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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2016.4.22
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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     『週刊金曜日』電子版始めました!
       
    http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3560

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■破綻した「安倍首相の思惑」
日韓合意後の「慰安婦」問題

日本メディアが称賛した、昨年末の「慰安婦」問題に関する日韓合意。だが今日に至るま
で、「最終的かつ不可逆的」という両国のうたい文句にもかかわらず、何の進展もない。
生存する被害者の多くは合意を拒否し、国連もこの合意に否定的評価を下した。こうした
現状を招いた根本的な原因は、日本政府が未だ真の謝罪を果たしていないためだ。


●これでは解決にならない
国連女性差別撤廃委員会が日本に突き付けた「総括所見」

渡辺美奈


●韓国のリベラル派論客、韓洪九さんインタビュー
日韓合意は「和解という名の暴力」
金富子/岡本有佳

日本と韓国による「慰安婦」問題の合意(2015年12月)に対し、日本では歓迎ムードだが
、韓国では被害女性たちや支援団体含めて全国的な抗議運動が広がっている。この世論の
落差はどこに起因するのか。韓国を代表する歴史家でリベラル派論客の韓洪九さん(聖公
会大学校教授)に、金富子さん(植民地朝鮮ジェンダー史)が聞いた。


●当事者が語った「強制連行」証言の源流
被害者の存在から目を背け世界に恥を晒した日本政府の虚妄
吉方べき

「慰安婦」問題をめぐる歴史歪曲プロパガンダの余波が、ついに国際舞台に及んだ。昨年
末の合意の「成果」を振りかざす日本政府が、右派論壇の主張に丸乗りしたのだ。しかし
、被害者の存在から目を背け続ける日本の姿勢が、世界の理解を得ることはない。


●元「慰安婦」・李玉善
「お金で私たちの口はふさげない」
島崎ろでぃー


●評価派VS否定派の溝は埋まったか
激論!『帝国の慰安婦』をめぐるシンポジウム
本誌取材班

朴裕河氏の『帝国の慰安婦』ほど、その評価をめぐり、近年「リベラル論壇」に溝を生じ
させた書物はない。3月28日に東京大学で開かれたシンポジウムは、あらためて互いの隔
たりを浮き彫りにした。


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 【2】  編集長後記


「熊本地震」により被災されました皆様に謹んでお見舞い申し上げます。このたびの震災
の影響を受け、熊本県を中心とした九州地区において本誌の配送に遅れが生じております
。特に熊本県の益城町、南阿蘇村では、お届けが困難となっている模様です。なお今後も
地震の影響をうけ、配送が遅れる場合があります。何卒、ご理解のほどよろしくお願い申
し上げます。

 さて、今週号の「日本軍従軍慰安婦」への政府対応は常に批判を招く。アジア女性基金
による金銭解決もそうだったが、そこに「免罪符」「赦し」をカネで買うという思想が垣
間見えるからだろう。

 もちろんカネは必要な状況もあるからただちに悪ではない。しかもカネはあまりに私た
ちにべったりと染みつき、金銭解決を批判する資格をほとんどの人は持たないだろう。

 しかし「赦し」はカネで買えるものでもなく、「謝罪」の対価でもない。被害者が加害
者に一方的かつ無償でふいに与える筋合いのものだろう。そこに取引や期待は生じないは
ずである。


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】4月29日(1086)号予告


【憲法特集】
18歳 私たちの選挙  写真・文/尾崎孝史  16ページ

●<T-nsSOWL×あすわか>  
憲法が変わるとどうなるの? Q&A  神保大地 諸富健    20ページ
◆「GO TO VOTE」〜選挙に行けよ!  タクヤ        23ページ

●若年層の心をつかめば勝ち?
各党の若者向けネット戦略と自民が漏らす意外な現実  天城慶 38ページ

●10代から読んでほしい12冊     大江輝行 27ページ
●『週刊金曜日』イチ押し!14冊     編集部   33ページ

●2016年の憲法、どう考える?
牛窪 恵/太田啓子/萱野志朗/神田香織/西郷南海子/猿田佐世
苫野一徳/東 小雪/廣瀬 純/ブルボンヌ/松元ヒロ/森 達也

●もしも、自民党改憲草案が実現したら?
20XX年春 国会前         内山 宙


●政治的圧力が強まる学校
憲法と民主主義をどう守る 岐路に立つ「主権者教育」
 
平舘英明


● 高校新聞と生徒自治
原子力教育を紙面で批判 受け継がれる不屈の記者魂

池添徳明

●外道をぶった斬る!
論客対談 小林節×佐高信
自由のない自民党という茶番


【文壇】
●「震災文学」、この5年 
言葉の単純化に抗する文学の言葉とは
横尾和博

【日本論】
●不寛容な社会   鴻上尚史


【神道と政治】
●香川県高松市 冠纓神社?乗っ取り?事件
神道政治連盟?有力者?らで宮司決定


【TPP】
●デモクラテレビと共同企画
TPPの闇を暴く
内田聖子・アジア太平洋資料センター事務局長に聞く
多国籍企業の企みは許さない
山田厚史

【水俣病60年】
水俣病を拡大させた“戦争なるもの”

