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一斉試験解職教師、暖かい春の陽を受け教壇へ「帰っても成績で子どもたちの価値を付けない」
キム・ドヨン記者 2011.03.31 16:17
一斉試験拒否で解職されたソウル地域教師7人が何と844日、2年4か月で学校に戻る。 2008年10月に全国で行われた一斉試験(公式名称は『国家水準学業達成度評価』) で、学生に選択権を与えたという理由で、ソウル市教育庁(当時教育監コン・ ジョンテク)から同年12月に罷免・解任という重懲戒を受けたソン・ヨンウン、 ユン・ヨガン、チョン・サンヨン、パク・スヨン、キム・ユンジュ、ソル・ ウンジュ、チェ・ヘウォンの七人の教師が、大法院判決によって4月1日付で 教壇に復帰する。 復職の一日前の3月31日、一斉試験反対市民の会の主催でソウル市教育庁の前で 『一斉試験解職教師復職祝賀および一斉試験の廃止を要求する市民・社会・ 労働団体記者会見』が開かれた。記者会見に参加した解職教師は、喜びの表情を 隠せなかった。2008年12月9日、七人の教師に重懲戒を決定したソウル市教育庁 に向かって、記者会見、徹夜座り込み、キャンドル集会などをひらき、不当懲戒 の撤回を叫んだその場で、ちょうど2年4か月ぶりに復職を知らせる記者会見を 行うことになったのだ。
▲左からソン・ヨンウン、キム・ユンジュ、パク・スヨン、チェ・ヘウォン、ユン・ヨガン教師 キム・ユンジュ教師は「震えてどうしようもない」とし「暖かい春の陽差しの 下に立っていると、2年ほどの時間が走馬灯のように通り過ぎる」と述べた。 キム教師は「ソル・ウンジュ先生があの寒い冬に涙をぼろぼろ流しながら記者 会見をした場面を思い出す。私たちの末っ子だったチェ・ヘウォン先生は、初 めて解職された時よりも8kgもやせた程、私たちにはとても寒く苦しい時間だっ た」、「私たちの解職と一斉試験拒否が、無慈悲に進められた競争教育に警鐘 を鳴らし、暴力的な行政処分を正す事例になったということで、これまでの時 間が無駄ではなかったことを感じる」と話した。
▲2008年12月15日、ソウル市教育庁の前で開かれた不当懲戒撤回要求キャンドル集会でのチェ・ヘウォン教師 だがキム教師は自分たちの復職を「半分の勝利」と称した。公立学校に所属す る解職教師たちは元に戻ったが、私立学校に所属するキム・ヨンスン教師(セファ 女子中)は同じ理由で解職されたが、昨年7月財団から例のない2次罷免を受ける などで教壇に戻れないためだ。何よりも彼らの解職の原因を提供した一斉試験も 教育現場から消えず、相変らず進行している。 だから彼は「2年ほどの間、私たちに多くの変化があったが、基本的に同じ」と いう言葉で以後の動きを予告した。彼は「学校に戻り、ただ成績で子供たちを 序列化し、価値を付ける教育よりも、共に生きていける感受性、この社会を望 ましく導いていくための責任感を持った子供たち、共に楽しいこともある教育 が位置を占められるように、1人の教師として頑張って働く」と話した。
▲教育庁から懲戒決定が下され、各学校は該当教師の出勤を正門で、あるいは玄関で防いだ。2008年12月22日、警官はパク・スヨン教師の出勤を遮り、パク教師は教室に入れず、子供たちは登校を拒否して校門の前に座りパク教師に授業を求めた。しばらくパク教師の授業は道路で行われた。 この日の記者会見には解職教師以外にも市民社会団体、進歩政党会員が参加し、 解職教師の復職を祝って一斉試験の完全な廃止を要求した。 進歩新党ソウル市党のユ・ウィソン委員長は、「一斉試験廃止はとても常識的 で当然のことになり、ぜひ廃止すべきだということは先生の復職が見せている」 とし「一日も早くこれを実現することだけが残された」と話した。
▲2009年1月から解職教師たちは不当懲戒撤回を要求し、ソウル市教育庁の前で徹夜座り込みを111日間続けた。ほとんどいつも座込場を守ったソン・ヨンウン教師が2月10日、出たばかりの卒業アルバムを広げて子供たちの顔を見ている。 彼らはこの日「今後、一斉試験の完全な廃止のために実践を続ける」、「まだ 復職できないキム・ヨンスン教師の復職のために、出退勤時間に学校の前で1人 デモを展開していく」と決意した。 2009年12月と2010年10月、1、2審で法院は、「学業達成度評価を拒否した教師 の行為が教育界に及ぼす影響が少なくなかった点などを考慮しても、解任は非 行の程度からみて過度に重く、裁量権の乱用に該当する」とし、原告勝訴判決 を下し、3月10日には大法院が控訴審判決に従わない検察の上告に『審理不続行 棄却』の判決をした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-04-02 02:15:02 / Last modified on 2011-04-02 02:15:08 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |