ルポ・震災から5年たって〜3a(安全・安心アクションin郡山)代表 野口時子さんに聞く | |||||||
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ルポ・震災から5年たって〜3a(安全・安心アクションin郡山)代表 野口時子さんに聞く湯本雅典震災から5年たった3月11日、福島県郡山駅に降り立つ。2時46分、サイレンが鳴り、冥福を祈るアナウンスが流れた。駅前の人たちに特に変わりがあるわけではなかったが、合掌したり、時計をじっと見つめる人もいた。 この日、郡山市に事務所がある3a(安全・安心アクション!in郡山)の代表、野口時子さんを訪ねた。3aは、震災以降母親を中心に、子どもたちを放射能から守るための活動を始め、活動を継続している自主的なボランティア団体である。 代表の野口時子さんも2児の母であり、郡山在住。野口さんにこの5年間を振り返ってもらった。 〇最近感じること〜私が5年前に感じたことを、今の母親が感じている 実は、3a会員数が減っていないのです。最近は、震災後生まれたお子さんを持つお母さん、避難先から福島にもどってきて小さいお子さんを持つお母さんが3aにやってきます。そんなお母さんたちを見ていると、震災直後の自分を思い出します。あの時は、放射線のことなんか何もわからなかったので。 〇毎週、西日本の野菜を提供 毎週火曜日に、「お野菜マルシェ」という野菜の頒布会をやっています。西日本や北海道の野菜を共同購入したりして、会員の皆さんに提供しています。今も、お子さんにお弁当を持たせる親御さんはいます。ここに来ているお母さんたちは、「測ってまで食べたい」とは思っていないのです。それが、あたりまえだと思うのですが。 〇月1回の無料法律相談会 毎月1回、東京から「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク」(略称:サフラン)の弁護士さんが、無料法律相談に来てくださいます。火曜日の「お野菜マルシェ」に合わせて「相談会」をやるので、お野菜を買いに来たお母さんが気楽に法律相談ができるようにしています。 〇血液検査支援を続けたい 甲状腺エコー検査と血液監査(被ばく障害検査)の援助(ひとり18000円中15000円分を援助)をずっと続けてきました。子どもたちには、これからも受け続けてほしいと思います。 5年間、つらいこともたくさんあったけど、「やってきてよかった」と言いきった野口さんの言葉に、こちらが逆に励まされた。(取材:2016年3月11日) *3aのホームページ Created by staff01. Last modified on 2016-04-08 22:12:15 Copyright: Default |