みんなが何に怒っているかちゃんと聞いてほしい〜9.19 代々木公園に冷静な怒りが満ちた！

笠原眞弓

　「安倍元首相国葬反対！改憲発議と大軍拡やめろ！さよなら戦争さよなら原発「戦争法」強行から7年　福島原発事故を忘れない　９.19大集会」が代々木公園で1万3千人を集めてあった。数日前から台風予報でどうなるかと心配していたが、参加者はぶれることなく集まった。私はアクシデントがあり、福島みずほちゃんのアッピールがちょうど「ご一緒に頑張ろうではありませんか」と終わるところだった。陸橋の上からは、お顔も見えない。後でネットに上がった志位さんのアッピールは、「敬意」を強制するなんて許せないと、力のこもった素晴らしいものだった。

　落合恵子さんは「怒っているよね。怒ってますよね！今度こそ市民を怒らせたらどうなるか分からせてあげましょう！」と始まり、何が解決しましたか？何も解決していないままアンダーコントロールと言った人の国葬に組み込まれるのですか？と続ける。その人の国葬に福島の爆発の後の有機農家の自死した方の悔しさに続いて、ウクライナでのお年寄りが奪われたものは「介護の時」と。はっきりとNOと言える私たちを示していきましょうと。

　大住広太弁護士、総がかりの青年TPの井田敬さんの元気な話のあと、中島由美子さん（全国一般労組東京南部執行委員長）は、自分は労組の代表をしている。労働者の代表は国葬に反対していくべきと思っていると意味深な出だし。女性の問題が10年前より10倍も増えていると。なんとか解決できたと言う人も、よく聞けばフードパントリーの利用なのだという。

　次に立ったのは、福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良さん。刑事責任を問うている。お力添えをと。また汚染水を流さないでと叫ぶ。東海第2原発反対原告団の大石光伸さんは、次世代原発を早く開発しろと言っていると、いかに政府にけしかけて、原発の延長運転と新設を促しているという。辺野古埋め立て国会包囲実行委員会の毛利孝雄さんの沖縄と政府の確執について詳しいスピーチがあった。

　その後は、鎌田慧さんの閉会の挨拶。岸田首相とさよならするつもりで、全国のそれぞれ場所で行動している。それがどんどん増えている。なぜ安倍を国葬にするのか根拠がない。今国葬反対が50％を超えている。皆さん一緒に歩きましょう！と結んだ。 27日当日同時刻に、国会正門前に集まって、全く国葬とは雰囲気の違う集会をすると司会の菱山南帆子さん。私もバカ踊りを当日九段でやりたいと思っていたので、国会前に行くつもりだ！

↓デモの写真（shinya）