投稿者 : 高井弘之
このたび、『日本問題としての「北朝鮮問題」−朝鮮国家に対する「日本言説」を検証する−』 というタイトルの、少し厚めのブックレットを執筆・作成しました。
「北朝鮮」と関連づければ、どのような差別・排除・迫害行為も許される、 あるいは、仕方ないと見なされるような現在の日本国家・日本社会に、少しでも、風穴を穿ちたいとの思いからです。
政府による、「高校無償化法における就学支援金支給措置」からの朝鮮学校生（のみ）の排除などは、このような差別・迫害状況の典型だと思います。
通っている学校が朝鮮学校だということを理由として、公的機関が、その生徒を公然と差別・排除し、「北朝鮮」を出してきて、それを正当化しているのですから。
ところで、いわゆる「北朝鮮問題」とは、実は、『日本問題』ではないか、というのが、いまの私の問題意識です。
拙稿では、現在の日本国家・社会が朝鮮国家（「北朝鮮」）に対して与え、投げかけている様々な「言説・認識・レッテル」を、具体的事実と資料に基づいて検証してみました。
ぜひ、一読していただければ幸いです。（高井弘之）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブックレット『日本問題としての「北朝鮮問題」』
【 高井弘之著／価格 700円／Ａ５判150頁 】
＜注文先＞
Ｅメール taka_omoshiro@yahoo.co.jp
ＴＥＬ・ＦＡＸ ０８９８−２３−５８０８
住所／今治市別宮町７−３−１０ 「おもしろ共和国」気付
※ 送付時に振替用紙を同封致します。
送料は実費分お願いします（例 ： １冊の場合、メール便で80円）。10冊以上ご注文いただける場合は、１冊分 600円とさせていただきます。
〔自己紹介〕
「四国朝鮮学校市民基金」・「えひめ教科書裁判を支える会」スタッフ。
『「尖閣諸島・竹島問題」とは何かー近代日本の歴史が膿み出した「領土問題」−』
『誤謬だらけの「坂の上の雲」−明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術ー』などを執筆。
以下、目次です。長くなって申し訳ありません。
日本問題としての「北朝鮮問題」
ー朝鮮国家に対する「日本言説」を検証するー
はじめに
第一章 「反北朝鮮」全体主義に風穴を穿つために
―「反北朝鮮」言説の検証―
（１）「北朝鮮」は常に「威嚇・挑発」しているか？
（２）「北朝鮮」は「脅威」か？ 本当に日本を攻撃する 意思を持っているのか？
（３）では、アメリカは朝鮮攻撃の意思を有しているのだろうか？
（４）アメリカと朝鮮はどのような性格の対立か？―その「非対称な対立」構図―
（５）「北朝鮮」は日本・アメリカ等との約束・合意を常に破っているのか？
（６）「北朝鮮」へのダブルスタンダード ―ミサイル・人工衛星への制裁ほか―
（７）日朝・米朝関係の批判的検証と朝鮮国家批判との関係
（８）日本国家の「反北朝鮮」は「核・拉致問題」以前から
（９）拉致問題をどう捉えるか
� 』巴很簑蠅髻�日本と朝鮮の「関係的現実」のなかで捉える
�◆』巴很簑蠅覇阿�右翼勢力の目的
�� 拉致問題の現在
（10）「北朝鮮」のイメージ、そして、いまそこに生きている人びとについて
（11）朝鮮学校差別・制裁の根底にある「思想」
―朝鮮民族教育への敵対・弾圧は植民地時代から一貫している―
� 嵋鳴�鮮」を理由・根拠とする朝鮮学校への制裁
�◆／¬叡六�代から続く朝鮮民族教育への敵対・弾圧
第二章 朝米日「核・ミサイル問題」とは何か
―朝米関係の実像―
一 「北朝鮮の脅威・挑発・攻撃」
― 眼前に映し出される、その倒錯像―
二 2013年3・4月―マスメディアの記事から、それでも見えてくるもの
（１）「挑発」しているのはどちらか？
（２）侵攻されれば反撃するという朝鮮の姿勢
（３）自国の「安全に関する懸念」に対する朝鮮のスタンス
三 1953年・朝鮮戦争休戦協定以来変わらぬ「朝鮮半島危機の構図」
（１）米朝の交渉合意内容が示す米朝関係の基本構図
（２）朝鮮が「不可侵の保証」を必要とする理由 ―アメリカの朝鮮攻撃・威嚇の意図を示すもの―
四 ＜朝鮮VS米日＞、その歴史的射程―1945・解放〜1953―
（１）1945年の東アジア
（２）朝鮮半島―1945〜53―
五 朝鮮半島「核危機」とは何か
（１）第一次核危機（1993〜94）―「朝米基本合意書」体制とその後―
（２）第二次核危機（2002〜）―「六者協議」体制による変遷―
六 「北朝鮮・核問題」の実像、その簡単なまとめ
年表 あとがき
【 一人でも多くの人に手に取ってほしいので、転送・転載していただけると嬉しいです。 】
Created by staff01. Last modified on 2013-10-03 19:00:34 Copyright: Default
