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斗山重事態が解決しない時は金属慶南、民主労総ゼネストに突入

「斗山重による 25日の暴力事態虚偽事実流布は小説水準」

焚身対策委、不当労動行為、 暴力嫌疑で斗山重など告訴告発10件を提出

チャムセサンニュース

*焚身対策委は「労組鎮圧」が業務と明示されたシークレットサービスの名刺を公開した[写真提供:焚身対策委]*

斗山重工業使用側が社内印刷物のチャムソリでさる2月25日の暴力事態について 「ホンジウク部長が裁判所が禁じる懸垂幕を付けていたのを阻止したもので、 正当な警備業務」と主張し続け、 焚身対策委は「無差別に小説水準に近い虚偽事実を流布している」と反発している。

焚身対策委は、洪部長が暴行された当時は車両を運転しており、 懸垂幕を掲示していた人々は解雇者だったという点を指摘し、 「集団暴行があった時、会社の労務チームも車両に搭乗して現場を見守っており、 その日の拉致暴行は事前に緻密に計画されたものだろう」と明らかにした。 焚身対策委はまた「警備業法により、警備員は労使関係に介入できず、 社内の懸垂幕掲示を阻止する権限はない」とし、 「裁判所の仮処分決定があったとしても警備員が懸垂幕掲示を阻止したとすれば、 これは不法行為」だと明らかにした。

焚身対策委は、 「25日に暴力事態を起こした大部分の雇われチンピラは 『シークレットサービス』の所属で、 彼らの名刺の裏面には自分たちの主要業務として 『労組対立、労組鎮圧』などを明示している」と明らかにした。

一方、斗山重工業使用側と一部マスコミが、 「洪部長は特に異常がなく、医師は仮病だと明らかにした」と報道したことに対し、 当時洪部長を診察した蔡チャンホ医師は、 「会社の正門で出入証を返し、身分証を返却してもらうとき、 警備の職員から患者の状態に対する質問があったので、 『現在は応急な状態ではないが一日程は観察が必要だ』と話した記憶はあるが、 一部の報道のように『特別に異常はなく仮病だ』と本人が話したというが、 そのように話したことはなく、このような虚偽の事実が流布されているのは、 たいへん遺憾に思う」という事実確認書を作成し公開することもした。

焚身対策委、不当労動行為、暴力嫌疑で斗山重などに告訴告発10件を提出

焚身対策委は3日、 「斗山重工業の労組破壊、人権蹂躙行為が白日の下に表れ、 うろたえたあまり無理に法的措置に出たが、 これさえ世論の否定的な反応が明らかになると、 2月25日の暴力事態を誘発し、『対策委』の関係者に大々的に告訴告発をしている」 とし、 「烈士の遺書で『持てる者の法』『斗山の手が及んだ司法府』に言及され、 可能なら法的対応はするまいと思ったが、 今では法的な対応を避けられない」と明らかにした。 焚身対策委はこれに伴い、 不当労動行為、警備業法違反、業務妨害、暴力などの嫌疑で 斗山重工業、ミョンシン防護などに対する告訴告発状10件を一斉に提出した。 また去る2月25日の暴力事態に対する資料が確保され次第、追加告訴をする予定だ。

同日、金属労組の慶尚南道支部は運営委員会を開催し、 斗山重工業事態が長期化しているため、 3月13日に早期解決を要求する地域全面ストに突入することにした。 民主労総もやはり来る20日前後に金属連盟を中心とした全面スト突入と、 7日以後の全国同時多発労働部抗議集会など、労働部圧迫闘争を計画している。 金属連盟はまた、来る12日から決死隊1千人を構成し、 大規模な昌原集中闘争を繰り広げる予定で、 金属労組事業場の大部分がストライキ賛否投票を終えて、 起亜自動車では、2月26日に争議行為を決議したと伝えられた。

斗山重工業と焚身対策委は3日、 労働部勧告案提示以後、初の交渉を再開したが、 使用側が「3月6日までに労働部勧告案を全面的に受け入れることを要求」する等、 従来の立場を固守したことで決裂した。 焚身対策委は、これに対して 「損賠、仮差押さえ、解雇者復職問題が不十分な労働部勧告案は受け入れられない」 という立場を再度明らかにし、 「事態解決のための前向な交渉態度と実質的な案を提示すること」を要求した。

2003年03月04日19:51:29 キムミラ(raise@jinbo.net)

http://cast.jinbo.net/news/show.php?docnbr=27379


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