本文の先頭へ
LNJ Logo テント日誌(2/11)再稼動阻止!を掲げ、今年最初の大行動
Home 検索
 


<テント日誌 2/11(土)>
     再稼動阻止!を掲げ、今年最初の大行動  
    ―― 経産省前テントひろば 153日目 ――


 福島原発事故発生一年目を迎える前段集会としての「全国一斉さようなら原発1000万
人アクション」が、午後一時から、代々木イヴェント広場、ケヤキ並木で行われた。それ
に先立って、テント広場は、ケヤキ並木渋谷口で、たんぽぽ舎、反原発自治体議員市民
連合、福島原発事故緊急会議、東電前アクション、全交などと連帯して、前段の前段集
会を開いた。テント合唱隊結成を呼びかける若者も積極的に参加した。
 いつしか、渋谷口では、どこかの党派のびらまきなども便乗しているかのごときだった。
背景に、テント広場がそのまま移動したように、再稼動反対・テントひろばの旗が、1ダー
スほど立てられていた。代表格の人々は、まだひとけのない並木で、びらをまきはじめて
いた。フランス・レジスタンス時代の思想家、シモーヌ・ヴェイユは、晩年に「3人以上の対
話は、別の力が働き、真実の対話から遠ざかる」というようなことを記していたが、これは
ハイデッガーの「存在と時間」の思想に通底しているのかもしれない。戦争責任論が書け
たのは、ヤスパースだった。
 イベント会場に先立つ渋谷口でのメッセージの交換は、明瞭なうそ偽りの無い、みずか
らのキャリアを踏まえた素晴らしいスピーチの連続だった。12時に近づくと、ひとけ無か
った並木通りは、200人近くの人々であふれるようなにぎわいになった。
 東電前アクションKさんは、仲間の不在を「不当逮捕」によると伝え、救援カンパの袋が
まわされ、即刻、5万以上の厚い気持ちが集められた。
 すでにおそらく彼は、反権力の火の玉にされてしまったのだろう。人間回復をもっとも
希求するものが火の玉に落としこめられる、これが、反体制闘争の現実といえる。しかし、
彼は、復活するだろう。
 周恩来は、日本軍残留兵士をリンチしないよう厳しい命令を人民に伝えた。権力は、人
をエネルギーに変換してきた。軍の、組織のためのエネルギー。戦争が終われば、人間
に返してあげなさいというのが、周恩来の認識だった。われわれが戦っているのは、戦中、
あるいは、戦前の権力体制なのだった。

 大江健三郎さんなどのスピーチを、群集の中で携帯椅子に座って、ひとり聞いている人
を見かけた。「戦前の思想」の著者、柄谷行人さんだった。テントにきたドイツ・ジャーナり
ストも取材活動をしていた。ドイツ各地10箇所以上で、反・脱原発集会がこの日も催され
ていると聞いた。広場の向こうの歩道橋にも、びっしりひとびとが会場を覗き込んでいる
のがみえる。会場では、旗の数は多く、読みきれない。
 テント広場は明治公園へのデモの隊列に参入した。1挺団500人を優に、こえている。
明治公園だけで、5挺団ではなかったか。4時近く、解散地点でのビラまき、署名請願など
終えたときには、小春日和もかげりをみせていた。夜、新宿から、怒りの太鼓隊などのデ
モもあった。
 
 夜のテントは、真剣な対話で、鈴なり状態だった。デモでの逮捕者は無いと思われる。
 この一年に何をしたか、何ができたか、議論には終わりが無いようだった。現在が歴史
のようだ。表現以前の歴史が、テントに渦巻いている。
                                         ( Q記 )

★お知らせとご案内

●テント全体会議  2月18日(土) 午後2時〜5時  スペースたんぽぽ
  
   ・前回1月20日の全体会議から1ヶ月、”激動”の日々を経験してきましたが、この間の
   報告と、テントを取り巻く状況についての認識の共有化を基にして「テントを守る」態勢
   やアクションをどう強化していくか。
  ・正念場を迎えている再稼動阻止の闘いで、テントはどういう役割を担えるのか、どのよ
    うな行動に取り組んでいけるのか.

   これらについて、たくさんの方々から意見、考え、提起、創意をいただければ、と思います。
  全体会議ははじめて・・・という方もどんどん参加して下さい。ここでのたくさんの人々の活
  発な討論が、テントのエネルギーを生んでいく源泉となるでしょう。

●テントひろば 応援の集い 「撤去すべきはテントではなくて、原発だ!」
    2月18日(土) 午後6時半〜8時半  スペースたんぽぽ
  
  ・ドキュメント「おてんとさまがみている。1/27の映像」上映
  ・お話 浪江町の酪農家・吉沢さん(11/3にも、1/27にもエム牧場の宣伝カーで駆け
   つけ、参加者の魂を揺さぶるようなお話をされた方)
  ・椎名さん(原発いらない!福島の女たち)、淵上さん(経産省前テントひろば)のアピール

  参加費:1000円(上映終了後の参加者、学生、テント全体会議参加者は500円)
  

Created by staff01. Last modified on 2012-02-12 15:58:07 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について