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コルテック、労組に「復職当日退社」を提案…交渉決裂

解雇者ハンスト長引いて危険

キム・ハンジュ記者 2019.04.16 18:06

コルテック使用者側が13年間、 整理解雇闘争を続けてきた労組に 「解雇者復職当日退社案」を提示し、交渉が決裂した。

コルテック10次労使交渉が4月16日午前10時、 韓国ガス公社ソウル地域本部で開かれた。 使用者側が労組の要求を頑強に拒否し、 交渉はこの日の午前11時50分に終わった。

解雇者復職に対する労組の原案は「復職後・今年末退職」だ。 使用者側は今回の交渉でこれを受け入れず、「復職当日退社案」を提示した。 解雇者の整理解雇期間が13年になるが、 使用者側は一日だけ復職を容認するということだ。 共対委の関係者は 「今回の交渉で退職時点を調節できるという意見を労組が伝えたが、 使用者側は『復職当日退職』を頑強に固守した」と伝えた。

また使用者側は復職当日退社の案に 「職員としての一切の権利の放棄」の前提を付けた。 共対委の関係者は 「復職した解雇者が労働者の権利のために労組活動など、 さまざまなことができるのに、 使用者側はこれを憂慮したと見られる」と伝えた。

また使用者側は、整理解雇謝罪の要求について 労組も遺憾を表明すべきだと主張した。 労組の闘争で使用者側も被害を受けたという判断で、 「労使共同遺憾表明」を要求したと見られる。

続いて労組は解雇期間補償金も大幅に下げて提示したが、 使用者側は受け入れなかった。 労組によれば、使用者側は最初に提示した金額から変更はできないと明らかにした。

共対委は交渉終了後、報道資料を出して 「労組は交渉妥結のために、 復職方案と解雇期間補償について前向きな修正案を提示したが、 会社が不可の立場を固守しており、何の進展もない」とし 「労組は謝罪、復職、慰労金問題まで、 合意できる状況ではないため、 次期交渉まで労組の要求に近接できる案を提出することを要求して交渉を終えた」と明らかにした。

一方、金属労組コルテック支会のイム・ジェチュン組合員のハンストは36日目になっている。 イム組合員の体重は10kg以上減り、現在47kgしかない。 体重と脈博に問題が起きるなど、健康は良くない状況だ。

次期交渉は4月17日午前11時、 韓国ガス公社ソウル地域本部で開かれる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-04-22 23:27:52 / Last modified on 2019-04-22 23:27:53 Copyright: Default

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