韓国:ハン・ガンホ烈士葬儀行われる | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
ハン・ガンホ烈士葬儀353日目に行われる…「鄭夢九拘束は残っている」良才洞現代車本社前に集まった600人、デモ行進と告別式進行
パク・タソル記者 2017.03.04 17:12
ソウル市良才洞の現代自動車本社前で、 ユソン企業支会のハン・ガンホ烈士の告別式が行われた。 353日という最長の烈士闘争の末に、烈士は天安のプンサン公園墓地に眠った。 民主労働者葬で行われた烈士の葬儀には、全国から約3500人の葬儀委員が参加した。 3月4日午前6時に忠北道の嶺東病院葬儀場で行われた始め、午前7時30分にはユソン企業嶺東工場で路祭を行った。 午前11時30分、ソウル市良才洞の現代車本社前では全国金属労組ユソン企業支会および労働社会団体、市民社会など約600人がソウル市良才洞の現代車本社前までの行進を行った後に告別式を開いた。 ソウル市良才洞のATセンターから1kmに達する行列は、先導隊の歌に合わせて現代車本社前へと行進した。 12時から始まった告別式は、厳粛な雰囲気の中で執り行われた。 烈士の略歴は「短いが激しかった人生」に要約された。 ユソン嶺東支会のパク・ポムシク副支会長は 「2011年5月18日、用役チンピラを立てたユソン企業の職場閉鎖の後、 (烈士は) 2014年まで3回の現場代議員を歴任し、労組破壊と激しく正面から闘った」と説明した。 パク支会長は「烈士は強く金を持っている者に屈服せず、不正と妥協しなかった」とし 「短いが激しく、意味のある人生を生きられた」と話した。 ユソン嶺東支会のキム・ソンミン支会長は「いつも端っこにいた人」だと回想した。 キム支会長は「ハン・ガンホ烈士は一番苦しい時に幹部になり、誰も行こうとしないところをまず訪ねて行った」とし 「あまり残っていない彼の写真は、いつも彼が端っこにいた」と話した。 続いて「最も光りたい時期にも最も隅で静かに自分の人生を燃やし、私たちを照らしてくれた」と付け加えた。 ▲労組弾圧で苦しんだ烈士の霊魂をなだめる鎮魂巫が行われるとあちこちからため息音があがった。 「労組破壊を指示した現代車の鄭夢九を監獄へ」統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長が最初の弔辞をした。 白所長は「うらめしく虐殺されれば、葬儀ではなく、腹いせをしなければならない」と話した。 白所長は「ハン・ガンホ烈士を土に埋めず、殺人魔の鄭夢九(チョン・モング)を埋めなければならない」とし、 「鄭夢九と朴槿恵を監獄に送らなければならない」と声を高めた。 ユソン氾国民対策委に所属する人権運動サランバンのミョンスク活動家は、烈士の死に謝罪しないユソン企業を批判した。 ミョンスク活動家は「ユソン企業は、烈士闘争には他の目的があるのではないか、 なぜ現代車に行って、全経連に行くのかと尋ねたが、 死なせた人を処罰させようということがやり過ぎなのか」とし 「労組を壊し、労働者を困らせる方がやり過ぎだ」と一喝した。 ミョンスク活動家は「まだ、鄭夢九をはじめとする経営陣は処罰されていないが、 現代車の処罰の根拠は明からになっている」とし 「烈士が望む世の中を作るために最後まで戦う」と力説した。 民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は 「労組破壊のない世の中を約束して烈士を永遠に記憶する3月にしよう」と述べた。 チェ職務代行は「ユソン資本は緻密な企画と野蛮な暴力といじめで民主労組を踏みにじり、組合員を虐待した」とし 「ついに柳時英(ユ・シヨン)を拘束したが、社長1人を拘束するのに6年かかった。 惨憺たる大韓民国を見た」と批判した。 353日目に有難く申し訳ない同志を送るにあたって烈士の散花後、 353日間一番前で戦ったユソン支会の組合員たちも舞台に上がった。 ユソン嶺東支会のパク・ヒョジョン組合員は、 直接書いた手紙を朗読した。 「私は先輩を送れないようだがどうしよう。 誰も先輩に悪いと言わなかった。 誰も先輩に申し訳ないと言わなかった。 柳時英が拘束されたから先輩を送る? 先輩をこんなにした奴らはノコノコと息をして暮らしていて、 生きていてご飯だけはしっかり食っているのに、くやしくてどうして行けるか。 先輩のことを考えるだけで、のどから熱いものが上がってきて、涙が出るのに、 お母さんやソッコ先輩のことを考えて送ってやるべきなのに、私はわからない。 先輩を殺したやつらがひざまずいて謝罪するのを見なければ送れないように思うが、 それは私の気持ちでしかなく、やろうと言われるままやらなければならないだろう。」 烈士の実兄で、ユソン支会のクク・ソッコ組合員は 「どこの兄が弟を冷たい冷凍庫に一年近く安置したかったか」とし 「多くの仲間と市民が連帯してくれたので、弟を気持よく送れるようになった」と述べた。 彼は「まだ戦いは終わらないし、 労組破壊シナリオを進めた現代自動車の鄭夢九を処罰する闘争をする」とし 「鄭夢九が拘束される日、 仲間たちにまたあいさつする」と言葉を続けた。 葬儀委員会は烈士に献花して、午後2時頃に告別式を終えた。 続いて天安プンサン公園墓地に移動して烈士を安置し、葬儀を終えた。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-03-06 07:37:17 / Last modified on 2017-03-06 07:38:56 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |