本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:韓進重工業キム・ジンスク復職闘争中にガン再発
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1606345984749St...
Status: published
View


韓進重工業キム・ジンスク復職闘争中にガン再発…会社は無返答

労組、7回の交渉要請、影島造船所正門徹夜座り込み、本館ロビー座り込み

ウン・ヘジン記者 2020.11.20 09:32

韓進重工業の最後の解雇者、解雇期間35年、今年定年を前にし朝の出勤闘争をしてきたキム・ジンスク氏のガンが最近再発した。 労組は数回の交渉要請も韓進重工業が無対応を続けているとし、 本館ロビー座り込みに突入している。

▲影島造船所クレーンにかかった横断幕[出処:金属労組釜山梁山支部]

金属労組釜山梁山支部は11月19日 「キム・ジンスクが朝の出勤闘争を始めてから151日目になる。 闘病中なのに35年間、一瞬も忘れず抱いてきた復職の夢を手放せなかった。 多くの人の心配と憂慮の中でも、生の最後の闘争であるかのように、 熱と誠意を注いだ。 健康な人も苦しい過程だった。 結局、先日、闘病中だったガンが再発したという事実を確認した」と伝えた。

金属労組は9月から彼女の復職問題を解決するために7回交渉を要請したが、 韓進重工業は無対応を続けている。 10月26日に開かれた国政監査で韓進重工業のイ・ビョンモ代表理事が キム・ジンスク解雇者問題解決のために努力すると明らかにした後も、 状況は変わらなかった。 会社は労組が数回送った文書に答えなかった。 そのため金属労組は11月16日の影島造船所正門前での徹夜座り込みと 18日には影島造船所本館ロビーでの座り込みに入った。

支部は報道資料で 「韓進重工業はこれまでこうした無対応と無対話がいかに事態を悪化させてきたのか経験的に知っている。 それでも金属労組の数回にわたる対話の要求に一切応じないということは、 この事態を解決する意志が全くないと判断するしかない」と 座り込みに突入した理由を明らかにした。

▲影島造船所本館ロビー座り込み[出処:金属労組釜山梁山支部]

11月18日には 「作業服の夢、復職の希望、解雇ない世の中、キム・ジンスクと共にする金属労組決意大会」が 韓進重工業影島造船所の前で開かれた。 この日の大会には千人以上の労働者が集まり、 釜山梁山支部のムン・チョルサン支部長と韓進重工業支会のシム・ジンホ支会長は、 影島造船所本館ロビーでの座り込みに突入した。 労組は「150日以上の間、毎日朝には影島造船所で出勤宣伝戦を行い、 会社との対話を待っていた。 だがもうこれ以上待てない。 韓進重工業が答えなければならない」と要求した。

「35年間私の仲間たちはいつもテントや、路上や、監獄や、高空にいるか、 霊安室の冷凍庫に横わたっていた。 21世紀の大韓民国でも労働者は19世紀のように長い時間働いて死ぬ。 物を運んで死に、機械に挟まれて死に、足場が崩れて、墜落して死ぬ。 人が溶鉱炉に転落して死に、四肢が切断されて死ぬ国で、 病気ぐらいは何でもないことなのかもしれない。」

「民主労組を共に夢見た仲間が国家権力に殺されて、 クレーンから死んで降りてくる国では、 生きていることがむしろ申し訳なく、ずっと恥ずかしいことだった。 しかしジュヒョン氏、ジュヒョン氏はそんな生き方をするな。 闘争もいいが、おいしいものをたくさん食べて、 暖かいところで眠り、映画も見て、良い音楽も聞いて暮らせ。 良い人と出会って恋もして。 つらく重要な闘争の前にすることができないのはとても残念なことだ。 ジュヒョン氏は健康に戦え。 ソジンENG闘争に連帯できず、ごめんね。 同じ夢を見る仲間だ。必ず復職することを願う」

  • 現代建設機械社内下請ソジンENGのビョン・ジュヒョン解雇労働者の手紙に対するキム・ジンスク氏の返答より.*

▲影島造船所正門の前テント徹夜座り込み[出処:金属労組釜山梁山支部]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-11-26 08:13:04 / Last modified on 2020-11-26 08:13:05 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について