本文の先頭へ
LNJ Logo 台湾:国会占拠の若者たちの声明「サービス貿易協定を撤回せよ」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0323seimei
Status: published
View


投稿者: (い)

(原文)
http://www.coolloud.org.tw/node/77870

台湾の立法院でたたかっている学生(青年)たちが、行政院でも始まった抗議行動を受け
て、23日の夜に出した声明です。(い)
__________

私たちは、午後7時30分頃に、学生の仲間たちの一群が、もうすでに行政院(内閣)の前
方を占拠していることを知ったばかりです。この行動は、立法院(国会)の内部の議場を
占拠している黒色島国青年陣線(黒島青)のメンバーが提起したものではなく、立法院の
外にいる黒島青のメンバーや学生運動団体が協力して、自発的に行ったものです。

私たちは、この行動と、立法院(国会)を占拠している私たちの行動の要求するものは、
一致していると考えます。これは、馬英九政権がこの6日間、学生たちの訴えに対して進
んで応答していないために起きたことだと、私たちは考えます。今後、サービス貿易協定
を撤回させるために、学生たちが自発的にどんな行動をとるとしても、平和・非暴力の原
則を維持できるようにしたいと、私たちは考えます。

私たちは、立法院(国会)を占拠して以来、私たちが提出したサービス貿易協定撤回の要
求に対して、馬英九政権が遅々として姿を見せず、応答していないことを知っています。
昼も夜も、排除に乗り出してきそうな警察と対峙しながら、立法院(国会)の議場内で座
り込みをしている人は、多かれ少なかれ焦りや不安を感じているはずです。人々は続々と
立法院(国会)周辺の街頭での座り込みに加わり、風に吹かれ雨に濡れながら、馬英九総
統が私たちの訴えに対して応答するのを待っています。これは、決して友人たちの誰かが
悪いのではなく、馬英九政権の道理に反した行いによって引き起こされたことです。

私たちは、サービス貿易協定の協議に反対する友人たちが、国会を堅く守り、立法の自主
性と司法の独立を確立すること、行政が、現在の台湾の憲政の危機をしっかりと解決する
ことを希望します。馬英九政権は、すでに大多数の民意(民衆の支持)を失っており、立
法院(国会)の占拠行動以来、北から南から無数の友人たちが行動に加わり、馬英九政権
の執権の正統性を揺さぶっています。私たちは、立法院(国会)の周辺の青島東路と、行
政院(内閣)の前にいる友人たちが、冷静さを失わないでいてくれることを希望します。


私たちは、引き続き、次の4点を要求します:

1、サービス貿易協定を撤回すること
2、両岸協定監督条例を制定するまでは、中国と協議してはならず、いかなる協定をも締
結してはならない
3、公民憲政会議をとり行うこと
4、朝野の国会議員は民間の要求に応え、この会期中に協力して両岸協定監督条例を制定
すること

私たちはさらに、今夜の行動のあらゆる代価は、馬英九総統が全権をもってその責任を負
うべきであると考えます。

新聞連絡人(スポークス・パーソン)
謝邑霆
周馥儀
総指揮 林飛帆

Created by staff01. Last modified on 2014-03-24 08:52:17 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について