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韓国:女性団体「ソウル市関係者の証拠隠滅の試みが続く」
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ソウル市秘書室長「性暴力を知らなかった」…女性団体「真実を糊塗するな」

女性団体「ソウル市関係者の証拠隠滅の試みが続く」

パク・タソル記者 2020.08.17 17:20

故朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の性暴力幇助容疑で告発された オ・ソンギュ前ソウル市長秘書室長が 「朴元淳事件」に関する疑惑を全面的に否認したことで、 被害者の弁護人と支援団体がオ前秘書室長をはじめとする歴代秘書室長を糾弾した。 8月17日にはオ・ソンギュ前秘書室長が性暴力幇助疑惑を全面的に否認し、 8月13日にはキム・ジュミョン前秘書室長も同じ嫌疑を否認した。

[出処:チャムセサン資料写真]

オ前秘書室長は8月17日午前、ソウル警察庁女性青少年課に 業務上威力による強制醜行幇助容疑の被告発人の身分で出席して調査を受けた。 オ前秘書室長はこの日、立場文を通して 「告訴人や第三者から被害の訴えや人事異動の要請を受けたことは全くなく、 秘書室の職員の誰も被害の訴えを伝えられた事例があると聞いたことがない」 と被害者の主張を正面から否認した。 彼は朴元淳事件の被害者に対して 朴元淳市長と一緒に働いた職員を 「人格殺害」したとまで話し、むしろ被害者を攻撃した。

これに対して朴元淳事件被害者支援団体、 共同弁護団は、ソウル市の前秘書室長の立場に対する被害者側立場の報道資料を出して 「秘書室長は問題解決の責任者」とし 「知らんふりを続けても、口止めを主導してもならない」と指摘した。

被害者支援団体は 「被害者の今までの主張は全て事実に基づいたもので、 関連証拠資料は捜査機関や国家人権委に提出した」とし 「現状況を『悪意的に利用しているのではないかという強い疑問に感じる』 という(オ・ソンギュ)前秘書室長の立場は、 『悪意的に』真実を糊塗するもの」と明らかにした。

「オ・ソンギュ室長、被害者人事を含む人事報告書を直接市長に報告した」

被害者支援団体は「2018年11月2日付秘書室人事検討報告書」に言及して 「当時、オ・ソンギュ秘書室長は上の検討報告書を市長に報告したが、 市長は被害者の配転要請だけを不承認にして、 そのためオ・ソンギュ室長が市長室から出てきて人事担当職員に 『市長の意中が何かよく考えてみろということだ』とまで言った」と話した。

該当人事物検討報告書は、被害者たちが警察に提出した資料で、 被害者の人事を含む人事異動事項を検討した報告書だ。 マスコミによれば、報告書には市長室秘書(8級)として3年4月勤務している被害者が 今回の人事で7級に昇進した時に転職措置し、適当な後任者の検討を準備すると記されている。 昇進しなければ昇進が可能な部署への配転配置が必要で、 こうした人事検討の背景として 「公職生活および経歴に照らして実務部署の勤務が必要な時点であることを考慮」したものと言及されている。 だが朴前市長はこれを拒否し、 被害者は結局人事異動できないまま2019年7月まで、市長室勤務を事実上強要された。

被害者支援団体はこの他に、 被害者が配転を要請し続けた事実と、 これに関して関係者とやりとりしたメッセージを公開した。

▲担当課長との面談後の上司との対話(2017.6.15.) [出処:被害者支援団体]

2017年6月15日、被害者は担当課長の面談で部署移動要請を約束されたと見られる。 被害者は当時、上司に送ったメッセージで 「課長さんと話しましたが1月まではいることになりそうです」、 「(課長さんが)その時はなにがあっても市長を説得して必ず人員開発に送るといいました」とし、 課長との面談内容を伝えた。

▲当時5級の上司とのテレグラム対話画面(2019.6.28.) [出処:被害者支援団体]

2019年6月28日、被害者が秘書室から出ることが決定した後には、 被害者の上司が 「今度は必ず脱出できる」というメッセージを送り、 被害者が部署移動を望み続けてきたことを推察させるメッセージを送った。

ソウル市関係者の証拠隠滅の試みが続く

被害者支援団体は、ソウル市の関係者の証拠隠滅の試みも牽制した。 団体によれば、ソウル市庁の関係者の一部は ウソ発見器、対面調査、携帯電話任意提出などを拒否していることが明らかになった。

団体は上の立場文で 「ソウル市庁6階の人の一部が被害者とやり取りしたテレグラム内容全体を削除する行為、 テレグラムから脱退する行為で証拠隠滅を試みていることに遺憾を表明する」とし 「6階関係者がマスコミを通じて対面調査を望んでいると明らかにし、 被害者が要請に応じたのに対面調査の当日、 一方的に市庁6階関係者が対面調査などを一切拒否した事実がある」と明らかにした。

続いて「証拠に基づかないまま 『知らなかった、聞いていない』という無責任な言葉で世論を糊塗することは、 市長室6階の関係者」と強調した。

オ前秘書室長、立場文で被害者の主張を全面否認

オ前秘書室長はさらに被害者の主張は 「政治的な陰湿な攻撃」とまでした。 オ前秘書室長は「『告訴人側の主張を争う人が存在しない状況』で、 『秘書室の職員としては実体を知ることができない状況』を悪意的に利用しているのではないかという強い疑問を感じる」とし 「存在が確認されなかったり知らなかったことをどうして黙認したり助けられるのか? したがって、ソウル市の関係者が幇助したか、組織的隠蔽をしたという主張も 根拠のない政治的な陰湿な攻撃であり、攻勢だ」と明らかにした。

オ前秘書室長は被害者に対して 「朴元淳市長と共に 市政に臨んだ人々を人格殺害し、ソウル市の名誉を踏みにじっている」と非難した。 オ前秘書室長は 「告訴人側は合理的な疑問を持つことも、 はなはだしくは知らずに沈黙することも2次加害だという全体主義的な論理で沈黙を強要し、 朴元淳市長と共に市政に臨んだ人々を人格殺害して、 ソウル市の名誉を踏みにじっている」とし 「もしその当時、告訴人側が主張した通りに告訴事実が存在し、 これを私や他の職員が知っていたとすれば、 沈黙ではなく告訴人を助けて手続きのとおりに問題を解決したと確信する」と話した。

続いて「今回の事件を当事者として直接経験し、 被害者中心主義が伝家の宝刀になって 『事実の認定は証拠によらなければならない』という証拠裁判主義を一方的に無力化することが いかに危険なことかを判断させる」とし 「故朴元淳ソウル市長は 死後も深刻に名誉を毀損されている」と話した。

彼は故朴元淳市長に対して 「社会的弱者を真っ先に尊重して、 社会革新のために一生を捧げた人」と称し、 「過があったからといって、生涯全てを蔑視してはいけない」と話した。

一方、オ・ソンギュ前秘書室長は 朴元淳前ソウル市長の最側近に分類される市民団体出身の人物だ。 2011年、朴元淳ソウル市長候補の企画調整室長兼事務局長を歴任し、 2012年にはソウル市施設管理公団事業本部長を経て、 2013年には理事長になった。 その前には経実連環境開発センター政策室長、 市民社会団体連帯会議運営委員長などをしていた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可( 仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-08-26 15:34:44 / Last modified on 2020-08-26 15:34:46 Copyright: Default

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