7月4日から映画『“記憶”と生きる』の上映が始まります

wamの池田恵理子です。

7月4日から、渋谷のアップリンクで、映画『“記憶”と 生きる』の上映
が始まります。上映後には多彩なゲストによるトークイベントもあります。

ぜひ、ご覧ください。

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20年前の1994年12月からほぼ2年にわたって、韓国 の「ナヌム(分かち合い)の 
家」の元「慰安婦」のハルモニ（おばあさん）たちの証言と生活を取材・撮影、
のべ百数十時間におよぶ映像をほぼ1年 がかりで編集し、戦後70年の今年、3時 
間半のドキュメンタリー映画にしたものです。

映画に登場するハルモニたちは全員すでに死去 され、残った生前の証言と生活
の記録映像は、今や貴重な歴史的資料でもあり、いまの日本社会で、一人でも
たくさんの方にこの貴重な６人のハルモニの声・姿を観ていただきたいと考えて
おります。

【劇場公開】東京・渋谷アップリンク　7月4日（土）～(順次全国公開予定)*
　1週目（7/4土～7/10金）
　　　1日2回上映（別々のスクリーンで）
　　　①１０:４５～[1F]　②１２:５０～[2F]
　２週目、3週 目（7/11土～7/24金）*
　　　①１０:３０～[1F]　②未定
　4週 目（7/25土～）*
　　　未定
※未 定のところについては劇場 (03-6825-5503)まで直接お問い合わせください。

【入場料金】特別鑑賞券（前売券）1500円
　当日一般1800 円、シニ ア・学生・専門1500円、高校生以下1000円
　※6月7日 の完成披露上映会の前売券を未使用のままお持ちの方は、
　　本劇場公開で使用可

【内 容】
　第一部「分かち合いの家」（124分）
「ナヌムの家」で暮らすハルモニたち。過去を忘れるための酒が手放せず荒む女
性、息子に過去を知られ悩み苦んだ女性、戦後、結婚もできず孤独に生きてきた
女性…、彼女たちの日常生活とともに「慰安婦」の記憶や戦後の波乱の半生を語
る５人の声を丹念に拾い、記録していく。

　第二部「姜徳景(カン・ドク キョン)」（91分）
「女子挺身隊」として日本に渡った姜徳景は、脱走後、国内で「慰安婦」にされ
た。望まない子を宿し、戦後帰国した彼女の波乱の半生。
その体験と心情を姜徳景は絵で表現した。やがて肺がん末期と宣告される。
彼女が死を迎えるまでの2年間を記録。

【公開記念トークイベント開催！】
7/ 4（土）10:45の回上 映後　土井敏邦監督、北原みのりさん（作家）
　　　　 　　12:50の回上映後　土井敏邦監督
7/ 5（日）10:45の回上映後　高橋哲哉さん（東京大学教授・哲学者）
　　　　　　 12:50の回 上映後　土井敏邦監督
7/ 6（月）10:45 の回上映後　池田恵理子さん（アクティブ・ミュージアム 女
　　　　　　　たちの戦争と平和資料館館長）
7/ 7（火）10:45の回上映後　永田浩三さん（武蔵大学教授）
7/ 8（水）10:45の回上映後　雨宮処凛さん（作家・活動家）
7/ 9（木）10:45の回上映後　根岸季衣さん（俳優）
7/10(金)　10:45の回上映後　金富子 さん（東京外国語大学教授・ジェンダー論）
7/12(日)　10:30の回上映後　李政美 さん（歌手）
7/14(火)　10:30の回上映後　金優綺 さん（在日本朝鮮人人権協会）
7/16(木)　10:30の回上映後　大野聖 良さん（日本学術振興会特別研究員PD）
7/18(土)　10:30の回上映後　梁澄子 さん（日本軍「慰安婦」問題解決全国行 
　　　　　　　　動共同代表）
7/19(日)　10:30の回上映後　纐纈あ やさん（映画監督）
7/23(木)　10:30の回上映後　安世鴻 さん（写真家）
7/25(土) 時間未定　西 野留美子さん（フリージャーナリスト）

映画の詳細・予告編は公式サイトをご覧ください。http://doi-toshikuni.net/j/kioku/<
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またこの映画制作の動機と 経緯については、以下の土井監督のWebコラムをご参照くださ
い。
　　コラム「なぜ今、元「慰安婦」の記録映画なの か」
【前編】「映画『“記憶”と生き る』が出来るまで　http://doi-toshikuni.net/j/colu
mn/20150520.html
【後編】「“加害”を語れない日 本の中での抵抗」
http://doi-toshikuni.net/j/column/20150525.html

土井 監督最新著書『“記憶”と 生きる　元「慰安婦」姜徳景の生涯』（大月書店／4月2
0日発売）絶賛発売 中！
　http://www.otsukishoten.co.jp/book/b194614.html

【広報とチケット販売・ご協力のお願い】
１）メール・ML、ツイッ ター、フェイス ブック、チラシ配布や口コミなどで、
　「“記憶”と生きる」の広報・宣伝にご協力下さい！
２）チケットの買取・委託販売にご協力ください！
　特 別割引券（1500円／当日料金は1800円）を買取もしくは預かっていただき、販売に
ご協力ください
（委託の場合は残券は返却いただけます）。

詳細は別添をご覧下さい。
ご協力いただける方は、以下のア ドレスに、お名前と送り先、必要な枚数をお知らせく
ださい。
kiokutoikiru@gmail.com <mailto:kiokutoikiru@gmail.com>／070-5459-9205
　　（記憶と生きる上映委員会：　きろくびと・中山）
　ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。