【人】
●『金曜日』で逢いましょう アダム・バクリさん  中村富美子


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計          北村肇
●初めて老いった!?    石坂啓
●櫂未知子の金曜俳句



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制
『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php


一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★僕がイスラム戦士になってシリアで戦ったわけ
著者:鵜澤佳史 1400円+税 四六判並製 304頁
ISBN:978-4-86572-007-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001909.php

シリアで戦士として戦い、瀕死の重傷を負った若者。
彼が体験した「戦争」とは──

僕は「イスラム過激派」といわれる仲間たちと生活を共にしてきた。3カ月と
いう短い間ではあったが、その中でみた彼らの姿は、それまでの日本のメディ
ア報道から抱いていたイメージとはまるで異なるものだった。(まえがきよ
り)

「鵜澤さんとは共通点が多い。でも死なないやり方でたたかって、何か変える
ことができるんじゃないかと思うから、自分はいま武器を持たずに路上で声を
上げている」元山仁士郎(SEALDs RYUKYU)



★「戦後」の墓碑銘

著者: 白井聡 1400円+税、四六並製 296頁
ISBN:978-4-86572-005-1
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001805.php

「戦後」の断末魔=安倍政権を歴史の屑籠に叩き込め!

「永続敗戦レジーム」という構造を歴史的、社会的、精神的に暴露し、生起しつつある新
たな民主主義革命のヴィジョンを示す必読のテキスト。

「追い詰められているのは、われわれの方ではない。奴らの方が追い詰められているので
ある。ゆえに、問題はいまや奴らに勝てるかどうかではない。すでに勝利は確定している
。真の問題は、この勝利からどれだけ多くのものを引き出せるのか、ということにほかな
らない」(政治学者)白井聡



★私の1960年代

著者:  山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN:  978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃草の根歯医者のひとりごと

岡田弥生:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001888.php

きちんと歯みがきしているのに虫歯ができる、
歯周病がなかなか改善しない、
歯医者さんでインプラントを勧められたけど……などなど、
歯でお悩みの方は、ぜひ本書を読んでみてください。
岡田弥生先生は訪問診療専門の歯医者さん。
「目からウロコ」のユニークな提言の数々は、悩めるアナタの胸に響くはず。
また、要介護や胃瘻(いろう)の方の口腔ケアなど、
高齢化社会ならではの重要な提案もあります。
いくつになっても自分の歯で、自分の口で食べることは、
「自分らしさ」を失わないことにつながるのです。



┃Kindle版┃どうする? 親の介護

太田佐恵子:著 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001763.php

いつの時代でも、子にとって心配なのは「親の介護」のことですよね。
今は元気でいても、いつか「Xデー」はやってくる。
……やっぱり子が介護しないといけないんだよね?
介護っていくらかかるの? 仕事と家庭と介護、両立できるのかな?
仕事辞めないと無理かしら? かといって仕事を辞めちゃうと収入が……。
親の介護は子世代の人生設計にもからんでくる問題だけに、悩みはつきませ
ん。
そんな悩める子世代に、どう解決すればいいのか、どんな解決方法があるの
か、
長年、遠距離介護問題に取り組んできた太田さんが贈るアドバイス。
介護に直面している人、これからの介護に備えたい人、双方におすすめです。



┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか?

斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php

著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。
ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。
お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。
「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」──
と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。
お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。



┃Kindle版┃強制起訴 あばかれた東電元最高幹部の罪

武藤類子、海渡雄一、明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:300円+税
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001889.php

 福島第一原発事故の刑事責任が、ついに裁判の場で問われることになった。
 東京地検が2度不起訴とした東京電力の旧経営陣3人について、東京第五検察審査会が
2015年7月17日、業務上過失致死傷罪で起訴すべきと2回目の議決をしたからだ(公
表は同年7月31日)。原発事故の刑事責任が裁判で問われること自体が初めてとなる。
 起訴されるのは、東京電力の勝俣恒久元会長(75歳)と、武藤栄元副社長(65歳)、武
黒一郎元副社長(69歳)。
 未曾有の原発事故はなぜ起きたのか。その責任は誰にあるのか──東京電力幹部らを刑
事告訴した福島原発告訴団の武藤類子団長、告訴団代理人の海渡雄一弁護士、ルポライタ
ーの明石昇二郎氏が強制起訴の意義と今後の見通しについて徹底的に話しあう。



★反知性主義とファシズム

著者:  佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁
ISBN:  978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000493.php

知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から
反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は
ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。

「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、
既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優)
「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が
もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環) 


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 【5】イベントのご案内



★ シンポジウム 戦争と学生 ─経済徴兵制をぶっ潰せ!─

1部 基調報告:大野英士 提題:白井聡/布施祐仁/マニュエル・ヤン
2部 提題:高橋若木/栗原康  3部 提題者座談会


日時:4月30日(土)14時〜18時半(13時半開場)
場所:東京新宿区・早稲田大学15号館102教室
  (東京メトロ東西線「早稲田駅」5分)
参加費:無料
問合せ:daigaku-hijoukin@yahoo.co.jp
主催:首都圏大学非常勤講師組合・早稲田ユニオン分会
協賛:『週刊金曜日』 



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