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全北教育庁、時局宣言教師『解任』議論

解任取り消し判決が続いても前任教育監時の懲戒程度をそのまま適用

チェ・デヒョン教育希望記者 2012.05.29 15:35

法院が時局宣言をしたという理由で教育当局が教師を解任した懲戒処分を取り 消す判決が続いている中で、全北道教育庁が所属教師1人を解任して論議がおき ている。全教組は「懲戒撤回」を要求して反発している。

全北教育庁は5月24日、去る2009年に時局宣言を主導したという理由でノ・ビョ ンソプ全教組前全北支部長を学校から追い出して(解任)、2人の教師に停職1か月 の懲戒した。

同日、大法院全員合議体が時局宣言を「教員の政治的中立性を侵害するような 政治的偏向性または党派性を示す行為で国家公務員法違反」と判決したことに 伴うものだ。ノ前支部長などは1審で無罪、控訴審で50万ウォンの罰金を宣告さ れ上告したが、この日、大法院は棄却した。4月19日の初めての判決の時と同じ 内容だ。

今回の処分の懲戒程度は前任教育監の時、2009年12月23日に全北教育庁教育 公務員一般懲戒委員会での議決をそのまま適用した。

しかし慶北と仁川、全南、釜山で時局宣言を理由に『解任』した市道教育庁の 懲戒処分を取り消す法院の判決とは合わないと指摘されている。特に大法院が 初めて有罪判決をした後も、釜山高等法院第1行政府は控訴審でソ・グォンソク 全教組前釜山支部長の解任処分を取り消した。罪があっても学校を追い出される ほどの重さではないということだ。

すでに同じ理由で解任され、法院判決で懲戒が取り消された2人の教師が昨年と 今年、学校に戻った。ソン・チュンモ全教組報道担当者は「解任懲戒取り消しが 続く中での重懲戒なので、衝撃的」とし「懲戒を断行する前に、教育的に正しい 行動は何かをよく考えるべきだ。教師を学生と学校から強制的に隔離する行為は 了解できない」と懲戒撤回を要求した。

ノ・ビョンソプ前支部長は「残念だ。表現の自由を語ったように懲戒程度にも 所信を持って決定するべきだった」と指摘した。

全教組全北支部は「大法院の判決が時局宣言の正当性を傷つけるものではない」 とし「懲戒を執行する全北教育庁に対し、支持撤回を含み根本的に信頼関係を 再検討する」と強く反発した。

全教組は今後、懲戒が撤回されるまで請願審査請求と行政訴訟、懲戒処分執行 停止仮処分申請などを展開することにした。全教組は懲戒維持を強行すれば、 訴訟で発生する費用など国家的損失の賠償責任を明確に問うと明らかにした。 (提携=教育希望)

キム・スンファン教育監「教師時局宣言犯罪行為ではないのに」

大法院判決の後、懲戒処分の感想を語る

この日、懲戒処分の指示を出したキム・スンファン全北教育監は、A4用紙3枚分 の所感を明らかにして目を引いた。キム・スンファン教育監は「教師の時局宣言が 憲法上の基本権保障の精神、国際人権規範の精神からみて、犯罪行為とは見られない」 と述べ、公務員の政治的中立性条項の問題を細かく指摘した。

キム・スンファン教育監は教師の政治的意思表現の自由に対して「教師を含む 国民の口をふさげば、民主的共同体の生命力は威嚇を受ける。単に教師だという 理由で、または裁判官だという理由で意思表現の自由を制限すれば、憲法的な 正当化は難しい」と明らかにした。

その一方でキム教育監は「教育監として大法院の最終判決を尊重せざるをえない。 残念ながら教育監として教師を保護する法的限界はここまでだ」と述べた。

続いてキム教育監は「懲戒処分を受ける三人の先生に対し、教育監として申し 訳ない気持ちを隠せない。保護すべき教師に重大な不利益を与えなければなら ないという痛みは耐え難い」とし「まだ1学期の授業が行なわれているのに、愛 する先生から学生を引き離す苦痛は耐え難い。教育監は学生の学習権と精神的 健康権を最大限保障すべきだが、そうした基本責務を忠実に履行できないこと に対し、学生と父兄に丁重に謝罪する」と伝えた。

教科部への批判も欠かさなかった。キム教育監は「現行法上、教師への懲戒は 市道教育庁の教員懲戒委員会と教育監の権限」とし「教科部が教育監に特定の 教師への懲戒を圧迫し、それも重懲戒など懲戒の具体的な程度まで決めて強制 する行為は、明らかに刑法上の職権乱用罪に該当する」と指摘した。

それと共にキム教育監は「教師との関係で教科部が優先的に行うべきことは、 教師の権利と法的地位を制限することではなく、それを保護すること」とし、 「果たして教科部がそうした法の精神を維持してきたのか謙虚に過去を振り返 るよう希望する」と忠告した。

キム・スンファン教育監はこれまで教科部が教師3人の懲戒処分をするよう職務 履行を命令し、検察が職務遺棄容疑で起訴したのに大法院の最終判断を見守る とし、懲戒処分を引き延ばしてきたが24日の大法院判決で懲戒処分を強行した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-30 02:09:16 / Last modified on 2012-05-30 02:09:22 Copyright: Default

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