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各地自主上映のお知らせ : 『太陽がほしい 〜「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』 | ||||||
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016.5 ━ ◆班忠義監督最新作・各地自主上映会のお知らせ◆ 『太陽がほしい 〜「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』 公式サイトhttp://human-hands.com/# info ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 2016年5月15日(日) 9:30〜12:30上映 (12:45〜班監督トーク) 13:30〜16:30上映 各回2時間45分版 会場:松江市総合市民活動センター (松江市白潟本町4-3 スティックビル) 内容:「太陽がほしい」上映会 主催:アムネスティ・インターナショナル松江グループ 問合せ:TEL 0853-22-5479(岡田) ▼ 2016年5月20日(金) 13:30 〜 会場:牛込箪笥地域センター コンドル(多目的ホール) (新宿区箪笥町15番地) 内容:上映&班監督のお話と写真展 主催:「太陽がほしい」上映実行委員会(再生の大地合唱団) 問合せ:TEL:090-8644-1247(相賀) Email:hanao1994@gmail.com ▼ 2016年5月21日(土) 13:00〜16:00 会場:つくば市サイエンスインフォメーションセンター(大会議室) (つくば市吾妻1-10-1) 内容:上映会と班監督のトーク(2時間短縮版上映) 主催:映画「太陽がほしい」上映と班監督トークの実行委員会 問合せ:TEL:029-838-1440(山下) Email:kayokisaragi3gatu@gmail.com ▼ 2016年6月11日(土) 13:30〜 会場:北九州市生涯学習総合センター (小倉北区大門1-6-43) 内容:上映と班監督の講演(2時間短縮版) 主催:日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州 問合せ:TEL:090-6635-5919(野口) Email:chieko-yes@owa.bibiq.jp =========《 映画「太陽がほしい」 概要 》=========== 700余名の方々の賛同を得、二年間の製作期間を経て、昨年末完成した 「太陽がほしい」は、班監督が20年に渡り、80余名の中国人元「慰安婦」と呼 ばれた女性たちを毎年訪れ、支援者へ報告するために記録した400時間の映像を、 2時間45分に纏めたドキュメンタリー映画である。(短縮版2時間) 映画の舞台は、山西省盂県の農村地域と湖北省武漢の都市部。 1995年8月、留学生だった班氏が初めて山西省に住む万愛花さんを訪ねるシーン から始まる。彼女たちは、日本から訪れた同胞の若者に、何を語り、何を託したのか。 村の古老や旧日本軍兵士の証言もまじえ、性暴力被害の実態を明らかにすると 同時に、日本での「慰安婦」問題に対する様々な市民の歩みを迫います。 「二度と戦争を起こしてはならない」という被害女性の願いを託されたこの映画が、 これを観た私たちの新たな(記憶)となり、敗戦71年の不戦の道を更新し続 ける一筋の(光)たらんことを切に願う。 みなさま是非ご参加ください。 ////////★ ご支援のお願い★////////// ☆ この映画は 市民ひとりひとりの支援に支えられ 製作・上映されています。 ●【映画を上映しませんか?】 DVD/ブルーレイ貸出料30,000円(詳細要項お送りし ます) ●【協力金について】 賛同者募集しています。1口 2000円 何口でも構いません。 ご希望により 1口以上でホームページなどにお名前の掲載 ●【振込先】 郵便口座: 00160−1−633706 名義:ドキュメンタリー映画舎 人間の手 ========================= 【問合せ】ドキュメンタリー映画舎「人間の手」 TEL:080-9374-1294 Email:imfo@human-hands.com ★映画の詳細は公式サイトをご覧ください。 http://human-hands.com/ ====「慰安婦」問題解決関西ネットワーク(おかだ だい)===== http://ianfukansai.blog.fc2.com/blog-entry-212.html?sp 映画『太陽がほしい』 班忠義監督の映画『太陽がほしい』を観ました。前後編合わせて3時間の大作です。山西 省の「慰安婦」と呼ばれた性暴力被害者の20年をまとめたドキュメンタリーです。いまは 亡くなられた被害者たちを今日改めて目の前にして、たくさんの思いを抱きました。 歴史を否定したい人たちは、被害者を個として見ようとしません。「20万人は嘘」「強制 連行はなかった」なとど主張することで、あたかも「慰安婦」問題はなかったかのように デマを振りまきます。しかし私たちにとって、被害者とは名前を持ったひとつひとつの人 格です。10人いれば10通りの苦しみが、10万人いれば10万通りの苦しみがあるのです。 そしてこの映画は、万愛花さんや郭喜翠さん、劉面換さんなど、一人ひとりの犠牲者のど の生もかけがえのなかったものであり、そのひとつひとつを日本軍は奪っていったのだと 教えてくれます。 これほど明らかな戦争犯罪がありながら、私たちは未だ日本政府を追及しきれず、「不可 逆的」などと平然と言ってのけることを許していることに我慢がなりません。 先日、国連女性差別撤廃委員会の対日審査で杉山外務審議官は、「強制連行は確認できな い」「20万人は裏付けがない」「『性奴隷』は事実に反する」などと言いましたが、この 映画を観てもなお、同じことがいえるのでしょうか。 劉面換さんは性奴隷として監禁されている生活の間、便意もないのにウソを言って、陽の 当たらないくらい慰安所からでて、トイレからそっと太陽を眺めていたそうです。このエ ピソードは映画のタイトルの出自にもなっていますが、この絶望を、安倍首相に、杉山審 議官に、本当にわからせてやりたい。 そして、万愛花さんの亡くなられる直前の言葉が、本当に私の胸に突き刺さりました。万 さんは、死の間際にあっても、日本政府を裁判で訴えることを考えておられたようです。 「謝罪してほしい。罪を認め、頭を下げて賠償をするべきです。裁判が続かないと日本の 友人の顔に泥を塗ることになる。日本政府は見くびっている、日本の友人たちを。 最後まで闘う。政府に対して圧力をかけなければ。ここまで来たんだからやり抜く必要が ある。私が死んでも鬼になって闘う。魂となって皆と共に闘う」 「被害者が生きているうちに、被害者が望む解決を!」と私たちは叫び続けてきましたが 、今回の「合意」によって解決は遠のき、そうこうしているうちも被害者はひとり、また ひとりと亡くなっていっています。裁判を闘った山西省の女性たちは、いまは誰もご存命 ではありません。 今日、私たちは万愛花さんが信頼をよせた、日本政府を追い詰めるだけの力を持った「日 本の友人」であるでしょうか? 時に落ち込み、絶望することはあったとしても、私たちは万愛花さんの「日本の友人」で あり続けたいです。鬼神がそばにいてくれるだけの、価値のある私たちでありたい。 万愛花さんが鬼神となって私たちと共にいる、そういうこれからの日々でありたいと、決 意を新たにしました。(だい) Created by staff01. Last modified on 2016-05-10 21:50:22 Copyright: Default |