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ソウル市、労働者大会の取り消しを要請…「強行すれば集合禁止命令」

「非正規職、脆弱階層危機…集会禁止は暴力」

キム・ハンジュ記者 2020.07.01 14:22

ソウル特別市が7月4日に開かれる 全国労働者大会を取り消すよう民主労総に要請した。

ソウル市は6月30日に民主労総側に文書を送り 「貴団体(民主労総)が開催しようとしている集会は、 大規模な人波が集まる集会の特性上、(コロナ19)感染の危険が非常に高く、 確診者が発生した時に追跡が事実上できないものと予想される。 7月4日の汝矣島公園一帯での集会の取り消しを要請する。 集会を強行すれば集合禁止命令を検討するほかはない」と明らかにした。

7・4民主労総労働者大会は、コロナ19で最も苦しむ非正規職と脆弱階層のための集会だ。 労働者大会の主要スローガンは、 ▲すべての解雇禁止、 ▲「全泰壹3法」争奪、 ▲非正規職撤廃、 ▲全国民雇用保険導入だ。 全泰壹3法は、 ▲5人未満事業場勤労基準法全面適用、 ▲特殊雇用労働者労働三権保障、 ▲重大災害企業処罰法制定だ。

中央政府と地方政府が非正規職と脆弱階層のための対策を出さず関連集会を防ぐという労働者たちの批判が荒い。 「非正規職もうやめろ」のキム・スオク共同招集権者はチャムセサンとの通話で 「われわれ自身で安全措置を取るのに、生計に苦しむ労働者があげる声を (ソウル市が)止めようとしている」とし 「脆弱階層のための対策もせず傍観する状況で、 集会禁止は暴力的で無責任な行為」と伝えた。

民主労総のソン・ボソク報道担当者は 「事前防疫を徹底的にして(労働者大会に)参加するように(民主労総の)指針が出た」とし 「事後措置もしっかりやるつもり」と話した。

公共運輸労組、民主弁護士会などの労働市民社会界も 7月2日にソウル市庁前でソウル市の集会禁止糾弾記者会見を行う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-07-07 01:44:46 / Last modified on 2020-07-07 01:44:48 Copyright: Default

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