このたび、『日本問題としての「北朝鮮問題」−朝鮮国家に対する「日本言説」を検証する−』 というタイトルの、少し厚めのブックレットを執筆・作成しました。
「北朝鮮」と関連づければ、どのような差別・排除・迫害行為も許される、 あるいは、仕方ないと見なされるような現在の日本国家・日本社会に、少しでも、風穴を穿ちたいとの思いからです。
政府による、「高校無償化法における就学支援金支給措置」からの朝鮮学校生（のみ）の排除などは、このような差別・迫害状況の典型だと思います。
通っている学校が朝鮮学校だということを理由として、公的機関が、その生徒を公然と差別・排除し、「北朝鮮」を出してきて、それを正当化しているのですから。
ところで、いわゆる「北朝鮮問題」とは、実は、『日本問題』ではないか、というのが、いまの私の問題意識です。
拙稿では、現在の日本国家・社会が朝鮮国家（「北朝鮮」）に対して与え、投げかけている様々な「言説・認識・レッテル」を、具体的事実と資料に基づいて検証してみました。
ぜひ、一読していただければ幸いです。（高井弘之）
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ブックレット『日本問題としての「北朝鮮問題」』
【 高井弘之著／価格 700円／Ａ５判150頁 】
＜注文先＞
Ｅメール taka_omoshiro@yahoo.co.jp
ＴＥＬ・ＦＡＸ ０８９８−２３−５８０８
住所／今治市別宮町７−３−１０ 「おもしろ共和国」気付
※ 送付時に振替用紙を同封致します。
送料は実費分お願いします（例 ： １冊の場合、メール便で80円）。10冊以上ご注文いただける場合は、１冊分 600円とさせていただきます。
〔自己紹介〕
「四国朝鮮学校市民基金」・「えひめ教科書裁判を支える会」スタッフ。
『「尖閣諸島・竹島問題」とは何かー近代日本の歴史が膿み出した「領土問題」−』
『誤謬だらけの「坂の上の雲」−明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術ー』などを執筆。
以下、目次です。長くなって申し訳ありません。
日本問題としての「北朝鮮問題」
ー朝鮮国家に対する「日本言説」を検証するー
はじめに
第一章 「反北朝鮮」全体主義に風穴を穿つために
―「反北朝鮮」言説の検証―
（１）「北朝鮮」は常に「威嚇・挑発」しているか？
（２）「北朝鮮」は「脅威」か？ 本当に日本を攻撃する 意思を持っているのか？
（３）では、アメリカは朝鮮攻撃の意思を有しているのだろうか？
（４）アメリカと朝鮮はどのような性格の対立か？―その「非対称な対立」構図―
（５）「北朝鮮」は日本・アメリカ等との約束・合意を常に破っているのか？
（６）「北朝鮮」へのダブルスタンダード ―ミサイル・人工衛星への制裁ほか―
（７）日朝・米朝関係の批判的検証と朝鮮国家批判との関係
（８）日本国家の「反北朝鮮」は「核・拉致問題」以前から
（９）拉致問題をどう捉えるか
� 』巴很簑蠅髻�日本と朝鮮の「関係的現実」のなかで捉える
�◆』巴很簑蠅覇阿�右翼勢力の目的
�� 拉致問題の現在
（10）「北朝鮮」のイメージ、そして、いまそこに生きている人びとについて
（11）朝鮮学校差別・制裁の根底にある「思想」
―朝鮮民族教育への敵対・弾圧は植民地時代から一貫している―
� 嵋鳴�鮮」を理由・根拠とする朝鮮学校への制裁
�◆／¬叡六�代から続く朝鮮民族教育への敵対・弾圧
第二章 朝米日「核・ミサイル問題」とは何か
―朝米関係の実像―
一 「北朝鮮の脅威・挑発・攻撃」
― 眼前に映し出される、その倒錯像―
二 2013年3・4月―マスメディアの記事から、それでも見えてくるもの
（１）「挑発」しているのはどちらか？
（２）侵攻されれば反撃するという朝鮮の姿勢
（３）自国の「安全に関する懸念」に対する朝鮮のスタンス
三 1953年・朝鮮戦争休戦協定以来変わらぬ「朝鮮半島危機の構図」
（１）米朝の交渉合意内容が示す米朝関係の基本構図
（２）朝鮮が「不可侵の保証」を必要とする理由 ―アメリカの朝鮮攻撃・威嚇の意図を示すもの―
四 ＜朝鮮VS米日＞、その歴史的射程―1945・解放〜1953―
（１）1945年の東アジア
（２）朝鮮半島―1945〜53―
五 朝鮮半島「核危機」とは何か
（１）第一次核危機（1993〜94）―「朝米基本合意書」体制とその後―
（２）第二次核危機（2002〜）―「六者協議」体制による変遷―
六 「北朝鮮・核問題」の実像、その簡単なまとめ
年表 あとがき
【 一人でも多くの人に手に取ってほしいので、転送・転載していただけると嬉しいです。 】
Created by staff01. Last modified on 2013-10-03 19:00:34 Copyright: Default