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パナソニックエコシステムズ派遣切り損害賠償が最高裁で確定

 10月12日、名古屋高裁で愛知連帯ユニオン組合員2名に対する派遣切りに対して損害賠償(100万円と30万円)が認められた裁判の上告を最高裁が棄却、判決が確定しました。パナソニックエコシステムズは今週中の支払いを約束しました。派遣切りに対しての損害賠償が最高裁で確定したのはこのケースが初めてです。

 派遣先との黙示の労働契約の成立は認められませんでしたが、09年PDP最高裁判決以降の不当判決の流れにひとつの反撃ができました。組合員と弁護団は、3年半のたたかいで一定の成果を勝ち取ったことを確認し、祝杯を交わしました。

 これに先立つ9月28日、愛知県労働委員会は、同事件についての団体交渉権を否認、棄却しています。裁判で使用者の損害賠償が認められた事件で、団体交渉権を否認するのは極めて異例です。県労働委員会の反動化を許さず、組合は中央労働委員会に再審の申立を行っています。(愛知連帯ユニオン 写真は高裁判決時のもの)

http://www.geocities.jp/aichi2rentai/report.html


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