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サムスン電子サービス労組組合員が自殺

31日午後5時30分に発見…「サムスンサービスに通うのはとてもつらい」

チョン・ジェウン記者 2013.11.01 00:46

「偽装請負」、「労組破壊」の議論が激しいサムスン電子サービス・忠南天安センター(協力社サムスンTST)で働くアフターサービス技術者のチェ某(34)氏が、10月31日に死亡しているのが発見された。

全国金属労組サムスン電子サービス支会天安分会に所属していたチェ氏は自ら 命を絶つ前、SNSの労組会議室に全泰壹烈士について言及して最後のメッセージ を残し、同僚や遺族が鬱憤を吐き出している。

サムスン電子サービス支会によれば、チェ氏は10月30日夜10時19分頃、労組の 組合員が対話するカカオトークのダイアログウィンドウに遺書形式のメッセージ を残し、連絡が途絶えた。

その後、31日にチェ氏が忠南道天安の自宅近くで自分の車の中で練炭2つを吸い、 自ら命を絶っているのを町の住民が午後5時30分頃に発見し、警察に通報した。

チェ氏の最後のメッセージは「これまでサムスンサービスに通い、とてもつら かった。腹がへって暮らせず、みんなとてもつらくて、そばで見ていることも つらかった。それで私は全泰壹さんのようにはできないとしても、私は選択し ました。ぜひ役に立つことを願います」だった。

チェ氏の同僚は、故人が使用者側から不当で侮辱的な待遇を受け、生活に苦し んでいたと証言した。

チェ氏と同じセンターで働いている同僚のキム某氏は最近、チェ氏が協力社の 社長から激しい悪口を言われたと話した。キム氏は「10月上旬、チェ氏に修理 を受けた顧客が不満を提起したので社長が激しい悪口をあびせた」とし「その 後、チェ氏は謝罪を要求したが社長は弁解するだけだった」と伝えた。

チェ氏は顧客不満関連の内容について使用者側に訴え「またサムスンサービス 下請け職員の佗びしさを感じる」と心境を明らかにした。

また同僚たちは、故人が賃金1千万ウォンほどの前払いを受けるなど、生活に苦 しんでいたと言う。最近、オフシーズンなので使用者側が労組活動を防ぐため、 わざわざ仕事を減らしたりしているという疑惑も提起されている。

キム氏は「シーズンからオフシーズンに入り、一日のコール収入が平均7件から 3〜4件に減った。自然に賃金は100万ウォンを下回った」とし「また、使用者側 が労組活動が多いセンターの仕事を減らし、非組合員が多いセンターに回して いる」と批判した。

キム氏は続いて「サムスン電子サービスは、支会組合員に対して標的監査を進 めている。組合員8人に対してのみ問題にした」とし「近い将来、チェ氏の標的 監査も行われる予定で、心理的な圧迫があったものと見られる」と伝えた。

故人には夫人と、一歳にもならない娘がいる。

金属労組サムスン電子サービス支会は現在、故人が安置されている忠南道天安 の葬儀場で緊急対策会議を開いている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-01 10:35:13 / Last modified on 2013-11-01 10:35:13 Copyright: Default

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