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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2014.12.5
_________________________________________________________『週刊金曜日』

★格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか 
話題の新刊  ピケティ入門『21世紀の資本』の読み方 

http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内

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 【1】注目の記事

■どこへ行く「慰安婦」問題と朝日新聞

●対談 早野透×佐高信
 この際『朝日』は“ヤクザ”になれ

朝日新聞社は12月5日に開く臨時株主総会で木村伊量社長が退任し、
経営陣を一新する。
すでに院政の噂もあり、トップを変えただけで再生できるのか。
今の『朝日』に本当に大切なものとは──。


●日本人「慰安婦」田中タミさんの証言
川田文子

田中タミさんは1992年に「『慰安婦』である」と存在を明らかにして以降、
公の場には出なかったが、今回、二十数年ぶりに当時を振り返ってくれた。
タミさんの境遇は植民地や戦地・占領地の女性とは異なるが、
「慰安婦」であったことのトラウマや、
世間の目に怯えながらの暮らしなどは、多くの被害女性と共通する。
「慰安婦」制度の罪深さを改めて認識させる。


●お粗末じゃないか“テキサス親父”
小山エミ

この1年の間に“保守系メディア”で急速に知名度をあげた
“親日”米国人がいる。
“テキサス親父”ことトニー・マラーノ氏は日本軍「慰安婦」問題などに
言及して人気を得たが、筆者との応酬過程でその知識の浅さを露呈した。



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 【2】  編集長後記

 総選挙で、自民党が議席を減らすという見方が大勢のようだが、一方で300まで増や
すという見方も出てきており、それはそれで受け皿である野党らをみればありうるかとも
思える。結局わからないのだが、自公政権の特定秘密保護法、集団的自衛権の解釈改憲、
原発再稼働、消費増税について本誌は批判してきた。有権者はピカピカで総花の選挙公約
に騙されることなく、自公がこれまでに何をしたのかを確認してほしい。

 特定秘密保護法については、今週号で内部告発サイトを立ち上げる八田真行さんに話を
聞いている。IT業界では当然の情報保持が記者の間では未踏の世界であるのが実態だ。
公益性のある内部告発者を守るためには、早急に体制を整える必要がある。しかし体制が
整っても、結局、高度な内部情報の取り扱い者は限られ特定されやすい。臺宏士さんが連
続小説で描いている結末は説得力がある。

 しかし選挙にしろなんにしろ、個人がその勇気を態度で示し、知らしめることに大きな
意味はある。	(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】12月12日(1020)号予告

12月3日、本誌で漫画を連載しているろくでなし子さんとコラムを執筆されている北原み
のりさんが、わいせつ物公然陳列等の容疑で警視庁に逮捕されました。自由な表現活動に
対する不当な逮捕であると考え、警視庁の強権行使には断固抗議します。


さて、今週号は経済学者の金子勝さんの責任編集企画。いまこそ、カネコノミクス! で
す。
「カネコノミクス」というタイトルは金子さんが自らつけたわけではなく、編集部で責任
編集だからと押し付けたものであります。(金子さん、すみません!)
さて、金子さんが壊れていると考える社会の問題とはなにか、社会を変えるためには今な
にが必要なのか。現状をシビアに分析し、経済成長至上主義ではない、未来への見取り図
を模索していきます。
アベノミクスよりカネコノミクス! (編集長H)


金子勝責任編集 未来は選べる
 いまこそ、カネコノミクス!

 対談 金子勝×竹田茂夫 スローバイオレンスへの反撃を
 すべての人の健康をむしばむ過剰ストレス 伊東俊彦



下半身的表現を考える対談 
園子温×ろくでなし子
「違法ぎりぎりじゃないと表現ではない」





誌上討論 本多勝一×藤岡信勝を終えて


食品表示規制のなにが問題か

戦後左翼の困難 「良心的日本人」を沖縄から考える

ルポ ノーベル平和賞とインドの巨大スラム

好評連載
愛国ビジネス ハヤカワタダノリ
下世話なラブレター 佃野デボラ
新・政経外科    佐高信
飛耳長目      佐藤優




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 【4】近刊のご案内

★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3367


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」
──辺見庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。
二人の思索者が日本ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世
界を根こそぎ壊している。日本では平和憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに
も似た、さしあたりの答えが本書である。 


★ピケティ入門
『21世紀の資本』の読み方

著者:  竹信三恵子   1200円+税、四六並製・128頁
ISBN:  978-4-86572-000-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3368


格差社会ニッポンへの警鐘!!
世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか

「現代のマルクス」ともいわれるトマ・ピケティは放置すれば格差は拡大する、平等に向
けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵と説く。「格差」の現場を取材してき
た著者が、世界的ベストセラー『21世紀の資本』を読み解き、アベノミクスの罪を暴く。



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号) 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。
全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が
相次いでいます。
しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける
証言・資料は否定できません。歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を
把握するのはたやすくありません。肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評
価されたりすることが多いからです。そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨
時増刊号を刊行します。『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにま
るごと一冊「従軍慰安婦」号です。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史         
  

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3266

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼオライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 


★ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか
グローバル企業の前衛
著者:  ネルソン・リクテンスタイン    訳者:  佐々木洋、3500円+税、A5判並製 400
頁
ISBN:  978-4-906605-97-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3273

米国の片隅で生まれたちっぽけな小売店が、わずか50年で世界最強企業にのし
あがった。米国小売業界を支配し、日本では西友を飲み込んだウォルマート。そ
の成功の陰には知られざる「闇」があった。綿密な調査・取材で隠された実態を
暴く衝撃の書、ついに日本上陸! 



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 【5】催し物のご案内

★アジア・フォーラム横浜第21回証言集会
「歴史の歪曲を許さない! 華人虐殺の真実を語る」
証言:劉道南(マレーシア)/梁偉風(マレーシア)
講演:?嶋伸欣  報告:星野恒雄

日時:12月6日(土) 15時(14時半開場)
場所:かながわ県民サポートセンターホール(2階)
参加費:1000円(大学生以下無料)
問合せ:090−9436−5884
主催:アジア・フォーラム横浜
協賛:『週刊金曜日』


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