「控訴するな」の申入れに「沈黙と逃走」で答えた都教委 | |||||||
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佐々木です。君が代訴訟続報です。 昨日(21日)東京地裁で全面勝訴した君が代訴訟の原告団、弁護団、支援者7 0人は、本日(22日)午前11時半から都教委に申し入れ行動をした(↓写真左が要請団)。 対応し たのは黒田総務部情報課長。申し入れは、君が代強制の根拠となった都教委の1 0・23通達を取り消すこと、10・23通達に基づくすべての懲戒処分を取り 消すこと、東京地裁判決を真摯に受け止め控訴しないことの三点を要求し回答を 求める内容だった。 訴訟団側は、中村正彦教育長と直に会見を求めたが、黒田情 報課長は、「この場は要請を承る場です。」と答えるだけであとはいっさい沈黙 を通し、12時になると急に席をたち逃げるようにその場を去った(下の写真)。訴訟団は都 教委の控訴を許さないためにも近日中に会見を実現したいとしている。 午後3時からは、石原都知事の定例記者会見があった。知事は冒頭、判決には控 訴すると述べた。また、記者の質問に答えて「あの裁判官は高校の実態を見てい るのか。現場を見たほうがいい。自分はスタンダードな高校を二校見たが乱れに 乱れている。先生のいうことを生徒はきかない。規律を取り戻すには統一行動 が必要。式典での国旗・国歌への敬意が必要だ。通達に従って、学習指導要領で要求されていることを教師が行わない限り、義 務を怠ったわけだから、いきなりクビにするわけではないが、処分は当たり前。訴訟の段階で言うべきことは言う」と語った。知事は記者に は判決文を読んだと言っていたが、話の内容からは10・23通達を違憲、違法 と断じた判決を理解しているとはとうてい思えなかった。 Created by staff01. Last modified on 2006-09-24 14:23:47 Copyright: Default |