本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:権永吉、進歩新党への統合を訴え不出馬を宣言
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1308868789823St...
Status: published
View


権永吉、進歩新党への統合を訴え不出馬を宣言

進歩新党の党員に覇権を謝罪、「統合進歩政党ですべての党職、公職に不出馬」

キム・ヨンウク記者 2011.06.22 13:29

民主労働党の権永吉(クォン・ヨンギル)院内代表が進歩大統合のために、進歩 大統合党ではどんな党職や公職にもつかないと宣言した。

権永吉院内代表は6月22日午前、国会の院内代表室で記者会見を行い、冒頭発言 で「『多数の横暴』という言葉は、絶対に今後の交渉過程と統合過程で出てき てはいけない」とし「統合政党の党内民主主義の確立が人事問題に発展すれば、 統合の道ははるかに遠のくだろう。譲歩に譲歩を重ね、統合の道、より大きな 進歩政党に進む道を選ぶようお願いする」と民主労働党の党員に訴えた。

続いて権代表は「今後建設される統合進歩政党では、どんな党職と公職も引き 受けず、白衣従軍して、ただ統合の道に身を投じる」という約束と共に、「目 をとじるその日まで統合進歩政党の党員として一緒にする」と明らかにした。

権永吉院内代表の不出馬宣言は、26日、統合の主な対象である進歩新党党大会 を前に、自身のすべてを賭けて統合を決めてくれという呼び掛けだ。これは、 進歩陣営内で進歩大統合政党が一部の有力政治家の国会議員作りという主張に 対し、懸命に実践を示し、自分から真正性を示すということだ。権永吉代表は 「民主労働党と進歩新党すべてが国民の前で一つに団結するところに真正性を 示すために、これから公職も、党職も受けないことを明らかにする」と再度 強調した。

これは進歩両党の分党事態に責任がある自分から、すべての権力を捨てなけれ ば、統合に反対する進歩新党党員の心を動かせないとという判断だ。

権議員は続いて進歩新党党員に謝罪の言葉も伝えた。彼は「分党の原因が党職 と公職の独占に始まったことを反省する」とし「私もやはり2007年の事を謝罪 する。党内政派関係の仲裁者だった私は、2007年大統領選挙の競選に出馬し、 仲裁者の役割を放棄した。その結果、党内の対立はさらに深刻になり、それが 分党に至るきっかけになった。それにより傷ついたすべての方たち、とりわけ 進歩新党党員の仲間の皆さんに謝罪を申し上げる」と明らかにした。

権議員はまた「統合進歩政党の建設が失敗すれば、国会議員3選でなく10選になっ ても何の意味もない」とし「統合進歩政党が誕生すれば、あの権永吉ではなく ても立派な方が公職につき、進歩政治の勝利を導くだろう」と明らかにした。

権永吉代表は、進歩政党が統合されなければどうするかという質問に「統合も できず、立候補するのは新しい罪を犯すこと」と釘をさした。

国民参与党、清算すべき歴史的課題をまず議論せよ

権代表はまた、国民参与党には進歩大統合の対象ではないと明確にした。彼は 「政党は執権のための組織体であり、理念と思想の結集体だ。進歩政党、民主 労働党10年の歴史は、働く人々のために作った道であり、進歩政党の独自的な 生存力を確保する闘争の道」とし「国民の政府の発足から参与政府まで、重要 な政策的対決があり、軍事独裁時期より多くの労働者が拘束された」と説明した。

続いて「17代民主労働党議員が国会に入っても、さらに激しい対決があった。 非正規職法が通過する時、民主労働党議員は苦しんだ。その対立は参与政府と の政策的な対立だった」とし「今後、進歩統合の道でそうした問題が整理され 清算されなければならない。清算されるべき歴史的な課題をまず議論しなけれ ばならない」と国民参与党の省察を強調した。

権永吉代表は、進歩新党党員にも「26日まで、統合に否定的な意見を持つ党員 と会い、統合の道に進もうと訴える」とし「私心を捨て、全てを下ろしたので、 行けない所もなく、会えない人もいない。統合進歩政党を支持するすべての人 と会い、進歩政党統合の隊列に参加しようと訴える」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-24 07:39:51 / Last modified on 2011-06-24 07:40:00 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について