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大邱青年ユニオン、「結婚退職」の金福酒に「N放世代助長賞」

「金福酒が青年の人生を無視すれば、青年も金福酒を無視する」

キム・ギュヒョン記者 2016.03.24 19:05

大邱青年ユニオンが女子職員への結婚退職強要の議論を起こした酒類業者金福酒に 「N放世代助長賞」を与えた。

3月24日午前11時、 大邱青年ユニオンは金福酒本社(大邱達西区ソンソ路)の前で 「2016年N放世代助長賞授賞式」のパフォーマンスを行った。 彼らは「金福酒は、結婚した女性は働けないというとんでもない慣習を守っており、 ある青年労働者は職場を放棄した」とし 「N放世代の悲劇は、青年たちが『やむを得ず』何かを放棄しなければならないという点」だと指摘した。

N放世代とは、恋愛、結婚、出産放棄(3放)、3放+自宅、人間関係放棄(5放)、 5放+希望、夢放棄(7放)、7放+健康、容貌放棄(9放)等を放棄しなければならない 現代の20〜30代世代をいう。

彼らは授賞の理由として、 ▲結婚前の青年労働者に退社を勧め、結婚か仕事かを選ばせ、決断力を高めてくれた点、 ▲デザインチームで働くデザイナーを販促チームに発令し、青年労働者が多様な力量を啓発できるようにしてくれた点、 ▲大邱地域で金福酒不買運動を起こし、地域民が多様な酒に接することができるようにしてくれた点を高く評価したと明らかにした。

続いて「生活の価値と夢を放棄しなければならないN放世代を越え、 これらすべてを達観する青年達観世代になる契機を用意してくれたため、 嬉しい気持ちで賞を与える」と明らかにした。

大邱青年ユニオン組合員の会社員キム・ヨンノク(33)氏は 「結婚して2年経ったが、まだ子供がない。 子供を生めば2人のうち1人は仕事を休まなければならず、経歴断絶と経済的に悩まないわけにはいかなかった」とし 「大邱人なのでチャムソジュを好きで、地域経済のためにも義務的に飲んでいた。 金福酒が青年に何かを放棄させたように、金福酒も何かを放棄しなければならない」と話した。

大邱青年ユニオンは「大邱地域のN放世代の悲劇はさらに深刻だ。 2014年婚姻・離婚統計によれば、大邱の婚姻減少数は8市道の中で釜山の次に高い。 2015年の大邱の出産率は全国平均より低い」とし 「働きながら結婚生活と育児を併行できる良質の雇用がなければ、さらに多くの青年が結婚と出産を放棄するほかはない」と指摘した。

続いて「(われわれは)今後、大邱慶北女性団体連合の不買運動に積極的に参加する。 N放世代を助長する金福酒が青年の人生を無視するのなら、 青年たちも金福酒を無視する」と明らかにした。

大邱慶北女性団体連合などの大邱地域市民団体は、 3月17日からSNS等を通じて「金福酒チャムソジュ不買運動」を行っている。

なお、2011年に金福酒の広報チームデザイナーとして入社したA(31)氏は、 結婚を会社に知らせたことで退社の圧迫を受けたとし、 1月末に勤労基準法、男女雇用平等法違反などの容疑で大邱西部雇用労働支庁に告訴状を提出した。 A氏は3月10日に辞表を提出した。

付記
キム・ギュヒョン記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-03-27 05:07:33 / Last modified on 2016-03-27 05:07:33 Copyright: Default

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