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ピカドンから見えてくる本当の「アメリカ」〜アーサー・ビナード大いに語る

詩人アーサー・ビナードさん(写真)の人気はすごかった。8月22日のたんぽぽ舎の講演会は超満員で熱気に包まれた。ビナードさんは2時間半にわたって熱弁を奮った。「広島原爆はウラン型、長崎原爆はプルトニウム型。この違いに全ての秘密が隠されている。原爆で戦争を終わらせたというのは大ウソ。アメリカは長崎でプルトニウム型を使うために戦争を長引かせた。マンハッタン計画はプルトニウムを使った世界核支配が目的で、長崎原爆がそのスタート点になった」。目から鱗の話に聴衆は釘付け。また「原子爆弾という言葉は上から目線の言葉。すさまじい被害を受けた被爆者は“ピカドン”と呼んだ。“ピカドン”と呼ぶことから見えてくるものがある。敵の言葉には仕掛けがある。われわれの言葉を取り戻すことから始めよう」と訴えた。(M)

*この日の講演録DVDは、たんぽぽ舎から近日中に発行予定。

たんぽぽ舎HP

感想(佐々木有美)


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