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教科部、希望バスに参加した金世均教授への懲戒に着手

ソウル大法人化以後、教科部による例のない教授の懲戒...大学当局は無策傍観

ソ・ドンヒョン記者 2012.03.30 17:40

教育科学技術部(教科部)は、韓進重工業ストライキ事態の時に『希望バス』に 参加したという理由で、ソウル大学校政治外交学部金世均教授の懲戒手続きに 着手した。これまでソウル大学校の教員に関する懲戒は学校当局が進めていたが、 教科部が直接懲戒委員会を開くのは異例だ。

釜山地方検察庁は昨年、金世均教授を含む希望バス参加者を略式起訴し、法院は 金世均教授に仮納罰金200万ウォンを納付するよう通知した。検察はこれを教科部 に知らせ、その後教科部は金世均教授への懲戒委員会を開く準備をしていた。

金世均教授は先週、法院から罰金納付略式命令書を受け、今週正式裁判を申請 した。金世均教授は〈チャムセサン〉との電話通話で「罰金を払うことは罪を 認めることなので、従わずに正式な裁判を申請した。またさらに大きな問題は、 ソウル大法人化後に教員への懲戒を教科部が直接できるようになったことだ」 とし「学校側は、教科部から教員懲戒などに関する包括的な委任を受けるよう 総長に要求している」と明らかにした。

国立大学だった時は、ソウル大学校の教員は公務員の身分だったが、教員の懲戒 などについては教科部が学校当局に委任してきた事項だった。しかし、ソウル 大学校が法人化し、一部の教員は法人教員に身分が転換し、一部の教員は教育 公務員の身分を維持している。同じ学校内で所属機関が法人と教科部に変わって しまったのだ。

教科部の懲戒手続きに対してソウル大教務処の関係者は「前の国立大の時に、 学校は教員懲戒などを教科部から委任される規定があったが、今は関連規定が なく、学校側でも法人所属でもない教員の懲戒については何もできない状況」 と明らかにした。

これにソウル大の『民主化のための全国教授協議会』(民教協)は3月27日に声明 を発表し、教科部とソウル大を糾弾した。

ソウル大民教協は声明で「教科部は、希望バスに参加したという軽微な事案に 懲戒をするのは前例がなく、これは社会的不正に対抗し、発言し、確信を持って 行動する良心的知識人の口にクツワをはめ、足に鎖をまこうとする試みだ」と 教科部に懲戒手続き進行撤回を要求した。

また「ソウル大のオ・ヨンチョン総長と大学本部は、教科部から教員に関する 包括的委任を受け、法人教員でも教育公務員でも、ソウル大教授として身分上 の不利益が無いようにすると言い放ったが、こうして教科部が懲戒手順を取り 始めたこと自体が包括的委任がきちんとできていないことだ。ソウル大法人化 の名分だった大学自律を守る次元で、今すぐ教科部の懲戒手続きを中止させ、 拙速な法人化の弊害を防ぐ大学次元の意志をはっきり示さなればならない」と 学校側の対応を要求した。

ソウル大民教協と金世均教授は4月3日、ソウル大本館前で記者会見を行って、 教科部と学校当局に金世均教授懲戒の試みを中断するよう要求する計画だ。

教授の政治的活動に対する検察と教科部の足早い措置に比べ、学校当局は関連 規定がないという理由でこれを傍観しており、法人化以後、大学の自律性は むしろ侵害されているという憂慮があがっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-31 10:53:14 / Last modified on 2012-03-31 10:53:31 Copyright: Default

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