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米韓合同軍事演習反対3.18緊急行動へのお願い

現在、平昌オリンピックを契機に、南北対話から
南北関係改善につながる対話局面が生まれています。
しかしアメリカは、パラリンピックの終了後に、
延期していた米韓合同軍事演習を開始しようとしています。

この米韓合同軍事演習の開始は日本を含めた東アジアに
破局的事態をもたらす可能性があります。
韓国はもちろん、日本でも大きな犠牲が予想されます。
安倍首相は、韓国で、この演習を行えといいました。
侵略戦争につながるこの米韓軍事演習を何としてても
止めさせなければなりません。
そのために下記の行動を行います。多くの方の参加を訴えます。

<行動概要>
●日時:3月18日(日)pm2時集合、3時まで
●場所:虎ノ門JTビル前
(東京都港区虎ノ門2-2-1
 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅3番出口より、
 外堀通りを溜池山王方面へ直進、徒歩4分)
*プラカード、要請書や鳴り物を持ってきてください。

呼びかけ:米韓合同軍事演習反対3.18緊急行動実行委員会
(実行委員会参加団体:
 アジア共同行動(AWC)首都圏、9条改憲阻止の会、
 戦争法制廃止・安倍をたおせ!反戦実行委員会、
 沖縄文化講座、日韓民衆連帯委員会、2/15現在)
 連絡先:戦争法廃止・安倍たおせ!反戦実行委員会
     090-6481-6713(松平)

 昨年朝鮮半島は、あわや戦争かという直前まで
緊張が高まりました。
 しかし今年1月1日の金正恩国務委員長の平昌
オリンピック参加表明を契機に、1月9日の南北
高位級会談を経て、正式に朝鮮民主主義人民共和国
(以下共和国)の平昌オリンピック参加が決まりました。
これと共にアメリカは平昌オリンピックの間は
韓米合同軍事演習を行わないことを表明し、
更に南北間で話し合いが続いている間は、
軍事演習の延期を継続すると言われています。

 オリンピックについては、環境問題、商業主義
、国家主義、差別など様々な問題がありますが、
平昌オリンピックを契機にこれまでの対決局面
から対話局面に大きく転換し、いわばオリンピック
停戦ともいうべき状況が生まれたことは歓迎すべき
ことです。

 しかし一方ではトランプ政権は、圧力と制裁を
強めています。安倍政権も米に追従し圧力と制裁
の強化を主張しています。
 最近トランプ政権の中で共和国に対する「鼻血作戦
(ブラディ・ノーズ)」(制限的対北先制打撃作戦:
全面戦争を触発しない範囲で共和国の核やミサイル
に制限された打撃を加える作戦)計画の議論が浮上し、
これに反対したビクター・チャ米ジョージタウン大学
教授が駐韓米国大使の内定指名を撤回されたと報道
されています。
 2月7日、平昌オリンピックへ出席の途中日本に立ち
寄ったペンス米副大統領は、安倍首相と会談し、日米で
連携し圧力を最大限まで高める方針を確認し、
「ほほ笑み」外交に警戒し、海上で積み荷を移し替える
ことを禁止するなど更に厳しい制裁を近く科すこと
を明らかにしました。
在韓米国大使館のナッパー代理大使は、平昌オリンピック
期間中延期した米韓合同軍事演習を4月に実施する予定だ
と明言しました。
 これに対して共和国は「演習が再開されれば朝鮮半島
情勢は破局状態に戻る」と激しい反撃を予告しています。

 これはオリンピック停戦が破綻したらより大きな対決
局面の危機に陥ることを意味します。一旦アメリカの先制
攻撃が行われれば限定されるものではなく全面的な戦争
に拡大することは明かです。
 安倍政権は制裁と圧力を煽っていますが、一度朝鮮半島
で戦火が上がれば、朝鮮半島ではもちろんのこと日本も
甚大な犠牲が出ることは言うまでもありません。
しかし安倍政権もマスコミも計り知れない人命が犠牲に
なることは全く触れていません。

 安倍首相は、文在寅大統領と会談し、パラリンピック
終了後の米韓合同軍事演習の実施を要求し、更に圧力を
加え戦争危機を煽りました。これに対して文在寅大統領は
内政干渉だと批判しました。安倍政権はJアラートを
使いミサイル避難訓練をするなど共和国への不安・
恐怖感を煽り戦争の雰囲気を作ろうとしています。
また「北朝鮮の脅威」を口実に、辺野古新基地建設や
自衛隊の南西諸島への配備増強を行い、更にイージス
アショアの導入など最新兵器を導入する大軍拡を行い、
緊張を高めています。

 朝鮮半島での戦火、とりわけアメリカによる先制攻撃を
防がなければなりません。
 現在始まったオリンピック停戦をできるだけ長く
継続させ、南北の交流と協力を進め南北関係の改善を
図る中で、米朝が直接対話し平和協定の交渉を行なわ
なければなりません。そのことが朝鮮半島の緊張を解決
する一番の道です。
 また折角芽生えた南北関係の改善の芽が大きく育つ
ように、朝鮮半島の平和の環境を整えていくことが
必要です。そのために日米両政府に軍事演習や制裁と
圧力を中止するように強く求めていかなければなりません。
 パラリンピック終了後に、米韓合同演習を再開させ
てはなりません。
 韓国では、このような闘いが始まっています。日本
でも韓国の闘いに連帯し、米韓合同軍事演習の再開に
反対していきましょう。
 圧力と制裁を声高に叫ぶ安倍政権に対抗するには、
これまでにないような幅広い人々の参加が必要です。
 そのために是非ともこの行動に賛同して下さい。
この行動を広げ、多くの方々がご参加下さることを訴えます。
2018.2.15

Created by staff01. Last modified on 2018-02-19 09:31:56 Copyright: Default

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