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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2015.6.26
_________________________________________________________『週刊金曜日』

★           金曜日文庫第4回
「ワイセツって何ですか?〜海外のMANKO、反応はこんなに違う〜」 ★

  2015年 6月 26日 (金) 18時30分〜 

http://www.kinyobi.co.jp/event/event_detail.php?no=3546&page=1

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■戦後70年 冷え込む日韓

●朝鮮半島との歴史的和解のために日本がやるべきこと
『コリア・レポート』辺真一

今年は日本と韓国の「国交正常化50年」だが、両国の関係はきわめて不正常だ。1965年締
結の日韓基本条約で棚上げにされた竹島(韓国名:独島)の領土問題はもとより、「日帝
36年」といわれる植民地時代の清算や「慰安婦」問題など、“抜けないトゲ”が刺さった
まま。朝鮮半島との歴史的和解のために今やるべきこととは──。


●韓国は「反日」どころじゃない
『ソウル新聞』東京支局長・黄性淇

創刊111年の韓国日刊紙『ソウル新聞』。2012年8月に李明博大統領(当時)が独島(日
本名:竹島)を訪問して以降、日韓関係が悪化の一途をたどる中、東京支局は13年11月に
日本語の月刊紙『TeSORO』を創刊した。特派員として三度目の東京駐在となる黄性淇氏に
、話を聞いた。


●草の根で続く“好韓”の動きに期待
『京郷新聞』東京支局長・尹煕一

韓国市民が数万人規模でソウル市庁周辺を囲み、米国産牛肉の輸入再開に反対する「ろう
そくデモ」をした2008年。それを期に、政府に厳しい立場を取る独立系新聞として日刊紙
『京郷新聞』は読者数を爆発的に伸ばした。同紙で20年以上日本にかかわりを持ってきた
尹煕一氏に話を聞いた。


●対談 今田真人×西野瑠美子
「慰安婦」強制の事実に蓋をするな
「吉田証言」は本当に「虚偽」なのか

「慰安婦」狩りをめぐる故・吉田清治氏の証言記事「取り消し」によって、日本軍「慰安
婦」の強制性そのものが否定されたかのような言説がまかり通っている。その吉田氏にイ
ンタビューした元『赤旗』記者・今田真人さんと、「慰安婦」をめぐる多くの著書がある
西野瑠美子さんが「歴史的事実に蓋をするな」と異論を放つ。


●「慰安婦狩り」を現地はどう受け止めたのか
知られざる済州島地元紙の「吉田証言」報道の中身
吉方べき

『朝日新聞』は昨年、韓国南部・済州島で「慰安婦狩り」をしたという「吉田証言」を「
虚偽」として関連記事を取り消したが、「慰安婦」問題焦点化前の現地新聞はどう報じて
いたのか。知られざる済州島の地元紙の「吉田証言」報道に迫る。


●歴史学関係16団体「声明」の重み
「慰安婦」強制連行は明らか
片岡伸行


●元「慰安婦」のハルモニらが安倍首相に訴え
「彼は歴史を否定する病」
浅野健一



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 【2】  編集長後記

 6月22日は日韓の関係正常化を実現した日韓基本条約の署名から50年だ。そこで日韓関
係で特に根深い「慰安婦」問題をあらためてとりあげた。

 大手メディアはこの問題から逃げていることだろう。旧日本軍の「慰安婦」は、中国人
、オランダ人などにもいたのだが、韓国だけをことさらとりあげ全存在を否定しようとも
する。その根拠は吉田証言全否定に依拠する。この乱暴な論争を可としてはならない。し
かしこの非論理的な状況には「右派」だけでなく『朝日新聞』も貢献してしまった。

 今の非論理的な社会はハンナ・アレントが研究したところの「ニヒリズム」と言われる
状態と言えまいか。〈ニヒリズムとは、現在のいわゆる確立された既存の価値を否定しな
がら、そうした価値にあくまでも固執するところから生まれるのです〉(『責任と判断』
)。〈そうした〉とは「伝統」を指す。ニヒリズムの危険性は疑いを抱き思考をしようと
するものの、論理的に思考や吟味ができず、無責任な全体主義を望んでしまうことなので
ある。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】2015年7月3日号(1046号)予告


【特集タイトル】
特集 戦争法案と若者

今路上では学生たちなど若者がデモをし、抗議の声をあげている。その熱いメッセージを
紹介する。

安倍首相の妄言カタログ

米国の戦争に参加すれば日本にテロが起きるだろう 


少年A『絶歌』とはなんだったのか 武田砂鉄

ピケティ論争 結局、ピケティは資本主義を温存させるだけなのか? 

サム・カンノ氏から河合弁護士に反論!


大反響連載!
「1★9★3★7 時間はなぜ消されたのか」   辺見庸

金曜日で逢いましょう 椎名伸江さん

<強力連載>
それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
満腹の情景        木村聡 
風速計          中島岳志
戦後の墓碑銘       白井聡
新・政経外科       佐高信
俺と写真                 本多勝一 
初めて老いった!?    石坂啓
メディア一撃      岩本太郎                         
田岡俊次、四方田犬彦、マイケル・ペンほか


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 【4】近刊のご案内


★反知性主義とファシズム

著者:  佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁
ISBN:  978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3514

知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から
反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は
ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。

「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、
既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優)
「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が
もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環) 


★ワイセツって何ですか? 

著者:  ろくでなし子 1400円+税、A5版並装 168頁
ISBN:  978-4-86572-001-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3471

どうしてまんこで2度も逮捕されなくちゃいけないの!?

大反響の本誌連載に大幅加筆。刑事、検察とのやり取りや留置場のなかの出来事を詳細に
描く。また著者渾身の「まんこちゃんストーリー」をはじめ、まんこアーティストになっ
た経緯を漫画でたどり、「ジオラマン」や「マンボート」など、これまでの作品をカラー
で紹介。「はたしてまんこはワイセツなのか」そんな前代未聞の裁判が始まるなか、改め
てみんなで考えたい「ワイセツって何ですか?」超永久保存版! 


★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」
──辺見庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。
二人の思索者が日本ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世
界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに
も似た、さしあたりの答えが本書である。 


★ピケティ入門
『21世紀の資本』の読み方

著者:  竹信三恵子   1200円+税、四六並製・128頁
ISBN:  978-4-86572-000-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368


格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか

「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向
けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してき
た著者が、世界的ベストセラー『21世紀の資本』を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。
全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が
相次いでいます。
しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける
証言・資料は否定できません。
歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありませ
ん。
肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評価されたりすることが多いからです
。
そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨時増刊号を刊行します。
『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍慰安婦
」号です。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史         
  

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼオライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


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 【5】イベントのご案内


★本誌主催講演会・第4回「金曜日文庫」
「ワイセツって何ですか?〜海外のMANKO、反応はこんなに違う〜」

2015年6月26日(金)開場18時、18時30分〜20時
寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
 地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:ろくでなし子(漫画家、芸術家)、平井康嗣(本誌編集長)

参加費:2000円(飲み物、軽食代込み)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522 
 ※申し込み件名に必ず「金曜日文庫4回目申し込み」とご明記ください。




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