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韓国:無労組経営下のサムスン半導体白血病労働者をご存知ですか | |
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キム・ヨンチョルの「サムスンを考える」[メディア忠清]無労組経営下のサムスン半導体白血病労働者をご存知ですか
キム・ソンファン(サムスン一般労組委員長) sinojo21@hanmail.net /
2010年03月18日11時02分
サムスン族閥、李健煕(イ・ゴニ)が赦免復権して10日もたたない1月9日、米国 家電製品博覧会で『社会各界各層と国民は気を引き締めなければならない』と 一喝した。さらに2月5日、故李秉��(イ・ビョンチョル)100周年記念式で『全国 民が正直で嘘のない世の中になると良い』と話したとマスコミは大書した。 不法秘密資金造成とわいろ授受、不法世襲経営など、無労組経営維持のために 行った拉致、監禁、携帯電話の不法複製による労働者位置追跡と懐柔など、檀 君以来最大の経済犯罪前科者、李健煕の口から国民は気を引き締め正直であれ という訓戒を聞かなければならないのは、組織暴力団の『おとなしく暮そう』 という入れ墨を見るような背筋が寒い思いを感じざるをえない。 2007年10月29日、天主教正義具現司祭団の記者会見で始めたキム・ヨンチョル 弁護士の良心宣言が韓国社会を揺るがし、金弁護士の良心宣言は昨年6月エバー ランド転換社債(CB)安値発行事件に対する大法院の無罪判決、昨年8月SDS新株 引受権付き社債(BW)安値発行事件に対する破棄差し戻し審議有罪判決、そして 昨年末の李明博政権の特別赦免などを経て、李健煕への法的な免罪符を最後に 終わったが、相変らずキム・ヨンチョル弁護士の良心宣言は幽霊になって韓国 社会とサムスン族閥李氏一家の頭の上をさまよっている。 良心告白の後、瑞草洞の法曹タウンに事務室を開業したが『まともに事件の担 当もできない』弁護士として、パン屋の管理者として暮してきた金弁護士が本 を書いた。彼が約7年間サムスンで働いて見聞きし、感じた『サムスン族閥李健 煕式皇帝経営』の問題など、自分が直接行った不法ロビーの転末、李健煕一家 の貴族的な生活の姿などを細かく記録した「サムスンを考える」を29日に出版 したのだ。 本は大きく三部で構成され、まず1部の『不正な良心にも真実はある』には金弁 護士が良心告白をして味わった様々な経験とサムスン特検の転末が紹介される。 最大の関心を呼ぶ内容は、2部『彼らだけの世の中』に記録されている。金弁護 士がサムスンに入社した時から退社するまで、彼が見て、聞いて、実行して、 感じた三星グループの経営方式がそっくり収録されている。言論の賛辞を集中 的に受ける『総帥経営』が、実際どんな弊害があるのか、李健煕前会長の独断 的な決定がいかに会社に大きな被害をもたらしたのか、不正で汚された李健煕 一家を保護しろという論理がグローバル企業に成長する三星グループ組織員に どんな副作用を持たらすかなどが詳しい例を根拠に紹介される。 特に彼はサムスン経営実務の全てに責任のある李鶴洙(イ・ハクス)当時グルー プ副会長とキム・インジュ当時社長との対話で、彼らの不法経営態度を告発す る。金弁護士の目にうつる彼らは、李健煕一家の利益がそのまま会社の利益で あり、さらに国家の利益だと信じる人々だった。 無労組経営を死守するための事件の処理、盗聴に関するエピソード、構造調整 本部チーム長会議に上げられるとんでもない案件など、常識を逸脱したサムス ンの族閥式経営は、この他にも推し量ることができない程多い。 この本には一般の労働者には接するのが難しい李健煕一家の日常生活も一部紹 介されている。本には李健煕前会長の誕生パーティの光景も記録されている。 金弁護士と李健煕一家との対話から、彼らの暮しがいかに一般人と乖離してい るかも、彼らがどんな服を着るのか、彼らの現金概念はどうか、家族関係につ いての考えはどうかも説明されている。 サムスンがソウルの道谷洞に作った国内最高額アパート、タワーパレスも自分 を貴族のように認識するサムスン高位層の態度を示す象徴だと金弁護士は指摘 する。2002年10月、初の入居者を受け入れる時、イ前会長は入居者資格審査を 指示した。平凡な人は入れるなということだ。このアパートを訪問する客は、 主人と同じ部屋で泊まることもできない。客のためのゲストルームが別にある。 外部の人が入るには身分証を見せなければならない。 サムスン労働者と消費者の金で作られた秘密資金の別の用途もある。まさにこ うした皇帝式経営の持続性を保障するために使われる'わいろ'だ。'餅代'とい う名でさらによく知られている。各界にばらまかれたこの金は、李健煕親子が 無罪判決を受ける時、秘密資金を造成する時、サムスンに有利な世論を造成す るために大きな力を発揮した。めまいがするほど多くの事例のうち、金弁護士 が直接担当したエピソード一つを紹介すると、 「最高裁判事に150万ウォンの高級干物ギフトセットを送ったこともある。当時、 李鶴洙(イ・ハクス)は私が直接渡せといった。それが礼儀というのだ。だが私 は代わりに運転手を送った。内心、『まさか最高裁判事がサムスンが送った干 物を受け取るだろうか』と考えていた。後で運転手に聞くと、おいしく食べさ せてもらうと感謝の挨拶をしながら受け取ったという。」 この例はたやすいことだ。