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「ノナメギ世の中 白基玩先生社会葬」葬儀日程発表

15日から公式弔問、出棺19日…故人の意により弔花は受け付けず

ウン・ヘジン記者 2021.02.15 14:40

故白基玩(ペク・キワン)先生の葬儀日程が発表された。 葬儀は5日葬で、防疫指針を遵守して2月15日の午後2時から公式弔問が始められ、 出棺は19日午前8時だ。 埋葬地は磨石牡丹公園だ。 苦しむ人を助けなければならないという故白基玩(ペク・キワン)先生の意により、 弔花は受け付けない。

韓国の民衆・民主・民族・民主運動の大長老である きなおとなの白基玩先生は 2月15日午前4時45分、ソウル大病院で享年89歳で死亡した。

葬儀の公式名称は「ノナメギ世の中白基玩先生社会葬」だ。 遺体の安置所はソウル大病院葬儀場1号室に用意された。 2月17日午後1時30分に入棺、18日午後6時30分には葬儀場で「追慕の夜」プログラムが行われる。 出棺は19日午前8時、ソウル大病院だ。 同日午前9時からは大学路で路祭と追慕行進が行われる。 続いて午前11時にはソウル市庁前広場で告別式、 午後2時には磨石牡丹公園で下棺式がなされる。 葬儀委員会は15日午後1時ソウル大病院葬儀場1号室の前で、このように明らかにした。

新型コロナのため、オンライン追慕館(baekgiwan.net)も併行する。 オンライン追慕館には故白基玩先生の一代記、 厳しい人生などを込めた資料が登録されている。 15日の晩からは民主労総16の地域本部を中心に地域焼香所も準備し、運営する。

葬儀委員は故人の意向により弔花を受け付けず、送られても返送するという原則もたてた。 防疫規則の遵守により、弔問は2mの距離をおいて進められ、食事も提供しない。 代表者は青瓦台市民社会首席も弔花を送ると伝えてきたが断ったと明らかにした。

白基玩先生の長女のペク・ウォンダム聖公会大教授は 「父が道端でけんかになり死にそうになったといった。 ノナメギ世の中のために、絶対に病床に連れていくなと言った。 しかし韓国の大長老が生きていることだけでも進歩指向を守ることだと思い、 1年ほどの間、病床でのつらい過程を見守った」と話した。

また「父は食卓の前でも緊張を解かなかった。 私たちの日常でも常にノナメギ世の中のために実践した。 これから私たちが守って行くべきこの解放の世の中のために、 大きな意を敬って最善の努力をする」と明らかにした。 「ノナメギ」とは「君も私も私たち皆が汗を流して働き、 だれもが共に豊かに暮らす世の中」という意味で、 故白基玩先生の意を込めた 純粋な朝鮮民族の言葉だ。

白基玩先生が最後に書いた文字も、 重大災害企業処罰法制定のために 「キム・ミスク(泰安火力故キム・ヨンギュンの母親)頑張れ」と 韓進重工業36年解雇者復職のため「キム・ジンスク頑張れ」だった。 ソン・ギョンドン詩人は 「先生は病床でも韓国社会の民主主義と平和な社会、 民衆の権利が回復する解放の世の中のため心を決めていた。 最後に書いた文字も、重大災害企業処罰法制定のためにハンストする 『キム・ミスクお母さん頑張れ』、 36年前に解雇された労働者キム・ジンスクの復職と名誉回復を応援して 『キム・ジンスク頑張れ』と書いた。 この文字を1日にかけて書いた」と話した。

葬儀委員会は悪性のコメントに対応する計画も明らかにした。 法律担当の民主弁護士会チョ・ヨンソン弁護士は 「ネチズンの悪性コメントがある。 故白基玩先生の道が民主主義、人権のため色々な道だったことを考えると、 見解の違いは認めてもこれに対する嘲弄や非難、悪意の表現は 故人に対する礼儀ではない」とし 「法律諮問委を構成し、法的検討を経て今後対応をする。 法を離れて、故人が行くところについて一回ぐらいは 韓国社会の未来に対する悩みを共にして、 今からでも悪性コメントなどを削除することを切にお願いする」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-02-16 02:52:55 / Last modified on 2021-02-16 02:52:56 Copyright: Default

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