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LNJ Logo 【怒!】山下俊一への「朝日がん大賞」を撤回させよう!(緊急)
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東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
【転送・転載歓迎】

福島に居座り、日々被ばくによるがんの危険を押し付けている張本人
である山下俊一に、「朝日がん大賞」(副賞100万円)が授与されるこ
とが決まったそうです。まさにアンビリーバブル!です。まるで、朝日
「がんにさせる」大賞です。「被曝させる医療に貢献」したことを称え、
権威づける、しかもこのタイミングで。9月11、12日には、山下が仕切
る「放射線と健康リスク」に関する「国際専門家会議」が福島で開催さ
れます(資料は後掲)。大賞の選考委員には上田俊英・朝日新聞科学医
療エディターも入っており、朝日の責任は重大です。

犯罪者をほめ称えることは、被ばくを拡大させることに直結します。
がん予防とは対極のがん拡大の促進に他なりません。「恥を知れ!」。
絶対に許されないことだと思います。撤回させるしかありません。2日
には鹿児島で表彰式がありますので、働きかけを急ぐ必要があります。

・やれることを急いでやりましょう。まずは、質問や意見を直接ぶつけ
てはどうでしょうか。より多くの抗議と要請を届けることが重要だと思い
ます。ツイッターでも朝日新聞関連アカウントにぜひ声を届けて下さい。

「なぜ、誰が選んだのか?」「福島の子どもたちに不必要な被ばくを強
いて、親たちから批判されている人間になぜ賞を与えるのか?」「授賞
を撤回すべきと考えるがいかがか?」―参考になる応答があれば、ぜひ
共有していただきたいと思います。

◆朝日新聞
<ご質問> (TEL) 03-5540-7616  
※らちがあかない時は「お客様オフィスにつないで」と伝えるのがいいです。

<ご意見> (TEL) 03-5540-7615

◆日本対がん協会 (TEL) 03-5218-4771
         (FAX) 03-3215-0522  ※FAXも集中を!

ちなみに、私が朝日の質問窓口に問い合わせたところ、何度聞いても
「対がん協会に聞け」との一点張りでしたので、食い下がると「お客
様オフィス」に回され、いとうさんという方が応答。「朝日」のカン
ムリの具体的な内容については、「企画事業本部が担当しており、資
金面の援助(金額はわからない)や、選考委員についても朝日が中心
になって選んでおり朝日の意向も反映されている」「授賞には朝日に
も当然責任がある」「この件への苦情は他にもいただいている」など
の説明でした。現在、企画事業本部に金額などをさらに問い合わせて
いるところです。

日本対がん協会にかけたところ、「現在担当者が、鹿児島で開いてい
る年1回の全国大会に行っており(注:2日に山下を表彰予定)答えら
れない。折り返しご連絡するように試みたい」とのことでした。抗議
の要請が集中しており、窓口では意見を鹿児島に送っているそうです。

・なお、朝日の「声」欄へ投書を集中するのも有効かと思います。まず
載らないでしょうが、こうした声が広く届いているというのは確実にプ
レッシャーになります。

【投稿先】 朝日新聞「声」 ◆550字以内

(FAX) 0570-013579
(FAX) 03-3248-0355
(E-mail) tokyo-koe@asahi.com

※住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号(携帯電話も)、明記。
  実名原則。他の投稿欄との二重投稿などはご遠慮を。

・こちらにもご意見を送ってみては。

◆朝日新聞編集委員室 (FAX) 03-3541-7112

・可能な団体・個人は朝日新聞あてに抗議文や質問状などを送られて
はいかがでしょうか。

………………………………<参考情報>…………………………………

朝日がん大賞に山下俊一さん 被曝医療に貢献
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY201108310495.html 

 <以下、一部転載> 

日本対がん協会(垣添忠生会長)は、今年度の朝日がん大賞と対がん協
会賞の受賞者を1日付で発表した。大賞には長崎大学大学院教授で、7月
に福島県立医科大学副学長に就任した山下俊一さん(59)が選ばれた。
チェルノブイリ原発事故後の子どもの甲状腺がんの診断、治療や福島第
一原発事故による福島県民の健康調査や被曝(ひばく)医療への取り組
みが評価された。2日に鹿児島市である「がん征圧全国大会」で表彰する。
(以下、略)

公益財団法人・日本対がん協会 http://www.jcancer.jp/

朝日がん大賞・対がん協会賞
http://www.jcancer.jp/archive/asahi/index.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

★山下俊一は、9月11、12日に福島県立医大で、国際専門家会議 「放射
線と健康リスク―世界の英知を結集して福島を考える」を開催しようと
しています。

日本財団(笹川財団)のカネを使って、国連科学委員会(UNSCEAR)
や国際放射線防護委員会(ICRP)、国際原子力委員会(IAEA)、
世界保健機関(WHO)など、原子力マフィアを支えてきたグローバル御
用学者たちを福島に動員。自らが仕切る「福島県民健康調査」という名の
人体実験への国際的な権威づけを狙っています。一般市民は参加できず、
インターネット中継のみ。こんな恥知らずのイベントは許されません。
9・11アクションの際にはこの問題にも注意を向けたいと思います。

◆「国際専門家会議」事務局(福島医大内)にも抗議の声を!
 → (TEL) 024-547-1013

「放射線不安払拭へ提言 来月11、12日の福島国際会議 」
(8月17日、福島民報) 
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1748.html

国際専門家会議プログラム
http://kodomo-kenkou.com/shinsai/default/file_download/551

プログラムは、本日9月1日(木)午後5時過ぎに日本財団のホームページ
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html )にも掲載される
そうです。

当初、8月30日(火)に国際専門家会議の事務局に問い合わせた際には、
「学会に所属する方たちの専門家会議で、一般向けではないので参加
メンバーは非公開です」と説明していました。「それはおかしい」とし
つこく伝えると、日本財団の担当者と相談したうえで、ようやく日本財
団ホームページでの公開を決めました。

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なお、6月15日(水)午後、東京・青山で開かれた山下俊一講演会の終了
後に私が行った直撃問答を、地球在住のonaironaironairさんが仏語訳も
含めてブログ( http://onaironaironair.wordpress.com/ )で掲載して
くれました。ご紹介が大幅に遅くなり恐縮ですが、参考情報ということで。
フランスなどにお知り合いのおられる方はぜひご紹介ください。

フランス語版 http://bit.ly/mOlfyN

日本語版   http://bit.ly/msEjb1

(参考)
「Mr.100ミリシーベルト」山下俊一教授の「闘争宣言」を嗤う
〜『福島民友』(2011年6月20日)のインタビュー記事にふれて〜
http://www.labornetjp.org/news/2011/1309015233349staff01

…………………………………………………………………………………

※9・11-19 脱原発アクションウィーク 全国から声をあげよう!
 http://nonukes.jp (あと10日です!)


Created by staff01. Last modified on 2011-09-02 00:14:35 Copyright: Default

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