名古屋〔8/25〜8/28〕「私たちの『表現の不自由展・その後』」再開します!
2021年7月8日、不審な郵便物が破裂したことを受けて中止となってしまった「私たちの『
表現の不自由展・その後』」。
昨年開催出来なかった4日間を取り戻すべく、私たちは8月25日から28日にかけて市民ギャ
ラリー栄でふたたび「私たちの『表現の不自由展・その後』」を開催する。
今回再開が実現出来た背景には、昨年大阪での「表現の不自由展かんさい」施設使用取消
し処分についての判決が最高裁で確定したことが大きいと考える。それは今年4月に東京
で「表現の不自由展東京2022」が開催出来たことにも影響していると思う。
不審な郵便物を送り付けるという卑劣な行為が許されないことは言うまでもないが、昨年
私たちは捜査が終了次第の再開を求めた。卑劣な脅迫に屈していては、市民の表現する権
利は守られないからだ。しかし、名古屋市は再開のために動くことはなかった。
そして名古屋市長の河村たかしは、自らの歴史改ざん主義を反省することなく「平和の少
女像」への批判・攻撃を続け、1審で全面敗訴したあいちトリエンナーレ2019の名古
屋市分分担金の不払い訴訟の控訴を予定している(市民団体は河村のうごきに対抗運動を
用意している)。
また現在、慰安婦問題や徴用工問題など、日本の戦争責任問題についての自民党政府の姿
勢は「解決済み」認識を一歩進めた「居直り」状態である。
「表現の自由」も「歴史の事実」もいまだ回復していない。
大阪の施設使用についての最高裁の判断は、公共施設こそ市民の表現する権利を最大限に
保障しなければいけないことを強調している。
今年の「私たちの『表現の不自由展・その後』」は、これまでの運動の成果をバネに、私
たち市民が「表現の自由」と「歴史の事実」を回復させる一つの大きな契機になると考え
る。
多くの方に注目と支援を訴えたい。
※今回の鑑賞はすべて事前予約制です。
https://teket.jp/4029/14298 でご確認ください。
※開催費用をまかなうためにクラウドファンディングを行っています。ご協力お願いしま
す!
https://camp-fire.jp/projects/view/607351
高橋良平(「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会)
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staff01.
Last modified on 2022-07-27 10:52:33
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