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「この時間から一つの名前」

公共サービス労組、 発起人大会を開き役員選出、規約確定

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年12月01日13時04分

30日、公共サービス労組は創立発起人大会を開き、出発を宣言した。

成均館大儒林会館で開かれた創立発起人大会は、130人ほどの発起人が参加し、 10時間にわたり議論を進行した。

公共サービス労組初代委員長にファン・ミノ前全国社会保険労組4代委員長を選出

この日の発起人大会では、公共サービス労組建設の基本方針と規約討論、役員 選出が行われた。初代委員長にはファン・ミノ前全国社会保険労組4代委員長 が選出された。女性割当副委員長にはヒョン・ジョンヒ(医療連帯労組)、キム・ ミョンソン(保育労組)、一般副委員長にはキム・ジンテ(社会連帯年金労組)、 キム・チャンソン(ソウル都市ガス労組)、シン・セジョン(ケイティハイテル 労組)、キムヨンタク(全北地域平等労組)が選出された。

彼らは来年3月に全組合員の直選投票で行われる第2期指導部選出まで3か月ほ どの任期を担当し、この期間中に公共連盟傘下への産別転換をまだ行っていな い労組の組織化から始め、産別建設過程の過渡期的な任務を遂行する予定だ。

公共サービス労組のファン・ミノ委員長は「公共サービス労組が労働者階級の 代表性を持てるように、最善を尽くして未組織、非正規職労働者を組織化する」 とし「短い期間だが、ぜひすべきことと、ぜひ必要なことを取りまとめる委員 長になる」と覚悟を明らかにした。

「非正規法案が通過した日に発足したことを忘れずにおこう」

第1部として記念式で、公共サービス労組のキム・ドンジュン準備委員長は 「とても憂慮していたが、われわれはこの時間から一つの名前で始める」 として「今日の決心を忘れずにおこう」と話した。

公共連盟のヤン・ギョンギュ委員長も「手のつけようもないほど資本に抱き込 まれている現在の状況を克服するために、われわれは産別を選択するほかはな かった」とし「非正規法案が通過した日に発足したという事実を忘れず、沃土 ではないイバラの道を堂々と歩きながら、新しい労働運動の歴史を作っていこ う」と声を高めた。

運輸産別を準備している運輸労組のキム・ヨンフン常任準備委員長は「今必要 なことは、未組織非正規職労働者の組織化、そのための正規職の献身的な闘争 だ」とし「来年、この気持ちを持ち続ければ、われわれは公共運輸大産別とい う名で一つにまとまるだろう。さらに強い姿で会おう」と訴えた。

公共部門労働者なら誰でも加入できる

第2部の議論では「公共サービス産業のすべての労働者と公共サービス産業 で働いた経歴を持つ失業者、退職者、解雇者、組合任用者または予備労働者」 を組合員と認め、誰でも個別加入ができるという規約を通過させた。このた めに、公共サービス労組は公共産別完成のための組織発展委員会を置くこと にした。

公共サービス労組の基本的な組織構造は、労組中央の傘下に同時に地域本部と 業種本部を置き、支部をおくことを骨格でする。議論ではその後、地域を中心 の枠組みとする産別の形を整えるために、企業を超えた単位支部に財政を支援 するなどの特例条項をおいた。

公共サービス労組が発足し、公共部門労働者の産別労組建設が本軌道に乗った。 運輸産別は12月16日頃に発足を予定しており、公共サービス労組と運輸産別は 2007年末までに公共運輸大産別建設を目標に走って行く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-12-01 18:36:10 / Last modified on 2006-12-01 18:36:12 Copyright: Default

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