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一刻も早く戦争を止めよう!〜ウクライナ支援集会に2000人が結集

2月26日13時、東京・渋谷にあるハチ公前広場において、ロシア軍によるウクライナへの侵略に抗議する集会が開かれました。在日ウクライナ人の呼びかけにより、日本の市民ら約2000人が結集。ベラルーシ人やリトアニア人、そしてロシア人の姿もありました。予想以上に参加者が増えすぎたので、交通と安全の確保のため、集会自体は約1時間で散会。ただし集会終了後も、広場のあちこちに人の輪ができ、国際的な交流の場となりました。

キエフ陥落も近いと報じられる中、祖国に家族や友人がいるウクライナ人は、不安と怒りを隠せない様子です。また、当日は16時から新宿で、在日ロシア人が主体の戦争反対行動があり、そちらへ向かう人もいました。ロシア各地でも、デモ隊1700名以上が逮捕されたと伝えられています。とにかく一刻も早く、戦争を止めましょう。

集会のコールや参加者のプラカードは、日本語・英語・ウクライナ語が使われましたが、次のような内容でした。
「戦争反対」「ウクイナに平和を」「プーチンは戦争を止めろ」「ロシアは侵略を止めろ」「ウクライナとともに」「日本はウクライナの味方」「御免なさい。私はロシア人」「ベラルーシ人は戦争に反対」「自由な民衆は団結すべき」「NATOは口だけで行動しない」「独裁者の幻想だ」「恥を知れ」

主催者の主なアピールは次の通りです。
*ロシアによるウクライナ侵略・占領は8年前から始まっている。
*ウクライナは独立国家であり、自らの決定権を持つ。
*ウクライナは何百年も前から、ロシアからの脅威に耐えている。
*ウクライナ人は一体となって戦っている。
*日本にできることは、まずは知ること、そしてウクライナ軍支援の寄付である。

また、国際社会と日本政府への要求は以下の通りです。
1. ロシアの国際銀行間通信協会(SWIFT)からの排除
2. プーチン個人に対する経済制裁
3. ロシアとの外交関係の停止
4. 石油ガス産業の禁輸を含む、ロシアからの輸入全面停止
5. ロシアヘの多目的商品、ハイテク機器の輸出停止
6. ロシアの新興財閥と政府関係者の全資産・財産凍結
7. ロシア軍のミサイルを迎撃するためのウクライナ空域封鎖
8. 国連安全保障理事会からロシアを排除するための国連会議の招集

【報告】佐藤和之(佼成学園教職員組合) 


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