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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.4.14
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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         ■ 待望の新刊! 「香害」 ■

     http://www.kinyobi.co.jp/publish/002266.php
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事


■国鉄解体30年

忘れまい。30年前に組合差別で7628人を解雇し、次に1407人を解雇した国家による不当労
働行為の非道を。首を切ると脅されても屈しなかった労働者と、その家族が味わった辛酸
を。何より忘れまい。国鉄解体こそ、過労死が蔓延する企業優先の社会へ先鞭をつけるも
のだったという事実を。


●新自由主義の先駆けだった「国鉄分割・民営化」
鎌倉孝夫


●すべては社会党と総評、国労潰しが目的
国有財産に群がった「黒い人脈」
鎌田慧

国鉄の「分割・民営化」とは、改憲への道を掃き清めるための中曽根元首相らによる「完
全犯罪」だった。そしてそれを許した結果が、過労死や過労自殺が蔓延する財界の天下で
もあったのではないか。


●「国鉄改革」と称した違法な手口が与えた悪影響
それでも不当労働行為の事実は消えない
萩尾健太

大方のメディアが「成功した」などと今も称賛している国鉄の「分割・民営化」こそ、国
家ぐるみの不当労働行為だった。しかもその張本人が権力者の「ブレーン」となっている
現状は、この国の底知れぬ堕落を象徴している。


●大半がデマや歪曲だった「国鉄報道」
労働者・組合攻撃に加担し煽動したマスメディア
山口正紀

国鉄の解体と国労攻撃は、大手メディアがあることないこと垂れ流したすさまじい量の「
国鉄報道」なしに不可能だった。言論史上、これほど大手メディアが権力の援護射撃に徹
した例は少ない。


●経営危機を迎えたJR北海道の地元では今
元音威子府国労闘争団のあまりに長き歳月
成澤宗男

約23年間、解雇撤回闘争を続けながら、過疎地で自活の道を探ってきた音威子府の国労組
合員たち。だが、今も必死に明日を模索している彼等にとって、「30年」を区切ることの
意味は薄い。



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 【2】  編集長後記
 打ち合わせから戻ると、シリアのアサド政権軍の基地を米国が攻撃したというニュース
が飛び込んできた。米国・共和党のなかにも異論はあるようだ。“オルタナ・ファクト”
を唱えるトランプ大統領だが、今回はどんな事実にもとづき行動を起こしたのだろう。

 日本では、先のイラク戦争の検証もすんでいない。情報公開訴訟が一昨年に提起され、
次の弁論が6月13日、東京地裁で予定されている。

 今週の特集は国鉄の分割民営化からの30年を検証した。

 国労といえば、昨年末に東京南部読者会で講演された福田玲三さんを思い出さずにはい
られない。1949年から国労に在籍され、メーデー事件、松川事件、三鷹事件などの裁
判にも関わられた。戦後労働運動の生き字引のような方だ。

 いずれも権力によるでっちあげだが、松川事件を共に闘った友人が晩年口にしたという
「日米帝国主義と闘って勝ったんだからなあ」という言葉が印象的だった。それにしても
、労働者はどうしていつも理不尽な闘いを強いられるのだろう。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】4月21日(1133)号予告

【特集】“明治維新150周年”は本当にめでたいのか?

●近代的「無限の成長」幻想の危うさを問う 
「戦前77年間」を繰り返さないために                田中優子

●近現代の何を受け継ぎ、何を清算し乗り越えるのか 
“アジアの破壊者”という日本の影は簡単には消し去れない   後田多敦

【文化】●『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『原点』
「昨日よりましな、今日があると思いたい」
安彦良和120分インタビュー

