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李相洙、「無期契約転換対象者10万人」

KTX乗務員問題「鉄道公社社長と会う」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年03月29日12時55分

李相洙、無期契約対象者「予想は5万、実際10万人規模」

李相洙(イ・サンス)労働部長官が、あるラジオ番組とのインタビューで「各部署 で非正規職を正規職に転換してくれと言う数は10万人ぐらい」と語った。 正確には「無期契約転換対象者」だ。

これに対して李相洙労働部長官は「初め予想した時は5万人程度と思った」とし 「5月末には確定発表できるだろう」と付け加えた。では10万人全員を 無期契約に転換できるのかという問いに対して「外注が不適当な業者には 外注せず、直接雇用するよう指示をする」と明らかにした。

KTX乗務員、「請負に不適」

またKTX乗務員問題に対して李相洙労働部長官は「不法派遣ではないといって も、請負には適さない部分」とし「KTX乗務員が雇用される時は(直接雇用が) 公務員として雇用されるので少し負担されたが、今は公共機関だから(負担が 少ない)」と意見を明らかにした。これまで李相洙労働部長官はKTX乗務員問題 に対して同様の立場を堅持してきたが、1年を過ぎても問題は解決していない。

李相洙労働部長官は李哲鉄道公社社長と会うという立場も明らかにし、5月末 の公共部門非正規対策発表の時期には解決方案を提示すると語った。

鉄道労組、「正規職化であって無期契約転換ではない」

一方、鉄道労組は28日、労使協議で△鉄道公社乗務業務直接運営、現在委託運 営還元、△KTX、セマウル号乗務員直接雇用および正規職化、△整理解雇され たKTX、セマウル号乗務員全員正規職化転換計画用意を要求した。これに対し て鉄道公社側は現実的に難しいと話したと知らされた。

イ・チョリィ鉄道労組政策室長は「今まで政府のせいにしたり、乗務業務専門 化のために分社化という鉄道公社の論理はすべてこわれた」とし「鉄道公社は 既に委託したのでもう取り返せないという苦しい弁解をしている」と批判した。 またイ・チョリィ政策室長は李相洙労働部長官の発言に対して「公共部門非正 規職対策とは、正規職化ではなく無期契約への転換で、根本的に問題がある」 と指摘した。

特殊雇用労働者、「ゴルフ場キャディー業務だけ、あとは裁判所の判断」

李相洙労働部長官は特殊雇用労働者にも立場を明らかにした。李相洙長官は 「勤労者と自営人の中間領域として特別に形態を作り、法で保護しようとして いる」とし「勤労者と認める規定をおき、特殊形態の勤労者であり、作業の時 間、場所、内容を事業主が決めて事業主が事実上、作業時に直間接的に介入し ていることなどが含まれれば、労働三権を保護するという趣旨」と明らかにし た。これに該当する特殊雇用労働者としてはゴルフ場キャディーを言及した。

ゴルフ場キャディー労働者を除く生コン、貨物、学習誌教師など特殊雇用労働 者に対して李相洙長官は「判断が難しい」とし「問題になれば裁判所の判断に より決める」と主張した。

次の国会では特殊雇用労働者に対する法案が議論される予定だが、李相洙長官 の発言でも確認されたように、特殊雇用労働者の範囲から問題になるものと見 られる。

また李相洙労働部長官は現在李錫行民主労総委員長の対話の動きについての見 解も明らかにした。李錫行委員長が「ゼネスト」という単語の使用を慎重にし ていることについて李相洙長官は「(ゼネストが) 戦略的にあまり役に立たな かったということと、国民からも支持されなかったという反省的な基調の下に、 今年は闘争の時は闘争しても、協力する時は協力するという立場のようだ」 とし「とてもうれしい」と評価した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 04:45:10 / Last modified on 2007-05-29 04:45:12 Copyright: Default

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