本文の先頭へ
LNJ Logo イラク反戦3・18世界一斉デモ(日比谷野音)報告
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1174575205177st...
Status: published
View


Nです。

遅くなりましたが「イラク反戦3月18日世界一斉デモ」日比谷野音の報告を送ります。

会場が始まる前12:30に会場に行きました。「ヨッシーとジュゴンの家」がオープニングですでに歌っていました。おどろいたのがまずステージに「イラク反戦4周年世界一斉デモ」の横断幕があったのは当然ですがその下に赤地に白で「労働者の力で革命をやろう」とのスローガンがあったことです。こんなにハッキリ言っていいのかなと多少引けてしまいました。また闘いの報告はほとんど各地で原則的に戦っている労働組合でした。詳しくはhttp://noabe318.web.fc2.com/

また感激したのはヨッシーが ただ歌を歌っているのではなく「福祉労働者連帯ユニオン」の組合員として演壇に登場したことでした。面白かったのは会場に妨害に来ていた右翼が宣伝カーで「皆さんこの人たちは革命をやろうとしている恐ろしい人たちです」と訴えていたことです。右翼に恐れられるなんて、感激。 演壇で革命という言葉を使って訴えていた若い人たちは「労働者のための労働者自身の国をつくる」といった意味のことをいっていたような気がします。

参加者は2070人カンパは594910円あと少しで60万円になったと主催者が残念がっていました。

3時からのデモは何の混乱もなく整然と行われました。シュプレヒコールは若い女性が思いを言いたい放題言っていました。格差社会を許さないぞ!偽装請負を許さないぞ! 日の丸の強制は許さないぞ! もちろんイラク反戦も訴えましたが全体の1/3ぐらいだったと思います。また東京駅での流れ解散では全学連委員長の織田陽介氏が「皆さんデモお疲れさんでした。それから右翼の皆さんもお疲れ様でした。」と声をかけていました。なんというおおらかさ。

ついでに今回は右翼の街宣車とデモ隊の間に警察が入って阻止していたので、警察は国家権力の暴力装置ですが警察にもお疲れさんと声をかけていたらよかったと思います。

右翼は解散地点では「何が反戦だ、皆さんこの人たちは過激派暴力集団の中核派です。だまされてはいけません」と叫んでいましたがなんとなく勝手が違ったようです。

感想ですが昔の集会(30年ぐらい前)では、主催者発表の参加人数はいつも水増ししたものでしたが現在は確認できた人数になっているようです。また演壇に立った人々はいつも他派の悪口を言っていましたがそれもありませんでした。ずいぶん進歩したなーと思います。また「革命をやろう」などの呼びかけは私などこんな場で言っていいのかと引けてしまうのですがこのことをワ-キングプアーで臨時労働者の娘に話したところ「本当に反戦をやろうとするには革命をするしかないのかも」などといっていました。ちなみに彼女はレーニンの「帝国主義論」などはまったく読んでいないし労働運動についても興味は持っていません。

この集会とデモについて韓国とアメリカのニュースにはなったようですが日本のマスコミはまったく取り上げていませんでした。


Created by staff01. Last modified on 2007-03-22 23:53:26 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について