非正規労働者、大統領に抗議ハガキを送る

全国不安定労働撤廃連帯、 非正規労働者の声をハガキに書いて提出

チョン・ヨンジン記者 jeremi20＠jinbo.net

全国不安定労働撤廃連帯(撤廃連帯)は4月26日、盧武鉉大統領とキムウォンギ 国会議長宛に内容証明の抗議書を伝えた。これは全国の労働者約1700人が自分 の意見をハガキに書き、撤廃連帯に送ってきたもので、現在国会に係留中の非 正規職関連法案に対する労働者の思いが含まれている。そのうち6人の労働者 が送ったハガキを選んで伝達した。

「盧武鉉大統領とキムウォンギ議長は、非正規職労働者の声を聞け」で始まる 抗議書で、労働者たちは今回の法案が非正規職保護立法ではなく非正規職を量 産するものだと指摘している。選ばれた6人のハガキには「非正規職850万でも 足りず、さらに拡大するのはすべての国民を路上生活者にするもの」という労 働者の怒りに満ちていたし、「最低賃金より10ウォン多い641,850ウォンを支 払われる」というキリュン電子非正規労働者の実状が表われている。

また、介護人、KTX乗務員、キリュン電子労働者など、ハガキを送った非正規 労働者たちは、非正規職として受けている差別と抑圧を説明して「犯罪行為そ のものの非正規改悪案をすぐに廃棄し、本当に非正規労働者の涙を拭う大統領 と国会議員になってほしい」とし、「それでこそ、選挙の時の国民との約束を 守れる」と訴えた。

2006年04月27日14時53分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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