【健康】●「香害」最前線 本当に安全ですか?新型タバコ 岡田幹治

【国会】●たばこ規制に強行に反対する自民党議員たちと、政治献金   野中大樹

【事件】●半グレ最凶集団「ドラゴン」に今なにが起きているのか 本誌取材班

【冤罪】●東住吉区冤罪事件の青木恵子さんが激白
表に出しづらい話を利用した大阪府警の卑劣な取り調べ    粟野仁雄

【環境】●長崎県に消耗戦を強いられる石木ダム予定地13世帯の今
強制収用、通行妨害禁止、SLAPP訴訟  まさのあつこ

【小説】●連作掌篇小説『重力の帝国』
La Imperio de Gravito  第2話  久遠ノ宮ヘ……       山口泉 

【沖縄】●辺野古の肖像(2) 基地のない沖縄に住みたい 写真/エリック・レヒシュタ
イナー 文/瀬川牧子

【国際】●”朝鮮有事”というトンデモ推論  本誌取材班

【国際】●浮躁中国 社会の多元化担うNGO 麻生晴一郎

【健康】●新・買ってはいけない 「制汗グッズ」は人体の生理を無視した代物だ 渡辺
雄二
【文化】●自由と創造のためのレッスン 廣瀬純

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         佐高信
●初めて老いった!?    石坂啓
●メディア一撃      岩本太郎
●俺と写真                 本多勝一
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●脳梗塞サバイバーが考える患者支援ガイド 鈴木大介


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★香害 そのニオイから身を守るには

著者:岡田幹治 1400円+税 A5判・並製・176頁  
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002266.php


花粉症より怖い!?
柔軟剤や芳香剤が原因の「香害」が増えつづけています。

ここ数年の「香り付け」ブーム、テレビで毎日流れる柔軟剤や消臭除菌スプレーのCM。
しかしこの「香り」は危険な化学物質が含まれており、多くの被害が報告されている。
隣家の柔軟剤の香りがもとで転居を余儀なくされたり、
制汗スプレーのニオイがもとで学校に通えなくなったり等々、日々の生活が壊れてしまう
。
しかも、こうした化学物質過敏症はだれでも起こりうる。
花粉症と同じ、ある日突然、襲ってくる。
2012年頃から激増した「香害」、その原因や対策はほとんど知られていない。
本書はその恐るべき実態から原因、対策まですべてを網羅した1冊です。


★たいまつ 遺稿集

著者:むのたけじ 700円+税 A5判並製・80頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002202.php


生涯現役ジャーナリストの遺稿

2016年夏101歳で亡くなった、むのたけじ。その文章、言葉、生き様は多くの人を
刺激し、魂を震わせた。遺稿となった『週刊金曜日』連載コラムをブックレットとして発
刊。



★実名告発 創価学会

著者:野口裕介・滝川清志・小平秀一 1400円+税 四六判並製・256頁
ISBNコード:978-4-86572-015-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002164.php


「平和」を掲げてきた創価学会はなぜ変質したのか──
学会本部の中枢から排除された3人の元青年職員が、「愛する創価のため」権威主義化し
た本部を徹底糾弾。

◎プロローグ
第1章 安保法制容認は名誉会長の意思とは真逆だ
第2章 幹部職員のありえない官僚化・権威化を暴く
第3章 意見する人間を徹底排除する本部執行部
第4章 同志と共に「正義の闘い」に挑み続ける
第5章 『週刊金曜日』編集部が著者に聞く創価学会への疑問


★未来ダイアリー
もしも、自民党改憲草案が実現したら?

著者:内山宙 1000円+税 A5判並製・175頁
ISBNコード:978-4-86572-013-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002084.php

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも──
「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」の
弁護士が憲法改訂後の世界を描く、憲法近未来小説。
※日本国憲法と自民党憲法改正草案 対照表つき

憲司は大学の卒論を書くための資料探しに東京・神保町の古本屋に向かった。そこで、店
から勢いよく出てきた女性とぶつかってしまい、彼女の落とした帽子を
拾ったことから憲司の人生は思わぬ方向に転がり出す。
『赤毛のアン』が大好きで英文学専攻だったのに弁護士になった桜野杏、法科大学院で優
秀な成績をとりながら法曹の道をあきらめた柚木警部補、デモ隊と首相官邸を両にらみす
る国防省の石田......
それぞれの選択が交錯していく「もしも」の世界。いつか、これは本当のことになるかも
しれない。



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

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 【5】イベントのご案内


★第18回「金曜日文庫」 森友学園と維新

■日時:2017年4月20日(木)開場18時、18時30分〜20時
■場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

■登壇者:上西小百合(衆議院議員)、佐高信(評論家)

■参加費:1000円(1ドリンク付)、要申し込み、先着30人

■申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522
※申し込み件名に必ず「金曜日文庫18回目申し込み」とご明記ください。※FAX で申し
込みの場合、必ずご自身のFAX 番号をご明記ください。

主催:『週刊金曜日』



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