〔レイバーネット国際部〕羽田からの国際便がニュースになっていますが、台湾の日航でのリストラに抗議する行動が現地で行われました。翻訳した記事とは別なウェブニュースには、空港でのイベントに突入して連れ出される解雇された乗務員らの写真もあります。これです。http://iservice.libertytimes.com.tw/liveNews/news.php?no=427078&type=%E7%94%9F%E6%B4%BB====日航台湾支社のリストラは違法!解雇された客室乗務員らが羽田便就航イベントで抗議行動2010年10月31日原文 http://www.bcc.com.tw/news/newsview.asp?cde=1328277(以下、抄訳)台湾・松山空港と羽田を結ぶフライト便の就航を祝うイベントで、日航の不当な解雇に抗議する客室乗務員や空港労組が抗議の声を上げた。解雇された客室乗務員は、労工委員会〔日本の労働省に当たる〕が27日に日航の解雇は違法であるという決定を下したのだから、日航は職場復帰を行うべきだが、台湾の法律を無視していると厳しく批判した。「日本人は台湾人をいじめるのか!」。観光局が日本からの旅客を歓迎する式典を開催していたが、そのすきをついて会場内に入って、抗議の声を上げた。混乱を避けるために航空警備隊が空港を包囲するように配備されていた。抗議の参加者は4人の解雇された客室乗務員を含む100人近くにのぼった。空港の労組および支援の労働団体は、空港ビル内を厳重に警備する空港警備隊と対峙した。解雇された客室乗務員の涙ながらの叫びが響き渡った。日航は台湾支社の客室乗務員を半減するリストラをおこなった。対象者の大半は退職まであと数年のベテラン社員だった。日航は優遇退職という方法を提示したが、それは数カ月分の賃金を上積みするだけで、「優遇」なといえるものではなかった。解雇された客室乗務員はこう語る。「台北市労工局および労工委員会は、日航台湾支社の解雇は違法であるという決定を下した。しかし日航は台湾の法律にお構いなしで、台湾人労働者の権利をないがしろにしている。他の国ではリストラが行われていないという。日航によると他の国では労働組合が強いからだという。」抗議する人々は、最初は空港国際便ロビーの廊下で歌を歌ったり演説をしていたが、午前10時に、羽田からの第一便に搭乗してきた日本人観光客を歓迎する観光局のイベント会場に移動して抗議行動を続けた。抗議のプラカードを持った数名の労働者が、警備のすきをついてイベント会場に突入して抗議を継続したが、数分後にイベント会場から連れ出された。その後も労働組合などは空港の入口で抗議を続け、日航機に搭乗する日本人同僚たちに日本語でアピールを続けた。彼女たちが全員、搭乗するまでアピールは続けられた。今回の抗議行動は、当初、全国航空業総工会が呼びかけていたが、全国航空業総工会の李昭平委員長が独断で行動の取り消しを決定した。それに抗議する四つの単産がそれに抗議して、全国航空業総工会から脱退し、「空港関連労組連合会」を結成して、今回の行動を呼びかけた。