グリーンピース・ジャパン〜「日の丸」原発を日本国民の税金で輸出?! | |||||||
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G┃ R┃ E┃ E┃ N┃ P┃ E┃ A┃ C┃ E┃ R┃ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ グリーンピース・ジャパンのメールマガジン No.109 <08/10/27> ―――――――――――――――――――――――→ 転送歓迎 グリーンピースの環境保護活動をご支援ください http://www.greenpeace.or.jp/info/supporter/?gv E┃D┃I┃T┃O┃R┃I┃A┃L┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「目の前で大型巻き網漁船団が一網打尽に獲り尽くしていく現状では、あと数年 もつかどうか」……マグロ一本釣り漁師が訴える日本海クロマグロの窮地。「日 本は漁獲規制をしていないに等しい」……元水産官僚が明かす驚くべき事実。そ して、海外からの研究者が口をそろえて強調するNGOの役割――。 10月17日に開催した国際海洋環境シンポジウムは、「大成功」という言葉にはお さまりきらない意義深い場となりました。持続可能な漁業の可能性と、それを妨 げている問題の数々を、これほど凝縮して考える機会は日本ではじめてだったか もしれません。幅広いメディア関係者も含めて200人を超える来場者と、多彩な 講師と、グリーンピースのスタッフやボランティアが、心をひとつにして海の未 来を見つめた一日でした。参加できなかった皆さまも、ぜひ発表資料をごらんく ださい。 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/susea/speaker_html?gv 屋久島で漁師をする息子から聞いていたとおり、このままでは日本の海から魚が 消えてしまうばかりか、日本が主役を務める世界の水産資源管理もうまくいかな いでしょう。私は閉会のあいさつで、「日本人は豊かな自然に甘えすぎて、真剣 に自分たちの行動を律することが苦手なのでは」と感想を述べました。しかし地 球の自然環境は、もう甘えていられる状況ではありません。海との持続可能なつ きあい方を探る大きな課題に、グリーンピース・ジャパンの果たせる役割も大き いと確信しました。今後のキャンペーン展開にご期待ください! グリーンピース・ジャパン事務局長 星川 淳 T┃O┃P┃I┃X┃ ━┛━┛━┛━┛━┛ 1. 「日の丸」原発を日本国民の税金で輸出?! 2. ビジネス・フォーラム開催 「GMO-FREEは今後最大のビジネスチャンス」 1┃ 「日の丸」原発を日本国民の税金で輸出?! ━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本政府は国内原子力産業の国際競争力向上をめざし、海外原子力市場の開拓・ 拡大と、日本企業による原発輸出を後押ししています。しかし、原発は放射能汚 染や事故、核拡散など、きわめて大きなリスクを抱えているうえ、その建設には 多額の資金が必要です。そこで日本政府は「地球温暖化対策」を口実に、政府系 金融機関や貿易保険制度に原発輸出を後押しするしかけを新たに組み込みました。 さらに原子力事故の可能性を想定し、事故がもたらす損失をカバーする国際的な 賠償制度への加入も検討しています。 最初の支援対象国として名前があがっているのが米国です。米国の金融界は、過 去30年間も受注がなかった原発への投資には消極的で、米国民も新規建設に税金 を補助金として投入することに強く反対しています。昨今の金融危機もあって、 米国では原発建設への資金調達がますます困難になっています。米国の原発建設 を、私たち日本国民の税金を直接・間接に使ってまで支援するのは、危険でまち がった政策ではないでしょうか。 この問題について、社民党の近藤正道議員をはじめとする原子力政策転換議員懇 談会は、グリーンピースなどのNGOとともに、経済産業省や外務省と話し合いを 持ったり、国会で質問したりしています。 グリーンピースは、米国だけでなく世界のどの国へも「日の丸」原発が輸出され ないよう活動を続けていきます。 2┃ ビジネス・フォーラム開催 「GMO-FREEは今後最大のビジネスチャンス」 ━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 食の安全が脅かされているいま、消費者が望まない遺伝子組み換え原料を使い続 けていいのでしょうか? 遺伝子組み換え作物の栽培がアメリカで伸びる一方、大半の穀物輸入をアメリカ に頼る日本では、遺伝子組み換えでない原料の調達が厳しくなったことと、的確 な表示義務がないことを理由に、これまで以上に遺伝子組み換え原料を輸入しは じめています。環境や健康に配慮している企業、小売店に、遺伝子組み換えでな い原料の調達方法を提案します。 グリーンピース・ジャパンは、欧州、米国、南米およびアジアで主要な食品メー カーを対象に非遺伝子組み換え(NON-GMO)の認定をおこなうサート・アイディ (Cert-ID)ブラジル社代表取締役社長アグスト・フレイレ氏を講師に招き、 「GMO-FREEビジネス・フォーラム」を11月26日に開催します。 フレイレ氏は今月上旬に行われた国際非遺伝子組み換え大豆サミット2008にもゲ ストスピーカーとして出席し、「GMO-FREE(遺伝子組み換えでない)原料はいつ でも入手できます」と明言しています。また、非遺伝子組み換え原料のみを扱う 商社・株式会社兼松からは、日本向けの遺伝子組み換えでない原料確保について 報告していただきます。 参加ご希望の企業の方は事前登録が必要です。 ┌──────────────────────────────────┐ │日時:11月26日(水) 14時〜18時(13時30分 受付開始) │ │場所:大手町サンケイプラザ │ └──────────────────────────────────┘ ★ 詳しくはこちら(※企業の方を対象としたフォーラムになっています) http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/activity/business_forum/index_html?gv ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お┃し┃ら┃せ┃ ━┛━┛━┛━┛ ● グリーンピース・カレンダー2009、好評発売中 グリーンピースと活動をともにする写真家による、美しい大自然や野生動物たち の生き生きとした写真はどれも見ごたえ十分。世界報道写真賞やピクチャー・オ ブ・ザ・イヤーの受賞など、グリーンピースの情報発信は写真の分野においても 評価が高く、毎年大好評のオリジナル・カレンダーです。ぜひお求めください! ★ カレンダーの写真とご購入はこちらから http://www.greenpeace.or.jp/info/publication/calendar2009_html?gv ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご┃支┃援┃く┃だ┃さ┃い┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ グリーンピースは、環境保護を願う市民の立場で活動するため、政府や企業から の資金援助を受けていません。世界で290万人、日本では6000人の個人の皆さま のご寄付に支えられ、政治・経済の影響を受けることなく、独立した活動を続け ています。ぜひ、グリーンピースの活動をご支援ください。 ▼ ご支援の詳細についてはこちらから http://www.greenpeace.or.jp/info/supporter/?gv ▼ グリーンピースの活動案内とサポーター資料のご請求はこちらから https://www.greenpeace.or.jp/ssl/support/request/?gv ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご講読ありがとうございます。この“GREENPEACER”は、国際環境保護団体グリー ンピースの日本支部、グリーンピース・ジャパンの最新情報をお知らせする無料 メールマガジンです。グリーンピース・ジャパンの活動について、さらに詳しく はホームページをごらんください。 http://www.greenpeace.or.jp/ プレスリリース配信サービスをはじめ、グリーンピース・ジャパンの他のメー ルマガジン講読をご希望の方は下記からどうぞ。 http://www.greenpeace.or.jp/info/mail/mailmagazine_html ●発行元:特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン Tel: 03-5338-9800 Fax: 03-5338-9817 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 8-13-11 NF ビル 2F http://www.greenpeace.or.jp/ Created by staff01. Last modified on 2008-10-28 11:27:07 Copyright: Default |