本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:戦争法案強行採決!与党内でも安倍離れ
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1437695539600st...
Status: published
View


 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2015.7.24
_________________________________________________________『週刊金曜日』


     「金曜日文庫」第5回 丸山眞男と田中角栄

   ◆日時:7月31日(金)18:30〜20:00(開場18:00)
   ◆詳細:http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3437 

===========================================================
                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【1】注目の記事


■戦争法案強行採決!
与党内でも安倍離れ

安倍政権が大きく揺らぎ始めた。自民、公明両党が「戦争法案」を強行採決し
たことで、内閣の不支持率が急上昇。首相官邸は支持率回復に奔走する。だが
問題は世論だけではない。与党内でも一部で「安倍離れ」が進んでいる。維新
の党との連携も失敗に終わった。


●公開されたイラク派遣「内部文書」の衝撃
横田一+本誌取材班


●小林よしのりインタビュー「自民党がネトウヨ化している」

6月25日、自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で起きた「言論弾圧発言」は歴
史に刻まれよう。一方、その同日、漫画家の小林よしのり氏が自民党リベラル
派の勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」に講師と
して招かれながら党執行部の判断で中止となったことはどう理解されようか。
歴史認識など、本誌とはさまざまな観点から立場を異にする小林氏に、安倍政
権のありようについて聞いた。


●西日本は対中国軍事戦略の拠点となるのか
大軍拡が進行する山口・九州
成澤宗男

戦争法案をめぐる国会審議が注目される一方で、山口県や九州を始めとした西
日本では、巨大な軍拡が進行している。明らかに対中国シフトを狙った一連の
米軍・自衛隊の動きは、「集団的自衛権行使」に向かう流れと無縁ではない。


■日本を歪めるトヨタ


●非正規労働者増大の背景にトヨタの影
日本の雇用を破壊したのは……
武田知弘

高い技術開発力とそれを支える労働力が戦後の日本経済と自動車産業の発展を
推進してきた両輪だった。しかし、業界トップを走るトヨタ自動車の業績は、
両輪のひとつである雇用=労働者の犠牲の上に成り立っている。雇用に大きな
影響を及ぼし、非正規労働という奴隷的な労働状況を拡大させた罪は重い。


●優遇するにもほどがある! 歪められた税制
トヨタはなぜ5年間税金を払わずに済んだのか
大村大次郎

2015年3月期の連結決算で、グループの最終利益が2兆円を超えたトヨタ自動
車。利益が2兆円を超えたのは、日本の企業としては初めてのことである。そ
のトヨタが、日本経済に与えてきた影響はプラス面だけではない。自らに都合
のよい制度になるよう、時の政治権力に働きかけ、この国の税制を歪めていた
としたら……。


●アベノミクスは「日本を売り渡す」
上場企業の“外資化”で配当は海外へ
金子勝

「日本を取り戻す」が安倍晋三首相のキャッチフレーズだが、今や有名な上場
企業が軒並み“”外資系企業”となっている。集団的自衛権やTPP(環太平
洋戦略経済連携協定)の背後には日本経済の変質がある。雇用が非正規化し給
与総額が落ち込み続ける一方、膨大な利益は配当として外国人株主の手に渡る。
これでは「日本を売り渡す」である。日本は出口を失いかけている。


●米国メディアはどう報じたか
トヨタ役員人事、麻薬「オキシコドン」でつまづき
マクレーン末子 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【2】  編集長後記


 7月16日、自公政権が戦争法案を採決したが、首相に右ならえする与党議員の衆愚的姿
がなにより気持ちわ

るい。民衆裁判で死刑判決を受けたソクラテスは「悪法も法なり」と語ったという。民主
主義者には悪法も法

だ。この国で暮らすものはこの国の民主主義の希望と絶望、不条理を受けいれる。

 それは手続きを踏まえて成立した法には従うという掟だ。このまま戦争法が成立すれば
おそらく憲法学者ら

によって戦後最大の違憲訴訟が起きるだろう。私も違憲だとかんがえる。しかしいちど成
立すれば違憲判決が

でても廃止法案が必要だ。法に頼るものは法をまもらなければならない。予算をつけない
ことで骨抜きにする

超ウルトラCもあるが、今の野党では無理だろう。結局は民主主義の話だ。

 国政選挙がないなか9月の自民党総裁選が立憲政治の踏み絵となる。憲法を守らない議
員は議会から退場す

るのが立憲民主主義の掟だ。そうでなければ日本の民主政治は崩壊する。安倍的政治はす
でに失格であり退場

すべきなのである。(平井康嗣) 


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】2015年7月31日号(1050号)予告



【特集タイトル】
戦後70年特集
よみがえる軍国主義
 

生きている大和の神話と「軍国美談」 
平賀伸一

一兵士・村瀬守保の撮った戦争の記録 
笠原十九司 金富子

吉田松陰と歴史修正主義
纐纈厚

広島で被爆した移動演劇「桜隊」を知っていますか?
迫真一

軍将校にだまされシベリアで抑留された阿部順造さん 
桜木和美

記憶と抵抗の磁場からヤスクニの迷妄
岡本有佳

過去を克服したドイツ 田中直


違憲の「戦争法案」は白紙撤回しかない 国会情勢最新リポート


朝鮮総聯60周年イベントってなにをやっているの?


最終回!
「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」   辺見庸



<強力連載>
それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
風速計          佐高信
浮躁中国         
俺と写真                 本多勝一 
初めて老いった!?    石坂啓
メディア一撃      岩本太郎                         
田岡俊次、山岡淳一郎


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか?

斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php


著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。
ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。
お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。
「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」──
と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。
お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。



★反知性主義とファシズム

著者:  佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁
ISBN:  978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000493.php

知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から
反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は
ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。

「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、
既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優)
「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が
もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環) 


★貧困なる精神26集 「戦争」か侵略か

著者:  本多勝一 1400円+税、B6版並装 184頁
ISBN:  978-4-86572-003-7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000495.php

朝日新聞入社以来約六〇年、ジャーナリズムの第一線で書き続ける本多勝一。これまで数
多くのルポを記して

きたが、ジャーナリストとしての転機になったのは、ベトナム戦争を取材した『戦場の村
』であった。その体

験は彼の生涯に決定的な「あるもの」を投げかけ、その後の『中国の旅』、『南京への道
』へと続く。「満州

事変の前夜に相当する」と言われる今、ジャーナリズムに求められるものとは何か?著者
渾身のシリーズ最新刊

。


★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000490.php


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」
──辺見庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。
二人の思索者が日本

ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こそぎ壊して
いる。日本では平和

憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに
も似た、さしあたり

の答えが本書である。 



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000489.php 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。
全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が
相次いでいます。
しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける
証言・資料は否定で

きません。
歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありませ
ん。
肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評価されたりすることが多いからです
。
そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨時増刊号を刊行します。
『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍慰安婦
」号です。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史         
  

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000487.php

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼオライト入

り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【5】イベントのご案内


★第5回金曜日文庫
http://www.kinyobi.co.jp/event/20150706_001734.php

講演タイトル:丸山眞男と田中角栄

日時:2015年7月31日(金)開場18時、18時30分?20時
場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
 地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:早野透(桜美林大学教授)、佐高信(評論家、本誌編集委員)

参加費:2000円(飲み物、軽食代込み)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522 
 ※申し込み件名に必ず「金曜日文庫4回目申し込み」とご明記ください。



==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.kinyobi.co.jp/mail/mail_index.php

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃        http://www.kinyobi.co.jp/                             ┃
┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
┃業務部   mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp                          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2015-07-24 08:52:20 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について