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クーパン内の防疫問題を暴露した労働者、解雇無効訴訟を提起

「解雇事由はクーパン内の問題を暴露して被害者と一緒に戦ったから」

ウン・ヘジン記者 2020.09.21 17:39

クーパン富川物流センターで働き、契約解約された労働者たちが、 自分たちの契約解止は「クーパン発コロナ19被害者の会」への弾圧だとし、 解雇無効訴訟を提起した。 契約解約された労働者たちは、 クーパン物流センター内のコロナ19被害と防疫問題を指摘してきた。

[出処:クーパン]

9月21日に「クーパン発コロナ19被害者の会(被害者の会)」が発表した報道資料によれば、 被害者の会が9月16日にソウル東部地方法院に クーパンフルフィルメントサービス有限会社を相手取って 労働者2人の解雇無効確認および勤労基準法違反による損害賠償請求を提出した。

去る6月23日、富川新鮮物流センターで働いていた二人の労働者は、 クーパンから「勤労契約期間が今年7月31日付で満了することにより、 勤労契約の終了をご案内します」という内容の携帯メールを受け取った。 被害者の会によれば、 契約解止通知を受けた7月、2人を除く労働者は全員契約が延長された。

被害者の会は彼らが業務上の負傷で療養中だったため、 この期間に解約されたのは勤労基準法違反だと主張している。 A氏の労災療養期間は8月24日、B氏は10月19日までだ。 勤労基準法によれば、使用者は勤労者が業務上の負傷または疾病の療養のために休業した期間と その後の30日間は解雇できない。

しかもA、B氏とも、クーパン物流センター内部の問題を指摘してきたため、 会は組織に対する弾圧だと主張している。 A氏は被害者の会の代表であり、 これまでクーパン内の防疫問題を公論化してきた労働者だ。 またB氏は5月に富川新鮮センターでのコロナ19集団感染により自宅隔離した後、 クーパンに謝罪を要求してきた。

A氏は訴訟を提起するにあたり 「使用者側から解雇理由についての説明はなかった」とし 「私はクーパンに入社して、誰よりも一生懸命働いたし、 遅刻や早退、欠勤したことは一度もない」と説明した。 彼は契約解止の理由があるとすれば、 「コロナ19集団感染を世の中に知らせ、被害者と一緒に戦ったため」とし 「私が働いてきた富川新鮮センターでクーパン発コロナ19集団感染事態が発生した時、 クーパンに問題を提起して被害者を助けるためにインタビューもして、 国会議員とも会って、熱心に走り回った」と説明した。

B氏は5月のクーパン集団感染事態について 「何の準備もできないまま六つの家族が離散家族のようにちりぢりに散って、 14日間を苦痛と恐れの中で過ごさなければならなかった」とし 「家族も経済的損失を受けた」と吐露した。 続いて「解雇の通報を受けた後、 人事チームに何度も電話と携帯メッセージを送ったが、 まだ回答はこない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-09-27 06:09:37 / Last modified on 2020-09-27 06:09:38 Copyright: Default

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