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「韓国サンケン解雇撤回闘争勝利は、国際労働連帯の模範」

遠征闘争団を支援した日本人が韓国を訪問... 「連帯を強化しよう」

17.06.05 11:16 最終アップデート 17.06.05 11:16 ユン・ソンヒョ(cjnews)

▲韓国サンケン労働者を支援する会の尾澤孝司事務局長と尾澤邦子会計部長が5日民主労総金属労組慶南支部を訪問し、幹部と懇談会を持った。(c)ユン・ソンヒョ

韓国サンケンの「解雇撤回」という闘争勝利を導いた日本と韓国労働者たちが、 互いに感謝を伝えた。 日本で「韓国サンケン労働者を支援する会(以下、支援する会)」で活動した日本人たちが韓国を訪問し、新しい「連帯」を約束した。

韓国サンケンは日本のサンケン電気が全額投資して、昌原市の馬山自由貿易地域に工場を設置、 LED照明を生産してきた。 会社は昨年9月30日に経営上の理由で生産職全員を解雇し、 金属労組韓国サンケン支会は昨年10月16日から日本遠征闘争を行っていた。

遠征闘争団がサンケン電気を対象に闘争を始めると、 日本全国労働組合連絡協議会、ユニオンネットワーク、日韓民衆連帯全国ネットワークをはじめとする労働市民社会団体は昨年11月17日、 東京の文京区民センターで「支援する会」の結成式を開き、多様な活動を展開した。

支援する会は埼玉県にあるサンケン電気本社前で 遠征闘争団と共に出勤宣伝戦を行い、 遠征闘争団の交通費などを支援するための寄付を集めもした。

また、支援する会は遠征闘争団と共に今年3月26日、 埼玉県新座市公園で集会を開き、 「韓国サンケン電気は整理解雇撤回しろ」と工場包囲行動を展開した。

支援する会の力が加わり、韓国サンケンは「整理解雇撤回」をすることにした。 6月2日、会社は生産部門再稼働と16人全員の元職復帰などに合意した。

支援する会の尾澤孝司事務局長と尾澤邦子会計部長が韓国を訪問した。 彼らは去る3日から5日までの3日間、昌原と蔚山地域の労働現場を訪問した。

彼らは韓国サンケンを訪問し、労働者たちと「友情」を確かめあい、 馬山3・15義挙塔と烽下村の故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の墓地に参拝した。 彼らは蔚山科学技術大学前の非正規職テント座込場と下請労働者座り込み現場も訪問した。

彼らは韓国最後の日程として、 5日午前に金属労組慶南支部を訪問し懇談会を開いた。

尾澤孝司事務局長は 「闘争勝利をお祝いする。 日本遠征闘争にきた時、どうすればいいのかとても心配した。 韓国にある労組、日本で戦う人、支援する人が連帯して勝利を勝ち取れた」とし 「私たちも共に闘争して多くのことを学んだ。 今回の機会に、今後、これ以上日本企業が不当解雇をさせないように戦おう」と話した。

尾澤邦子会計部長は 「韓国の労働者たちは同志愛が強いようだ。 私たちが多くのことを学んで行く」と話した。

金属労組慶南支部のホン・ジウク支部長は 「感謝という言葉では足りない。 韓国サンケンの不当整理解雇撤回闘争と遠征闘争は長い時間だったが、勝利した」とし 「今回の闘争は国際連帯の模範を見せたし、 労働者は一つだという原則にふさわしく勝利した。 国際連帯を拡散させる契機にしていこう」と話した。

韓国サンケン解雇者復職闘争委のキム・ウニョン議長は 「韓国サンケン労働者だけの勝利ではなく、金属労組闘争の勝利であり、 日本連帯闘争の勝利だ」とし 「今回の勝利で労働者の国際連帯を固める踏み台を作る」と話した。

▲韓国サンケン労働者を支援する会の尾澤孝司事務局長と尾澤邦子会計部長が5日民主労総金属労組慶南支部を訪問して幹部と懇談会を持った。(c)ユン・ソンヒョ

著作権者(c)OhmyNews(市民記者)、無断転載および再配布禁止

原文(OhmyNews)

無断翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2017-06-05 15:29:33 / Last modified on 2017-06-05 15:29:34 Copyright: Default

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