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今年最初の再稼働反対官邸デモ(1月11日)

    写真と報告・shinya

あの日から、東京はフクシマのことなど無かったかのように、煌々と輝く年末と喧噪な大都会の正月を二度も迎えた。田中俊一は言う。「原発は必要だ。絶対安全は神話だが、安全基準を厳しくする」。丸二年、福島と新潟の原発は動いていないこと、必要なかったことを忘れろとでもいうのだろうか。

こうやって新しい「安全神話」をオレたちに擦り込もうとする。マスコミがそれに手を貸す。動いてもいない日本原電が発電もせずに最高益を手にするというカラクリ。電力会社の天下り先、東電前会長勝俣もちゃっかり社外取締役。すべてが電気代になる。すべてがかれらの金のため。福島で今行われている除染ひとつとっても、原子力村の盗賊たちが作業員も自然も地域の暮らしや歴史も喰い散らかしているさまがよく見える。

官邸前で思った。電力に働く労働者が、社員の呪縛から解放され、勇気を出して、子どもを守ろうとする人間として、新しい社会を担う労働者の責任を果たそうとするなら変わるだろう・・などと、あらぬ想像をして笑ってしまった。

官邸前、国会周辺で拾った声

「新年明けまし・・た。福島ではそれしか言えません」「除染費用は無駄。ゼネコンのためでなくその金を生活再建に使わせて欲しい」「活断層だからだめなんじゃなく、どこにでも原発は良くないんです」「原発は人を殺します。自然を殺します。そんな電気がいるんですか」「大人たちは自分たちの世代に責任を持って、僕たち高校生や中学生は未来に責任を持ちます。国を思う心はあの人たちより僕らの方が大きい。それは間違いありません」「オリンピックですか、こんなときに、その金を福島のために使って下さい」「東京に住んでいる人にはわかりません。しかし、あなたたちも避難すべきです」「そう、ドイツでもやはり金を儲けている人たちがやめるのに反対しました」


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