金弁護士はキム・インジュ前社長がゴルフ場に同行 した検察に、300万ウォン入りの封筒を渡すのを見たと本で明らかにする。法務 チームで金弁護士がした主な業務は秘密資金の伝達と各種訴訟の後処理だった。 彼ら業務の最終目標は、やはり李健煕一家の保衛だった。このように不正な金 をやりとりした韓国社会の高位職は、みんなサムスン族閥の李氏一家と共同運 命体、一種の「組織暴力」のように編集され、国を思うままにしている。金を 受け取らなかったり、良心に従って訴訟し、サムスンに害を与えた検事の一部 は不合理な人事措置で検察から離れなければならなかった。 無労組経営の下の韓国労働者 サムスン財閥は、政治集団、それも大統領候補者をはじめ、国税庁などの行政 官僚と判事・検事など、学界、言論界等等に定期的なわいろを上納し、サムス ン族閥李氏一家と運命を共にするサムスン奨学生-サムスン準職員-を各界各層 に植えつけ、不法な族閥世襲経営のためにあらゆる不法不正を隠してきたが、 キム・ヨンチョル弁護士の良心宣言で結局は2009年8月、罰金1100億、3年と5年 の執行猶予で有罪が確定した。だが、李明博政権は平昌オリンピック誘致とい う幼稚な理由で4か月で李健煕を赦免復権させた。 しかしIOC執行委員会は、IOC委員の李健煕氏がオリンピック憲章とIOC倫理綱領 で定めた倫理原則を汚し、オリンピック運動の名声を傷つけ、それによりオリ ンピック憲章とIOC倫理綱領に違反したとして、けん責およびIOCのあらゆる傘 下委員会への参加の権利の5年間停止を決定をした。 李健煕が正直になれば大韓民国が正直になる サムスン財閥は、無労組経営を続けるために労働組合を結成しようとする労働 者を拉致、監禁、解雇、拘束し、そしてサムスン子会社の労働者28人の携帯電 話が98年から不法に複製され、死んだ人の名で、あるいは前職女性労働者の名 で、あるいは同僚の名で位置追跡と盗監聴した客観的な事実と下手人の実名を 把握し、何回にかけて告訴された。だが、サムスン財閥は知らないと言い逃れ、 検察は控訴時効が終わったというもっともらしい口実で結局事件を隠蔽した。 当時、サムスンSDI水原工場人事課に勤務して地域対策委に所属し、労働者を監 視して位置追跡した前シン・ギョンドク次長などを検察に告訴したが、控訴時 効が成立したという理由で検察の捜査は形式的に終わり、サムスン財閥の無労 組経営のために労働者を携帯電話で位置追跡して盗監聴、尾行、監視したシン・ ギョンドクは現在、天安サムスンSDI売店の運営権を買って運営し、会社の管理 と保護の中で李健煕のように一度も調査を受けることなく、あつかましく元気 に暮らしているのだから怒らざるをえない。 2006〜7年に器興サムスン半導体工場の3ラインで働いていた29歳の既婚女性と 22歳の女性労働者が連続して急性骨髄性白血病で死亡しても、2005年に32歳の 子供のお父さんのエンジンニアが死に、今、2010年現在までの情報提供で24人 が白血病を発病し、13人が死亡しても、業務上の災害ではない個人疾病だと罵 倒して、死んだ労働者を二回殺す反社会的な態度を見れば、一体誰が李健煕が 言う正直という言葉に感動するだろうか、それどころか唾を吐くだろう。
サムスン財閥は白血病問題が公になると客観的で透明な疫学調査による真実糾 明どころか、陰謀的に白血病発病隠しに汲々とし、治療費支援を名目に、金で 遺族と被害労働者を懐柔、脅迫し、マスコミの報道はまるで遺族と被害労働者 が金を目的に無理な主張をしているかのように罵倒して真実を隠した理由は、 サムスン電子半導体工場に労働者の権利を守る自主的な労働組合がないからで あり、これがサムスン財閥が無労組経営を維持させる本質的な理由だ。 サムスン族閥李氏一家の無労組経営と族閥世襲経営のためのあらゆる不法と不 正は韓国社会の価値を転倒させ、親兄弟などの人間関係を金で計算させ、労働 者の結社の自由と、健康に働き、死なずに労働する権利を踏みにじっており、 竜山惨事のようにニュータウン再開発を名分に撤去民を踏みにじるあらゆる不 正の背後勢力、犯罪団体になり、労働者、民衆の喉笛を押さえ付けているのだ。 また、2月26日に泰安の住民1人が生活苦で首を吊って死んだという急報を聞い たが、すでに四人が自らの命を絶った。サムスンが起した事故では「びた一文 も補償を受け取れなかった」という。三星重工業油流出事故が起きて2年という 歳月が流れたが、泰安海の痛みのように泰安住民の苦痛と死は続いている。こ れを終わらせるには労働者、民衆の怒りと抵抗を集め、反資本、サムスン族閥 との闘争をしなければならない。 サムスン財閥は勘違いをしている。時間が過ぎれば忘れられるのではないとい うことをだ。 最後に言いたい話 2005年にサムスン半導体でエンジンニアとして働いていたときに白血病を発病 して死んだ故ファン・ミヌン氏の妻、チョン・エジョン氏は、「11年サムスン 半導体で働いていた時は、死ぬかも知れないと思って働いていたが、対策委の 活動で知ったが自分が働いていた現場は死の工場だった」、「夫は個人の疾病 で死んだのではなくサムスン財閥に虐殺された」とし、集会のたびに涙を流し、 夫の名誉回復のために最後まで闘うと絶叫している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:32:47 / Last modified on 2010-04-04 09:32:49 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |