて基地正門を塞ぐトラックにつないだ。

群衆が警察の車を取り巻く

基地の入口封鎖の時に逮捕された活動家のうち4人が海軍基地から地域の警察署 に移された。村会長(カン・ドンギュン村会長)だけが基地の中に残っていた。 数時間後、群衆は他の入り口から基地を出ようとする警察の車を見つけた。そ の中に村会長がいた。群衆は急いで警察の車を追跡して止め、動けないように 体で車を取り巻いた。自家用車とトラックが駆け付け、警察の車を取り巻くこ とに成功した。

約60人の戦闘警察が棒と盾で武装して現れたが、どんな武器も警察の車を囲み 包囲網を構築した活動家を突破して道を空けることができなかった。戦闘警察 は兵役義務を遂行している新参のようだった。とても若く、脅えた表情だった。

市民はすぐ警察と警察の車を取り囲んで座り込んだ。時折警官が群衆を突破し ようとしたが、市民は立ち上がり、警察の盾の前で直接対抗した。女性たちは 老いも若きも最前線で警察の動きに抵抗し、激しく押し通した。

驚くべきことに、警察はデモ隊に棒を使わなかった。ある済州島の警察は、 4.3事件の歴史をとてもよく知っていると話した。2次大戦後で朝鮮半島の統一 を望む3万人以上の人々を共産党の同調者と見なした李承晩右翼政権により虐殺 された。内陸2マイル内側で発見された人は全員がゲリラと見なされて処刑され、 軍隊と本土から来た右翼青年団の作戦で民間人が被害を受けた。

島で暮らす警官の多くも18か月間(1947-48年)強行された4.3虐殺で親戚が殺害 された。小さな済州の警察は、重武装状態を負担に思う。こうした理由で先月、 韓国政府は海軍基地建設に反対する人々に放水銃と催涙弾を使用するため1500 人の本土警察を派遣した。

市民が警察を包囲した状態は5時間続き、村祭りのような雰囲気に変わった。腹 を立てた村会長夫人が車両に上がって、人々に夫を保護してくれと叫んだ後、 車の上から警官に身を投げた! 他のワゴン車の音響機器は4.3虐殺の歌などを 活動家に大音量で流した。夜8時、キャンドルがポリスラインの前に灯り、 キャンドル集会が開かれた。小さなグループごとに集まって座った活動家たちは 海軍基地建設を阻止するための次に対策を討論した。

活動家もワゴン車に鎖を巻く

正門の後で他の場面が演出されていた。警察が村会長を乗せた警察の車を保護 するため正門から道路側に押し通し、道が分かれてデモ車両が正門の前を通り、 橋の方向に動くと、幹線道路につながる入口を遮断した。チェーンを持った市 民が車両に近付いて、ワゴン車にからだを縛った。すると一群の警察がワゴン 車を包囲したが、何時間もワゴン車にからだを縛った人々を監視して疲れたの か橋のそばに座って休んだ。

警察の二重プレー

深夜12時頃に交渉が行われた。村会長と他の4人が西帰浦警察署に出頭して釈放 されるという条件だった。市民の集団は、警察と車両が動けるようにゆっくり 道を開いた。すべての市民がこの交渉に同意したわけではなかった。彼らは、 ひとまず村会長が警察の車で連れていかれると、他の手段がなくなると憂慮した。

彼らの考えが正しかった。50人の市民が村会長と他の活動家の釈放を待ち、 警察署の外で夜を明かした。しかし効果がなかった。警察は約束を破り、 2時頃、全員が留置場に閉じ込められた。

また一度の非常事態

そして今日の明け方、また非常サイレンが鳴り、人々はまた海軍基地建設現場 に集まった。クレーンの技師が重機を動かしていた。市民は基地に駆け付け、 クレーンの前に横になった。まだそのままの状態だ。

サイレンがまた鳴る。愛する土地を守ろうとする江汀住民の生も非常事態だ。

原文:http://cafe.daum.net/peacekj

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-09-07 03:37:23 / Last modified on 2011-09-07 03:58:23 Copyright: Default

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